プラスチックやゴムのベタベタは湿気が原因!簡単に取る方法を5つ紹介
長く放置していたゲームのコントローラーや、プラスチックのケース、リモコンを触って、「ベタベタする!」と感じたことはありませんか?プラスチックやゴム製品から出てくるベタベタは水拭きしても取れず、意外と厄介。今回はこれらのベタベタの原因と、キレイに取って元どおりにする対処法を紹介します。
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目次
プラスチックやゴムのベタベタの原因は「湿気」
スニーカーのソールや輪ゴムを巻いた物など、長年使っていないゴム製品やプラスチックに発生するベタベタ。水拭きで取れないことからも、ただの汚れではなさそうですよね。実はこのベタベタ、湿気が関係しているのです。
物が空気中の水分と反応して起こる分解反応を「加水分解」と言います。この加水分解のせいでプラスチックやゴムが劣化し、ベタベタが発生してしまうのです。日本は夏は蒸し暑く、湿気がすごいため、加水分解が起きやすい環境となっています。
プラスチックやゴムのベタベタを簡単に取る方法3選
家庭にある身近なものでプラスチックやゴムのベタベタを取る方法を紹介します。軽いベタベタを落としたい時には以下の3つを使った方法を試してみましょう。
・消しゴム
・ハンドクリーム
キッチンハイター
【業務用 塩素系除菌漂白剤】キッチン泡ハイター 1000ml
家庭によくある台所用漂白剤の「キッチンハイター」を使っていきます。
キッチンハイターは、布巾やコップなどさまざまなものを漂白できます。中性洗剤では落とせない頑固な汚れも取れるので、キッチンには必須のアイテムです。
・手袋
・ティッシュ
・キッチンハイター
キッチンハイターは刺激が強いので、皮膚につかないように気をつけてください。手袋と、作業中の換気を忘れずに!
まずはティッシュをキッチンハイターに浸します。
キッチンハイターを浸したティッシュをベタベタの上にかぶせ、10分ぐらい置いてパックします。ベタベタがひどい場合はもう少し長めに置いておきましょう。
しばらくパックしておいたら、乾いたティッシュで拭きましょう。
消しゴム
これも多くの家庭にあるでしょう。お金をかけずに一番簡単に試せそうです。でも、頑固なベタベタの場合は取りきれない可能性が。酷いベタベタにお困りの人には他の方法をおすすめします。
・消しゴム
消しカスと一緒にプラスチックやゴムのベタベタが取れます!
ハンドクリーム
こちらも日常的に使っているもので気軽に試せますね。あとは布を用意するだけ。
・ハンドクリーム
・乾いた布
ハンドクリームは、指先に乗るぐらいの量を取りましょう。プラスチックやゴムのベタベタの上に塗っていきます。
乾いた布でハンドクリームを拭き取りましょう。ベタベタも一緒に取れます。
プラスチックやゴムのベタベタをしっかり取る方法2選
・重曹
ここからは、しっかりとプラスチックやゴムのベタベタを落としたい人に向けた方法を紹介します。かなりベタベタがしつこい場合は、この2つのどちらかを試すのがおすすめ。
エタノール
まず、エタノールを使う方法です。消毒用エタノールでもいいですが、無水エタノールがあると他の掃除にも使えて便利。ドラッグストアで購入できます。
・エタノール ※1
・メラミンスポンジ※2
・いらない布
※1 強力なのは無水エタノールですが、軽いベタベタなら除菌ウェットティッシュなどでもOKです。
※2 メラミンスポンジは「激落ちくん」で有名な、研磨力のあるスポンジです。
まず、エタノールでプラスチックやゴムのベタベタな部分を拭いていきます。
エタノールだけでは落ちなかったベタベタを、お湯につけたメラミンスポンジでこすって取ります。
重曹
家中の掃除に大活躍の重曹。実はベタベタ汚れにも使えます!
・重曹
・お湯
・洗面器などの容器(ベタベタが付いているものが入る大きさのもの)
・シリコンスプレー
シリコンスプレーのおすすめ商品はこちら
KURE(呉工業) スーパーシリコンスプレー 420ml
シリコンスプレーはベタベタだけでなく、滑りの悪い扉や切れ味の悪くなったハサミなどに潤滑剤としても使えます。1つあると重宝しそうですね!こちらは無香タイプのスプレーなので、室内でも使いやすい商品です。
用意したお湯に重曹を入れて、溶かします。お湯100mlに対し、重曹は小さじ1杯です。お湯は45℃程度が最適。
半日から1日程度、プラスチックやゴムのベタベタがついたものをつけ置きしておきます。電子機器など水につけ置きできないものには、お湯100mlに対し重曹小さじ1杯で作った重曹水を歯ブラシなどにつけ、磨いていきましょう。
水でこすりながら洗い流しましょう。
重曹水につけると、ベタベタが付いていた部分の色が少し薄くなってしまうことがあります。
シリコンスプレーは本来、潤滑剤やツヤ出しの役割を担ってくれるものですが、色落ちしたところにシリコンスプレーをかけると、色が戻ったようなツヤ感が出ます。
プラスチックやゴムがベタベタにならないための予防方法
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ベタベタを掃除した後にはベビーパウダーを使うことがおすすめです!ボディケアに使うアイテムですが、想像以上に便利なんですよ。ゴム以外にシリコン素材のベタベタ対策にもなるのでおすすめです。
なぜベビーパウダーが使えるの?
そもそもゴムやプラスチックのベタベタは、湿気による加水分解が原因でしたね。空気中の水分で分解されてベタベタになるのなら、粉をまぶしてサラサラに!というのがベビーパウダーを使った作戦です。
また、ベタベタになる前にベビーパウダーを付けておくのもアリ。そういった軽くメンテナンスするだけでも防ぐことができます。
ベタベタをとる手順
まずはベタベタを取りましょう。上で紹介した方法で、軽くでもいいです。ベビーパウダーを薄くつけるだけでもサラサラになりますが、これは一時的な対処。
ある程度洗ったら、水洗いをしてしっかり乾燥させます。このとき濡れていると、水分と反応してベビーパウダーがいろんなところに付いて大変です。
キレイになったゴム部分にベビーパウダーを塗りましょう。かな~り薄く塗るだけでサラッサラになります。耳かきに乗るぐらいの少量でも十分かも知れませんので、使い過ぎにご注意を。
ただし精密機械には使わないように!ベビーパウダーが故障の原因になるかもしれません。
そもそもベタつかないようにするには
プラスチックやゴムのベタベタを発生させないためにはどうすれば良いのでしょうか。
保管の仕方を見直す
ベタベタは湿気によって発生するもの。そのため、ゴムやプラスチックが使われているものは、
・しまっている場所の空気の入れ替えをする
・乾燥材と一緒に保管する
とにかく湿気から守ることが大切です!カメラなどの高価なものはドライボックスに入れるという方法もあります。
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カメラみたいに、高価だけれど毎日使うわけではないといった、湿気に弱いものにはうってつけの商品です。このボックスを使って湿気から守ってあげましょう。
まめに使うようにする
プラスチックやゴム製のものは、定期的に使うことでもベタベタの発生を防げます。物の表面に水分が溜まらないので、手にとって使うほど、ベタベタは出てこなくなるんです。
プラスチックやゴムのベタベタ具合に応じて適切な処理を
プラスチックやゴムの厄介なベタベタの原因は、湿気でした。そんな落としにくいベタベタ汚れも、消しゴムのような案外身近なもので簡単に取れるかもしれません。
重度のベタベタの場合は、エタノールがおすすめです。そして暑い季節は、ベタベタが発生しそうなゴムやプラスチックが使われているものは湿気のない場所で保管するようにして、ベタベタが出てこないようにしましょう。
※本記事の内容は、本記事作成時の編集部の調査結果に基づくものです。
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