
つげ櫛のお手入れ方法を解説!永く愛用していくための注意点もチェック
つげ櫛のお手入れ方法について解説。プレゼントでもらったり、旅行先で一目ぼれして買ったはいいもののお手入れ方法がわからないという方も多いのではないでしょうか。長く愛用していくためにも、正しいお手入れが大切になるので、ぜひ参考にしてみてください。扱うときの注意点やつげ櫛の魅力にも触れていきます。
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つげ櫛とは
くろちく 椿堂潤いつげ櫛ケース付 花猫
つげ櫛は、昔から日本の女性に愛用されている櫛。つげという木をそのまま削り作られたものが、つげ櫛です。こちらの商品のようにネットで手軽に購入できる価格帯のものもありますが、職人さんの手によって作られたものなどはひとつ1万円を超えるようなものも。
お値段が少し高くても、その分、品質の高いものが多く、ていねいに正しくお手入れをすれば破損しない限りは永く使い続けられるのも特徴です。
つげ櫛の正しいお手入れ方法

さっそくつげ櫛のお手入れ方法を解説していきます。まずはつげ櫛を扱う際に気をつけたいポイントから確認していきましょう。
つげ櫛にとって水は大敵!
つげ櫛を扱う上で気を付けたいのが、水は厳禁という点。お風呂上がりの濡れた髪の毛をとかしたり、ましてや汚れたときに水で洗うという行為はやってはいけません。理由は、水分を含むことでつげの歯が曲がってしまうから。つげ櫛を使用する際は水に気をつけましょう。
つげ櫛は月1回お手入れをしよう
さて、ここからが本題です。つげ櫛を長持ちさせるための、お手入れの方法を解説していきます。お手入れのおすすめ頻度は月に一度。以下の方法でキレイな状態を保ちましょう。
・手入れはけ または 歯ブラシ
・布
・椿油
大島椿 60mL
こちらはヤブツバキからとった、椿油100%のオイル。ずっと昔から使い続けられているだけあり、しっとりとして素材の美しさを高めてくれます。髪や頭皮、肌、そしてつげ櫛のお手入れと、さまざまなシーンで活躍してくれるのも人気の秘密です。

椿油をつげ櫛全体につけて、はけや歯ブラシでこすってなじませてください。とくにつげ櫛の歯の部分にはしっかりとつけましょう。

20~30分そのままにして、時間をおきましょう。

時間をあけると汚れが表面に浮き上がってくるので、はけや歯ブラシを使ってしっかりとはきだしてください。とくに櫛の根もとのところは汚れがたまりやすいので、集中して行いましょう。

汚れをかきだすことができたら、つげ櫛全体を布でふきとります。
さらに3~4時間おきましょう。椿油が櫛のなかにしみこんで、光沢が出ます。
つげ櫛の5つの魅力

今回はつげ櫛のお手入れ方法について解説しました。少し手間はかかるものの、その分愛着が湧くというもの。最後につげ櫛の魅力を紹介してお別れです。
縁起が良い
つげ櫛の「つげ」は、漢字で「黄楊」と書きます。黄楊の木材はとても長持ちし、使えば使い込むほど艶がでるのだとか。このことから、「変わらない絆」や「夫婦円満」などの縁起物とされているのです。
さらにつげ櫛は髪をキレイにとかしてくれることから、悪いことが起こったときもつげ櫛がキレイにといてくれるとも言われているそうです。
静電気がおきない
プラスチック製の櫛の場合どうしても静電気が発生してしまいますが、つげ櫛は静電気がおきません。静電気は髪の毛の表面をおおって、髪を守ってくれているキューティクルをはがれやすくしてしまうので、美髪の大敵。
手軽さではプラスチック製に軍配が上がりますが、髪のことを思うとつげ櫛がおすすめなのです。
髪をキレイに保てる
つげ櫛には椿油が染み込んでいるため、髪をとかすだけでさらっと潤った髪になるのが特徴。プラスチック製と違って髪を傷めるリスクが少ないため、なるべく髪にやさしいものを使いたいという方にぴったりです。
血行がよくなる
つげ櫛は頭皮を程よく刺激してくれるため、マッサージ効果も期待できます。血行がよくなるので、それに伴い頭皮の状態が良好になり、髪が生えやすくなると言われています。
おしゃれ
昔から女性に愛されているつげの櫛は、つげ材を職人さんがひとつひとつていねいに手作りするもの。普通のブラシよりお値段は少しはるけれど、工芸品のようにていねいに作られたかわいらしい櫛を使っていると、それだけで毎日が楽しくなります。
本つげ 「黄楊櫛」セットくし(大) 椿油仕立【つげ櫛】
こちらは、椿油が仕込んである本つげの櫛。プラスチックや合成のものとは違って静電気も発生しにくく、髪を美しく保つことができて、おすすめです。
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