外壁をタイル張りに変更!メリット・メンテナンス・費用相場を大公開
外壁がタイル張りの家。憧れますよね。モダンな雰囲気で高級感を感じます!しかし、今の家を、タイル張りにリフォームするとどのくらいの費用がかかるんだろう?維持していくには、どんなメンテナンスが必要なんだろう?そもそも、見た目以外にはどんな良いことがあるんだろう?タイル張りの外壁って、憧れるけど問題山積ですよね。ここでは、外壁をタイルにすることのメリットや注意点、費用やリフォーム後のメンテナンスなどを解説していきます!
外壁をタイルにするメリット
外壁をタイルにするメリットの第一は、擦り傷や切り傷に強く、高い耐久性があることです。一般的なサイディング外壁などは、硬いもので引っかかれると、簡単に傷がついてしまいます。
しかし、高温で焼成されたタイルの外壁ならば、滅多に傷は付きません。また、経年劣化にも非常に強いです。10年20年と歳月が経っても、ボロボロになったり、色が落ちたりすることがほとんどないんです!
さらに、タイルには汚れが付着しにくいんです。表面に軽く付いた汚れなら、雨などで簡単に流されていきます!
まとめると、見た目が損なわれにくく、お掃除の手間が少なくて済むのが、タイルの外壁のメリットといえます。
外壁をタイルにするデメリット
外壁をタイルにするデメリットは、通常の施工よりも高い技術が必要だと言うこと。タイルの外壁の場合は、1つ1つ並べて敷き詰めていくので、熟練した職人さんでないと並びがゆがんで見た目が悪くなってしまうのです。
ちゃんと下地が出来ていないと、タイルが浮いて剥がれてしまう危険性もあります。そのため、ちゃんとした技術と実績を伴った業者さんでないと頼めない施工なのが一番の難点と言えるでしょう。
また、それに伴って、難しい仕事を責任を持って仕上げてくれるベテランの職人さんに委託するため、人件費も高額になってきます。施行後の維持費は安いですが、初期費用は高くなってしまうということを覚えておきましょう。
外壁をタイルにしたときのメンテナンス
先ほども言いましたが、タイルの外壁は耐久性が非常に高く経年劣化もほとんど見られません。そのため、基本的にはメンテナンスの必要がないんです。ですが、タイルの隙間を補っている目地は劣化するので目地補修は必要になってきます。
また、汚れがつきにくいとはいえ、何年も経てば少しずつ落ちきれない汚れは付いてきます。その際は、キレイな状態を保つため、高圧洗浄なども必要になるでしょう。
いずれにせよ、タイルが壊れていないか・剥がれていないか確認するための打診検査なども定期的に行うのがオススメです。きちんと施工されていれば、基本的にはこれらのメンテナンスは10年に一度業者に依頼するだけで大丈夫です。
外壁のタイル施工相場価格は?
続いて、タイル施行の相場価格をご紹介していきます。まず、タイルを貼り付けるための下地パネルがおよそ1平方メートルあたり、5,000円ほどかかります。
続いてタイル本体の価格ですが、これに関しては種類によって価格差が大きくあります。だいたいの相場感で言うと、およそ1平方メートルあたり、8,000~30,000円。
タイル施行は、1平方メートルあたり、13,000円~35,000円前後かかります。その他にも、外壁張替え作業に必要な足場費用や養生費が、50,000円ほどかかります。トータルで約300万円ほどかかるのは覚悟しておいたほうがよいでしょう。
まとめ
今回は、外壁のタイルについて紹介しました。傷つきにくさや耐久性などを考えると、メンテナンス費用はかなり安いですよね。高級なイメージが強い外壁のタイルですが、トータルでみるとそこまで高額になることはありません。もちろん家のデザインや土地柄での気候などによっても、どんな外壁が良いのかは、向き不向きがあります。業者さんとよく相談して、後悔のない施工をしてくださいね。
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