一つ前の記事にAnker PowerCore Fusion 5000について書いたと思うのですが、実はその直前にiWalkを購入していました。
私が購入したのは、iPhone用のLightning端子のモデルでした。
しかし、一週間もしないうちに使わなくなってしまいました。
一言で言うと、本来ならばメリットであるはずのLightning端子と一体型であることが、私にとってデメリットになってしまったのです。
誤解のないように、iWalkはもちろん素晴らしい製品です。
私の使い方に合わなくなったため、使わなくなってしまいました。
今日はiWalkの使わなくなった理由とそもそもなぜ購入したかを説明しようと思います。
使わなくなった理由4つ
繰り返しになりますが、こちらのミニマリストの間で人気高いiWalkのモバイルバッテリー。
私は、これを購入して使っては見たものの一週間ばかりで使わなくなってしまいました。
理由は以下4つです。
持ちにくい。

まずこれです。
実際にiPhoneに挿すとこのようにホームボタンの真下に細長いタンクが直付されるわけです。

その時に片手で持とうとするとこのようになります。
まあ、実際はちょっと持ちづらいなあぐらいで済むのですが、外での使用を考えるとスルッと落としてしまいそうで不安になるんですよ。
縦持ちしかしない人はそんなに不安はないですが、ゲームなどで横持ちを良くする人は特に注意です。
私はゲームもプレイするのですが、モバイルバッテリーごとiPhoneをつかまねばならぬので、これがもちづらくて仕方ないんです。
モバイルバッテリー分リーチを伸ばさねばならぬ届くはずのボタンに届かず敵にやられてしまうなんてことは茶飯事。
一見、メリットではあるのですが、デメリットの面が見過ごされてる感が強いです。
以上、ゲームプレイヤーからの一つ目の理由でした。
意外と厚い。
次にこれ。
意外と厚いです。

上からiPhone8と並べてみると良くわかると思います。
ポケットにiPhoneはすんなりと入るのですが、iWalkは厚みがあるので、スッとは入らず軽い引っ掛かりがある感じです。

また、ポケット部が膨らみ少し歩きづらいです。
ジーンズにはちと厳しいでしょう。

置くとこんな感じ。
実はiWalkの端子キャップが邪魔をして、ここまで浮いてしまうんですよね。

机に置いたままホームボタンを押そうとすると端子部分がバキッと折れてしまわないか心配になります。
じゃあ逆にさせばいいのでは?と思うかもしれませんが、

逆に挿すとこうなります。
そうです。キャップがホームボタンを邪魔するのです。これはホームボタン廃止したiPhone X以降も変わりません。
要するに置いて使うには適さないのです。
以上、iWalkの厚さについての理由でした。
iWalkとiPhoneの間にある隙間。
様々な厚さのスマホケースに対応するため、この隙間は作らざるを得なかったんでしょう。

しかし、iPhoneを裸に使っているとiWalkとの間にこれだけの隙間ができてしまいます。
隙間があると何が問題かと言うと、それだけ外れやすく、端子に負荷がかかりやすいと言うことです。
隙間に何かしら引っ掛けて外れてしまう可能性があります。
この隙間があるせいで、左右に少し揺れてしまうのも残念です。
以上、iPhone裸使用者からの理由でした。
最後に端子一体型がもたらすデメリット。

これはiWalkだからというよりも端子一体型の大半のモバイルバッテリーに言えることなのですが、充電コードの長さが選べません。
そして大抵は短いか、iWalkのように端子一体です。
私はモバイルバッテリーをリュックのサイドポケットやショルダーバッグに入れて、そこからコードのみを伸ばしてポケットにあるiPhoneにブッ挿すという使い方を多用していました。
iWalkはそれができません。
iPhoneとiWalkごとポケットに突っ込むか、iPhoneごとカバンにしまうかのどちらかでした。
ポケットに入れると少しもっさりします。
iPhoneはポケットに入れておきたい派だったので私には端子一体型のモバイルバッテリーがそもそも適しませんでした。
以上、一体型モバイルバッテリー全般に言えるデメリットでした。
さんざんデメリットを話しましたが、メリットもあります!
長きにわたってiWalkのデメリットを書いてしまいましたが、間違いなく買うべき人もいます!
ただ単に私には合わなかっただけであり、ちゃんと合う人もいます。
ではどんな使い方をする人が合うのか。
- 手ぶらでもモバイルバッテリーを持ちたい人
もしくは
- スマホは「ポケットへ」ではなく鞄派
もしくは
- 1gでも荷物を軽くしたい人
現状、手ぶらでもサッと持っていけるモバイルバッテリーは限られており、その中でもかなりの軽さなのがiWalkです。
なんと92gです。
92gといえばiPhone11の約半分です。
iPhoneに挿したまんまポケットに入れるともっさりするとは言いましたが、背に腹は変えられぬ。
手ぶらで出かけるならこれ以外に選択肢はないというほどのコンパクトと軽さです。
右ポケットにスマホ、左ポケットにiWalk、尻ポケットに財布なんていうのはどうでしょう。
また、非常に軽いので、非常用として常時鞄に突っ込んでおくなんて使い方ができるのもiWalkの魅力でしょう。
すごく良いモバイルバッテリーであることは間違いないです。
上記の使い方をする人たちは間違いなく買いですね。
まとめ
残念ながら、モバイルバッテリーは鞄派の私にとってiWalkはあまり適していなかったわけですが、製品としてはかなりいいものであるのは間違い無いです。
合う人と合わない人がいる。という事実について書かれていることがあまりに目にすることがなかったため今回こう言った記事を書かせていただきました。
私はiWalkからAnker PowerCore Fusionに乗り換えることにしましたが、逆にAnkerが不適でiWalkの方が使いやすい!という人もきっといらっしゃるでしょう。
どちらも一長一短というわけです。
今回はこういう人には合うだろうという一つの指標を提示できていたら嬉しいです。