ガスの引っ越し時の手続きに必要な情報は?開栓時は立ち合いが必要!
引っ越しは、荷造りの他に、ガスや水道、電気など様々な手続きをしなくてはいけないので、やることがいっぱいで大変ですよね。
引っ越し先でのガスの手続きが済んでいないと、引っ越し後にお風呂に入れなかったり、コンロが使えないなど、不便なことに。
ガスの引っ越し手続きは、立ち合いが必要になるので、前もって手続きをした方が安心です。
ここでは、今まで住んでいた旧居でのガスの使用停止から引っ越し後のガス開栓立ち合いについて詳しくお話していきますね♪
旧居のガス使用停止の手続き
ガスの停止手続きには、基本的に立ち合いは不要。
しかし、ガスメーターが室内にある、オートロックなどで立ち入れない場所にある場合など、立ち合いが必要になることがありますので注意が必要です。
手続きは引っ越しの1週間前くらい前に現在契約しているガス会社へ、引っ越しのためのガス使用停止を電話かインターネットで行います。
引っ越し手続きには、以下の情報が必要になりますので、手元に準備しておきましょう。
最終検針日から引っ越しまでに使用したガス料金は、日割り計算され清算することになります。
現在契約している支払い方法で最後の月も支払いができるのか確認してくださいね。
現在のガス会社の調べ方
意外と、現在契約しているガス会社がわからないという方がいらっしゃいます。
ガス会社やお客様番号がわからない場合には、毎月の検針票や請求書をチェックしてみてください。
プロパンガスの場合には、設置してあるガスボンベに会社名が印刷されている場合が多いですよ。
ガス設備の取り外し
ガスを停止する前に、ガスコンロ、ガスファンヒーターや乾燥機など、ガス器具の栓はすべて外しておきます。
取り外しが不安な場合には、ガス停止の作業で有償で取り外しを依頼することもできますので、確認してみてくださいね。
ガス会社は選べる
2017年4月からの都市ガスの小売り全面自由化により、個人宅の都市ガス会社は自由に選択して契約できるようになりました。
ガス会社には対象エリアがあり、地域によって加入できるガス会社は違います。
引っ越し先のエリアでは、現在契約しているガス会社が使えないということもあるため注意。
電気の自由化とあわせて会社によってはガスと電気をひとつの会社でまとめることも可能になりました。
新居や生活スタイルにあったガス会社を選ぶとガス料金の節約にもなりますので、引っ越しを機に、様々なガス会社を比較検討してみてくださいね。
プロパンガスの保障金と機器をチェック
ガスの種類がプロパンガス(LPガス)だった場合、ガスの使用開始時に補償金を預けているケースが多くあります。
プロパンガスの補償金は、ガス料金の延滞時や、使用停止後の未払いなどのためのものですが、ガス停止時に補償金が残っていれば相殺されたり、返金される場合もありますよ。
気になる場合は、ガス会社に問い合わせてみましょう。
また、引っ越しによって、プロパンガスから都市ガスなどガスの種類が変わる場合には、それまで使っていたガス器具は使えなくなります。
今まで使っていたガス機器の処分と、新たなガスの種類にあったガス機器を購入する必要がありますので、注意してください!
ガス開栓は立ち合いが必要
ガスの取り付けや開栓自体は、自分でもできる作業ですが、目に見えないガスが万が一漏れていたら大変なことになってしまいます。
そこで、立ち合いではガスの取扱い資格のある職員が、専用の機器を使ってガス漏れの有無などの安全点検や警報装置の点検をして、新居のガス開栓作業をします。
立ち合い当日までには、ガス器具のガス漏れなども点検するために、使用するガス機器は設置して準備しておいてから、ガスの開通作業をしてもらうのが安心ですね。
新居のガスの開栓には必ず立ち会いが必要になります。
引っ越し繁忙期にあたる3月、4月は開栓の予約が殺到して、希望の日時に立ち合い予約が取りずらくなるので注意が必要ですよ。
引っ越し当日に、ガスが使えずお風呂に入れないなんていう新居のスタートにならないように、引っ越しが決まったら、早めに新居のガス開栓予約をしておきましょう。
まとめ
引っ越し後のガスの開栓手続きには、立ち合いが必要となります。
引っ越し繁忙期には立ち合いも混み合いますので、引っ越し日時が決まったら早めに手続きをして立ち合いのスケジュールを組みましょう。
ガスの使用停止は、立ち会いが不要です。
引っ越しはバタバタして、手続きがたくさんあって大変ですが、旧居のガス使用停止の手続きも忘れずに行ってくださいね!