こんにちは!
iPhoneって年々高くなってるような気がしますよね。
でも、
「電化製品は常に最新のものを使いたい!」
「実は毎年買い換えた方がお得なのでは?」
「新しいの買いたいけど高いなぁ…」
と思うあなたはぜひこの記事を見てiPhoneの購入を再考してみてください!
結論から言うと
iPhoneは毎年買い替えが維持費としては安い!は嘘
なぜそうなるのかをここではしっかりと厳密にインチキ一切なしでシミュレーションをおこなっていきますので、一緒に確認していきましょう!
iPhoneを毎年買い換えた場合の費用

では、本記事でお勧めしている場合のiPhoneを毎[ad]年買い換えた場合のコストについて解説していきますよ。
まず前提として、iPhoneはキャリアから購入するのではなく、SimフリーのものをApple公式から購入するとします。
そして、手元に残った旧機種はメルカリやラクマで売りましょう。
実質コスト= 新機種の購入金額 ー 旧機種の売却益
という計算式です。
結論から言うと毎年買い換えた場合の実質コストは年4万弱です。
iPhoneの最新機種発売当初の値段

発売当時のiPhone8から現在最新のiPhone12までのApple公式からの税込価格を見ていきましょう。
ストレージは一番下のものとします。
消費税は2019年の10月から10%となりました。iPhoneSE2以降には10%適用。
機種 | 税込価格 | 発売日 |
iPhone8 | 85104 | 2017年9月 |
iPhoneX | 121824 | 2017年11月 |
iPhoneXS | 121824円 | 2018年9月 |
iPhoneXR | 91584円 | 2018年10月 |
iPhone11 | 80784円 | 2019年9月 |
iPhone11Pro | 115344円 | 2019年9月 |
iPhoneSE2 | 48384円 | 2020年4月 |
iPhone12 | 94380円 | 2020年10月 |
iPhone12Pro | 117480円 | 2020年10月 |
こうしてみるとiPhoneSE2の安さが際立ってますね。
旧機種を売却した場合の利益

では次にひとつ前のiPhoneをメルカリやラクマで売却した場合を見てみましょう。
メルカリとラクマにて最小ストレージのiPhoneを新機種発売直後に売り切れたものだけの価格を抽出して幾つかの平均を取りました。
ラクマの手数料は2021年現在6.0%。メルカリの手数料は10%。
ここは、手数料の大きいメルカリに合わせて10%引かれた額を利益とします。
機種 | 売上価格 | 利益(-10%後) | 売れた時期 |
iPhone8 | 58000円 | 52200円 | 2018年10月 |
iPhoneX | 91000円 | 81900円 | 2018年12月 |
iPoneXS | 78000円 | 70200円 | 2019年10月 |
iPhoneXR | 56000円 | 50400円 | 2019年11月 |
iPhone11 | 67000円 | 61300円 | 2020年10月 |
iPhone11pro | 10100円 | 90900円 | 2020年10月 |
結局、毎年いくら払えば最新機種を買えるのか?
上記で載せたApple公式によるSIMフリーiPhoneの発売当初の税込価格とメルカリ・ラクマでの売却益を引き算することで、実質のランニングコストを計算します。
旧機種→新機種 | 買換え時期 | 旧機種売却益 | 新機種購入価格 | 実質ランニングコスト |
iPhone8→iPhoneXR | 2018年10月 | 52200円 | 91584円 | 39384円 |
iPhoneX→iPhoneXS | 2018年12月 | 81900円 | 121824円 | 39924円 |
iPhoneXR→iPhone11 | 2019年11月 | 50400円 | 80784円 | 30384円 |
iPhoneXS→iPhone11pro | 2019年10月 | 70200円 | 115344円 | 45144円 |
iPhone11→iPhone12 | 2020年10月 | 61300円 | 94380円 | 33080円 |
iPhone11pro→iPhone12pro | 2020年10月 | 90900円 | 117480円 | 26580円 |
基本的に下位機種を使っている人は下位機種の最新、上位機種
(Pro等)を使っている人は上位機種の最新に買い換えることを想定。
年によって波がありますが、平均すると約35000円で新機種が毎年手に入ることになります。
2年おきに買い換えた場合

同様の計算で2年おきに買い換えた場合のシミュレーションを行ってみます。
iPone8→iPhone11
iPhoneXS→iPhone12pro
iPhoneXR→iPhone12
といった乗り換え方ですね。
2つ前の旧旧機種を売却した場合の利益
機種 | 売上価格 | 利益(-10%) | 売れた時期 |
iPhone8 | 49000円 | 44100円 | 2019年10月 |
iPhoneX | 51000円 | 45900円 | 2019年11月 |
iPhoneXR | 52000円 | 46800円 | 2020年11月 |
iPhoneXS | 57500円 | 51750円 | 2020年12月 |
意外だったのが、段々と年月を経てくると上位機種と下位機種の価格差が縮まることですかね。
結局、2年おきに買い換えた場合のランニングコストは?

旧機種→新機種 | 買換え時期 | 旧機種売却益 | 新機種購入価格 | 実質ランニングコスト |
iPhone8→iPhone11 | 2019年10月 | 44100円 | 80784円 | 36684円 |
iPhoneX→iPhone11pro | 2019年11月 | 45900円 | 115344円 | 69444円 |
iPhoneXR→iPhone12 | 2020年11月 | 46800円 | 94380円 | 47580円 |
iPhoneXS→iPhone12pro | 2020年12月 | 51750円 | 117480円 | 65730円 |
という結果になりました。
四パターンを全て平均すると2年間でのランニングコストの平均は548559円となりました。
一年あたりに換算すると27429円です。
結論 毎年買い替えの方が安いは嘘

私がネットで検索した記事で毎年買い換えた方が安いと謳っている記事はたいてい、メルカリでの手数料分を入れてなかったり、売れてもない機種を売れている前提で計算していたりと、少し正確性に欠けていました。
今回はそういったインチキ一切無しでシミュレーションしたところ2年おきに書き換えた方が安いという結論になりました。
毎年最新機種にした場合は一年あたり35000円
2年おきに買い換えた場合は一年あたり27000円
と言う結果でした。
2年おきに買い換えた方が一年あたりの出費は8000円抑えられる計算です。
ただ、この8000円の違いというのが意外という人も多いのではないでしょうか。
私個人の意見では、毎年最新機種を手に入れられるならば、8000円程度なら安いと思ってしまいます。
それでも毎年買い替えを推奨する理由

実は私は毎年買い替え推奨派です。
なぜならば、
理由1:iPhoneを新品で買ってから1年間はAppleの保証が付く
理由2:2年も使うとバッテリーは劣化する
という点から私は毎年買い替えいいのではないかと考えてます。
だって、iPhoneって保証なしで壊れたらほぼ本体価格分の修理費かかりますし、バッテリー交換費用だって7000円だったり5000円だったりしますから。
最後は好みですけど、意外だったと思う人は多いのではないでしょうか。
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