エアコンの電気代を徹底比較!可能な限りおトクにする方法を大公開!
エアコンの電気代。
他の電化製品と比較しても家計費の占める割合が高いですよね。
そのため、エアコンの電気代に関しては、少し敏感になりがち。
そして、「エアコンのつけっぱなしは節約になる」「冷房と比較すると暖房の方が電気代が高い」などの噂を耳にしたことがある方も多いと思います。
果たしてこれらは本当なのでしょうか?
本記事では、エアコンの電気代の比較のために
「つけっぱなし」vs「こまめにオンオフ」
「冷房」vs「暖房」
「新型エアコン」vs「旧型エアコン」
「エアコン」vs「ヒーター」
などの様々なケースをご紹介していきます!
目次
「つけっぱなし」と「こまめにオンオフ」の電気代を比較
まずは、「つけっぱなし」と「こまめにオンオフ」の電気代を比較してきます。
みなさんは、どちらの方が電気代が安いと思いますか?
じつは、つけっぱなしの方が電気代が安くなるんです。
基本的にエアコンは、温度を一定に保つのにそれほどエネルギーを必要としません。
エアコンが室内の空気を温めたり、冷やしたりして、お部屋の温度を変えようとしている時に、多くの電力を消費します。
そのため、つけっぱなしにしておくと、お部屋の温度を変えずに済むので、電気代はかかりにくいです。
一方で、つけたり消したりを繰り返すと、お部屋の温度が元に戻った状態から、再び温度を下げたり上げたりする必要があるので、電気代が高くなるんですよ…。
ただ、仕事や旅行でほとんどお家にいないのに、エアコンをつけっぱなしにすると、それはさすがに電気代の節約にはなりません。
つけっぱなしの方が安くなるのは、お家にいる時間がだいたい3時間まで。3時間以上外出する方は、エアコンを切ってお家を出ましょうね♪
「冷房」と「暖房」の電気代を比較
「冷房」と「暖房」の電気代を比較していきます。
まずは、資源エネルギー庁が2013年に出した、「1世帯が1年間に消費するエネルギーの使い道の内訳」のグラフをご覧ください。
(参照元:資源エネルギー庁「平成24年度エネルギーに関する年次報告」エネルギー白書2013 )
明らかに暖房の方がエネルギーの消費量が大きいのがわかりますね。
つまり、「冷房と比較すると暖房の方が電気代が高い」というわけです!
先ほども言ったように、エアコンは、温度を一定に保つのにそれほどエネルギーを必要としません。
典型的な夏の場合、外の気温が30℃でエアコンの設定温度は25℃程度なので、エアコンはお部屋の空気を5℃だけ冷やせばいいですよね。
一方で冬の場合は、上の図のように15℃もお部屋を温めないといけません。
その差は比較すると歴然ですね。だから、暖房の方が電気代が高くなってしまうのです。
「きれいなエアコン」と「汚れたエアコン」の電気代を比較
エアコンが汚れていると電気代が高くなってしまうのは有名な話。
綺麗なエアコンと汚れているエアコンで、具体的には電気代にどのくらいの差が出るのでしょうか?
そんな疑問を解消するため、エアコン掃除のプロに
「エアコンクリーニングで内部をきれいに掃除すると、エアコンの効きが良くなって電気代が安くなると聞いたのですがそんなことはありますか?」
と質問してみたので、プロの回答をご紹介します!
カギとおそうじのカワタケさん(東京都)
株式会社吉田エンタープライズさん(東京都)
エアコンクリーニングをすると、電気代を20%カットすることができます。
汚れたエアコンときれいなエアコンでは、電気代に約20%もの違いが出ることがわかりましたね♪
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「古いエアコン」と「新しいエアコン」の電気代を比較
色々な節約術を試してみたけど、電気代が安くならない…。
そのエアコン、もしかしたら古くてこれ以上効率よく稼働させることができないのかもしれません。
そんな時は、思い切って新しいエアコンに買い替えることを検討するのも良いのではないでしょうか。
基本的に、最近のエアコンは節電対策にも力を入れており、かなり電気代を安く抑えることができると思います。
他の電化製品に比較して消費量が多いエアコンだけに長い目で見れば、前向きな投資といえますよ!
まとめ
いかがでしたか?
エアコンの電気代は、使い方やエアコン自体の仕様や構造をしっかりと比較検討することで、節約することは大いに可能です。
また、扇風機のような電化製品を併用すれば、格段に効率性もアップします。
もちろん、定期的な掃除やメンテナンスも忘れてはいけません。
エアコンの電気代を節約して、快適な夏や冬を過ごしてくださいね!