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更新日: 2024年10月17日

ヘアブラシの洗い方とは?素材別のやり方や使う洗剤を解説

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髪をとかすのに毎日使うヘアブラシ。よく見てみたら髪の毛やほこりがびっしり! ゴミがたまったヘアブラシをそのまま使い続けていると、髪の毛や頭皮のトラブルにつながってしまうかも……。

今回は、ヘアブラシのお手入れ方法を解説します。ヘアブラシの素材ごとにおすすめのお手入れのやり方が違うので、要チェックですよ♪

ヘアブラシの素材別おすすめのお手入れ方法

ヘアブラシと一口に言っても、その素材はさまざま。大きく分けて、以下の3種類です。

プラスチック製のヘアブラシ
木製のヘアブラシ
動物の毛で作られたヘアブラシ

しかも、素材ごとにおすすめのお手入れの仕方が違います。そこで、まずはお持ちのヘアブラシに合ったお手入れ方法をチェックしてみましょう♪

ラクする 手で取る クリーナー 水洗い つけおき
プラスチック製
木製 ×
動物の毛 ×

お手入れの方法は主に表の通り。それぞれのマークの意味は以下です。

・◎ → おすすめのお手入れ方法
・〇 → してもOKなお手入れ方法
・△ → どうしてもするというならギリOKなお手入れ方法
・× → NGのお手入れ方法

プラスチック製ヘアブラシは「つけおき」

プラスチックのヘアブラシは、手頃な価格で手に入れやすいですよね。持ち運びもしやすいのでお持ちの方も多いと思います。そんなプラスチックブラシは「つけおき」洗いでのお手入れがおすすめ。お手入れの頻度は、1週間に1度はやっておきたいですね♪

木製のヘアブラシは優しく「水洗い」

木の自然なぬくもりや上質な手触りなど、木が持っている質感を楽しむことができる、木製のヘアブラシ。静電気も起こしにくく、使い心地のよいブラシですよね。木製のヘアブラシは基本的に、布や綿棒で汚れを拭くのが基本のお手入れです。

どうしてもひどく汚れているときだけ、水洗いしましょう。なぜかというと、木の部分が水で傷んだり、水気がカビの原因になったりするから。クッション部に耐水性があまりないものもあります。買ったときにどういう特徴のものか、確認してみてくださいね。

また、ブラシではなくつげ櫛をお持ちの方、またはつげ櫛を使い始めようか迷っている方は「つげ櫛のお手入れに椿油は欠かせない!餃子にラー油が必要なようにね」を読んでみてください。椿油を使ったつげ櫛の正しいお手入れ方法と、つげ櫛のいいところをご紹介しています♪

動物の毛のヘアブラシは汚れを「手で取る」

豚やイノシシなどの動物の毛を使っているヘアブラシ。髪にツヤを出してくれることから、ヘアブラシにちょっとこだわりたい人は持っているかもしれません。

そんな動物の毛で作られたヘアブラシは、水洗いがおすすめできません。水洗いをすると、毛が抜けてしまったり、ハンドル部分がひび割れたりするかもしれないのです。

だから水を使わない、汚れを「手で取る」方法がイチバン! お手入れの理想的な頻度は、2~3日に1回。日頃からきちんとお手入れをして、水洗いの必要がないキレイな状態に保っておきましょう♪

動物の毛のヘアブラシの汚れがどうしても気になってしまうから水洗いしたい……。確かにあまりおすすめはしないので、どうしても取れないぐらい汚れたときだけにしましょう。月に1回以上はしないようにしてくださいね。

ヘアブラシをラクしてお手入れする方法

ラクすると豪語したものの、これを「お手入れ」と呼ぶにはちょっと異議あり!という方もいるかもしれません。ごめんなさい……。そもそも汚れをためない方法です。

それは「ヘアブラシにネットやガーゼをつける」! ヘアブラシに髪の毛やホコリがたまったなと思ったときにネットやガーゼを交換するだけでお手入れが完了。これなら、どんなヘアブラシにも使えます。水洗いしづらい木や動物の毛のヘアブラシもキレイをキープできますね。

汚れを「手で取る」だけのお手入れの方法

ヘアブラシにネットやガーゼをつけるのはビジュアル的にちょっとなあ……という方もいるかもしれません。次は、自分の手で地道にコツコツきれいにする、ガッツ系の方法。ポイントは、狙いを定めて「ざっくり のち ていねいに」です。

用意するもの
・柔らかい布(リネンクロスなど)
・歯ブラシ
・つまようじ
・綿棒
手順
1
手で髪の毛などをざっくり取る

ヘアブラシのお手入れの第一コーナー。ここは、ざっくりいきましょう。ターゲットは、ヘアブラシについた髪の毛やホコリ。手で取れる範囲でOK! ざっくり取っていきましょう。

2
柔らかい布で全体の汚れを拭いてざっくり落とす

ヘアブラシのお手入れの第二コーナー。まだ、ざっくり。ターゲットは、手垢やホコリ。ブラシや柄についた汚れをふき取ります。

3
歯ブラシで毛の先端のホコリをていねいに落とす

ヘアブラシのお手入れの第三コーナー。ここから、少していねいモードに入ります。歯ブラシの登場。

ターゲットは、手では取り切れなかった髪の毛やホコリ。歯磨きをするように、ヘアブラシの毛の先端をゴシゴシします。細かい髪の毛やホコリをからめ取っていきましょう。

4
つまようじで毛の根本のホコリをていねいに落とす

ヘアブラシのお手入れの最終コーナー。とってもていねいに仕上げましょう。ターゲットは、根本にたまった細かい髪の毛やホコリ。

髪の毛には、つまようじ。ホコリには、綿棒。隅々までていねいに、まるで科捜研の一員になったかのような気持ちで、汚れを落としていきましょう。

地道にコツコツ。おつかれさまでした!

ヘアブラシのお手入れ方法はユアマイスタースタイルのInstagramでも解説付きの写真で紹介しています!

Instagramではその他、お掃除・お洗濯を始めとした暮らしが素敵になる情報を定期的に発信中! ぜひのぞいてみてください!

お助けグッズ「クリーナー」を使う方法

実は、ヘアブラシのお手入れをより簡単にしてくれるお助けグッズがあるのです。その名も、ヘアブラシクリーナー。クリーナーといっても、クリームみたいなものではありません。まるで小さな熊手みたいなアイテム! ブラシについたホコリを根こそぎ取ってくれちゃいます。

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商品画像
貝印 ヘアブラシのお掃除ブラシ 毛取り ヘアブラシクリーナー

こちらのヘアブラシクリーナーは、人間用のヘアーブラシはもちろん、くるくるドライヤー、各種お掃除ブラシ、ペットブラシ等のお手入れにも重宝します。とても小さい分よく小回りがきいて、指でも歯ブラシでも取れないような小さなゴミも取ることができますよ♪

手順
1
ブラシクリーナーを毛の根本に入れる

ヘアブラシの根本に、ブラシクリーナーをザクっと入れます。なんだか潮干狩りみたいですね。ヘアブラシを傷めないように、ていねいに。

2
毛先に向かってとかす

毛の根本から毛先へがポイント! 絡まったホコリや髪の毛をすくい上げるように、ていねいに、とかします。

注意
一気に取り除こうとすると、ブラシを傷めてしまうことがあります。無理にブラシクリーナーを引き上げずに、少しずつとかしてくださいね。
3
1と2を繰り返す

ブラシクリーナーを「入れては、とかす」の作業をくり返しましょう。とっても簡単に、キレイなヘアブラシを手に入れられますよ。

ヘアブラシを「水洗い」する方法

細かいホコリや皮脂の汚れなどは、いっそのこと水洗いして落とす方が楽ですよね。はじめに登場したチェック表を思い出してみてください。プラスチック製は〇、木製と動物の毛は△となっていたはずです。実は、△をもっと細かくわけると、

・木製 → 〇よりの△
・動物の毛 → ×よりの△

動物の毛で作られたヘアブラシを水洗いするときは、シャンプーを使う手順は飛ばしてくださいね。

用意するもの
・歯ブラシ
・シャンプー
・洗面器
・タオル
手順
1
手で髪の毛などをざっくり取る

ヘアブラシには、髪の毛やホコリなどの汚れがついていることでしょう。その汚れのうち、手で取れるものはざっくり取ってしまいましょう。

2
歯ブラシで根本の汚れをていねいに取る

手で取れなかった汚れは、歯ブラシで取っていきましょう。根本にたまっている細かい汚れもていねいに。

3
シャンプーをつけてこする

シャンプーを半プッシュか半々プッシュ使いましょう。手にシャンプーを出して水で泡立てます。

もこもこ泡立ったら、泡をヘアブラシのブラシ部分に盛り付けます。そして歯ブラシでこすっていきます。

汚れを全体的に落とすように、優しくていねいに。

注意
動物の毛で作られたヘアブラシを水洗いするときは、シャンプーや洗剤などは使わないでください。毛を傷めてしまうことがあります。
4
すすぐ

洗面器にぬるま湯をはります。冷水よりもぬるま湯がヘアブラシにはやさしいです。柄の部分を持って、ヘアブラシをしゃぶしゃぶしていきます。ぬるま湯に浸けるのは、ブラシ部分だけ。ヘアブラシを振ってすすぎます。

何度かぬるま湯をはりかえて、よくすすぎましょう♪

5
乾かす

乾いたタオルでしっかり水気をふき取ります。ヘアブラシの毛先が下になるように乾いたタオルの上にのせて、そのまま乾燥させましょう。

毛先を下に向けるのがポイント。水分がブラシの根本に残らないので、グッと乾きやすくなりますよ♪

ヘアブラシを一晩「つけおき」して洗う方法

最後は、プラスチック製のヘアブラシにはおすすめの「つけおき」してキレイにする方法です。

用意するもの
・つまようじ
・洗面器
・シャンプー / 洗濯用洗剤 / 重曹
・タオル
手順
1
手で髪の毛などをざっくり取る

ヘアブラシについている髪の毛やホコリなど、手で取れるものはざっくり取ってしまいましょう。手では取り切れないときには、つまようじなど、細くて尖ったものを使って取ります。

2
洗浄液を作る

洗面器にヘアブラシが浸かるぐらいの水をためます。つけおきなので、常温の水でOKです。そして洗浄液を作ります。入れる量は、使うものによって変わります。

・シャンプー → 1~2プッシュ
・洗濯用洗剤 → キャップの1/4より少ないくらい
・重曹 → 大さじ3杯

汚れがひどい場合は、シャンプーの代わりに洗濯用洗剤がおすすめです。洗剤の量は、パッケージに書いてある分量も参考に調整してみてくださいね。水が泡立つぐらいの量を入れるとちょうどいいです。

重曹は、シャンプーや洗濯用洗剤と組み合わせて使うと、洗浄力もアップしますよ!

3
ヘアブラシをしゃぶしゃぶする

お洋服のお洗濯をするときの用語では「振り洗い」のような感じですね。ヘアブラシの柄を持って、泡立つように水の中で振りましょう。水面が泡で埋まってしまうくらいまで、泡立ててみてくださいね。

4
一晩つけおき

泡だった洗浄液に、ヘアブラシを浸けましょう。そのまま一晩おいておきます。

5
ヘアブラシをしゃぶしゃぶする(再)

一晩おいたら、再しゃぶしゃぶ。ヘアブラシの汚れを落とします。振っただけでは取れない汚れは、手で取り除きましょう。

6
すすぐ

今洗っているのはプラスチック製のヘアブラシ。何も気にすることなく、ガンガンにすすぎましょう。水道でもシャワーでも何でもありです。ぬめりが残らないように、しっかりすすいでくださいね♪

7
乾かす

まずは、乾いたタオルでしっかり水気をふき取りますよね。間違いないです。からの、乾かすときのポイントは? YES! 毛先を下に! 乾いたタオルの上にのせて、乾くまで楽しみに待つのみです。

ブラシをキレイにキープするにはストッキング!

すてに少し紹介しましたが、キレイを保つ方がお手入れは簡単です。汚れたブラシはやはり、手間がかかってしまいますからね。そんな簡単キープを助けてくれるアイテムがストッキングです!

先程はガーゼなどを例にあげましたが、おすすめしたいのはこのストッキング。
使い方の手順なども合わせて、ご紹介していきますよ!

なぜストッキングが使える?

では、なぜそもそもストッキングなのか、その説明から入りましょう。おすすめしたい理由はいくつかあります。

手に入りやすい

ストッキングはどこでも購入できて、値段も高くはありません。おまけに、今回使うストッキングは使い古したもので大丈夫なのでとってもお得♪ 加工も切るだけと簡単。

交換が簡単

交換するのが簡単なのも大きなポイント。お手入れの手間を減らすとは言っても、交換はしなければなりません。毛や汚れを感じたタイミングで交換すれば、ストッキングが全部持って行ってくれるのです。

邪魔にならない

ブラシを使うときに邪魔になってしまうと、キレイをキープどころじゃありませんよね。その点ストッキングは心配ありません。生地も薄く、切ってサイズを調節できるので髪もキレイに梳けるでしょう♪

また、注意点としては合成樹脂素材のブラシが対象です。動物性の毛を使ったブラシとは違うので、気をつけてくださいね。

正しい手順は?

それでは、ストッキングを取付ける手順に行きましょう!

用意するもの
・合成樹脂素材のブラシ
・ストッキング
手順
1
ストッキングをカット

ブラシに合わせて、少し大きめにストッキングをカットしましょう。ピッタリサイズに切ってしまうと、セットしづらくなってしまいます。

2
片側をセット

左右どちらからでもいいので、一番隅の毛先列にストッキングを刺します。この時ストッキングを縦に引っ張ると破れやすいので注意です。

3
全体も通す

あとは反対側を引っ張りながら、全体の毛先に通してしまいましょう。一列一列溝をなぞるように指で押さえて行けば、キレイに仕上がると思います。

4
邪魔な部分を切る

ここは捕捉ですね。もしストッキングがひらひらして邪魔に感じたら、その部分はカットしましょう。3まででもきちんと使えるので、面倒な方はそのままでも大丈夫です♪

やってみるとかなり簡単。あらかじめストッキングを切ってストックしておけば、もっと交換がスムーズですよ!

まとめ

ヘアブラシは、小まめなお手入れが大切。お手入れのときは、お持ちのブラシの素材に合わせてお手入れしてくださいね。

プラスチックブラシはつけおき洗い
木製ブラシは基本は水を使わないお手入れ、ひどく汚れた時だけ水洗い
動物の毛で作られたブラシは水を使わないお手入れ

また、お手入れを簡単にするためには、ネットやガーゼをつけるのもおすすめです。清潔なヘアブラシで髪をとかして、さらさらヘアを目指しましょう。

※本記事の内容は、本記事作成時の編集部の調査結果に基づくものです。
※本記事に掲載する一部の画像はイメージです。
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監修者
ライター
ワタシト 編集部
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