階段リフォームはお手軽に!安全性だけでなくデザインも良くする方法
毎日上り下りする階段。そんな階段の上り下りをもっと楽しく、楽にできたら素晴らしいと思いませんか?
そこで、今回は階段リフォームについて紹介していきます!
でも、「結構大掛かりなものだ」とか「高いお金がかかりそう」とか悪いイメージを持っている方も多いと思います。
大丈夫。今回紹介する階段リフォームは比較的お手頃に、そして効果的にできるリフォームなんです!
気になる費用や自分でもできる簡単な方法まで、まるごと解説していきますね。
階段リフォームの前に…
さて、階段リフォームの話をする前にあらかじめ知っておくべきことがあるので説明していきますね。
階段は建築基準法によって規定のサイズが定められています。
蹴上げ(けあげ)23㎝以下
踏み面(ふみずら)15㎝以上
蹴上げは階段一段の高さのこと。踏み面は足を載せる部分の奥行のことです。
このサイズの間でリフォームをすることができます。
つまり、上りやすくしたいなら蹴上げを低くしたり、踏み面も大きくしたりと変更することができるんです!
これを知っておけば、階段リフォームにも役立つかもしれません。
階段リフォームの方法2つ!
階段リフォームをする方法は2通りあります。
・業者さんやプロに頼む
・自分でする
業者さんやプロに頼む
基本的には業者さんやプロに頼む方法が一般的。素人の我々が作業するのには、大掛かりになることが多いからです。
例えば、
・階段の段数を増やす(20~50万円ほど)
・デザインを変える(20~110万円ほど)
・掛け替える(60~100万円ほど)
この中で、収納を増やすリフォームが最もイメージしにくいかもしれません。これは、階段にある余ったスペースを有効活用して収納スペースを作るものです。
比較的安くできるので、収納スペースがなくて困っている方はぜひ検討してみてください。
まとめると、業者さんやプロに頼むリフォームは自分ではなかなかできない大掛かりなものが多いです。その分効果も高いのが特徴になります!
自分でする
自分でも簡単なリフォームができます。安全性やデザインを良くすることができるのでおすすめです!
例えば、
・滑り止めを付ける
・カッティングシートを貼る
・板の張替え
市販の滑り止めを購入すれば簡単につけることができます。簡単に安全性も向上できるのでかなりおすすめです!
ちなみに、おすすめの滑り止めはこちら。
SUKIYO 滑り止めテープ 100mmx10m (100mmx10m, ブラック)
滑り止めとしての機能はもちろんのこと、階段だけでなく様々な場所で使うことができる優れものです。迷ったらこれです!
カッティングシートも自分好みのものを購入して貼れば、階段の雰囲気を簡単に変えることができます。おしゃれが好きな方や部屋の雰囲気を変えたい方はおすすめです!
ちなみに、おすすめのカッティングシートはこちら。
TECKWRAP カッティングシート A4サイズ マット(艶消し) 光沢なし 多色 10枚セット約21×30cm
自分の好きな色、枚数を選ぶことができるので手軽に購入することができます。値段もお手頃なので初めての方にも安心して使うことができます。
最後に板の張替えは少し難しく感じるかもしれません。しかし、古い板の上に新しい板を重ねる方法だと比較的簡単にリフォームすることができますよ!
建築確認申請をする必要は?
建築確認申請というものをしないと認めてくれないリフォームもあります。
しかし、基本的には業者さんやプロの方から説明されるので気にする必要はありません!
それでも不安な方は、あらかじめ業者さんやプロに直接尋ねてみてもいいかもしれないですね。
ちなみに、自分で大掛かりなリフォームをしようと考えている方も専門の方に直接尋ねてみることをおすすめします!
てすりの設置
現在は、高さ1.1m以上の階段の、手すり設置が義務化されています。
ですが、それ以前に建てられた家には、階段にてすりがない例が少なくありません。
この場合、てすりのみをリフォームして、設置することは可能なのでしょうか?
自分でリフォームする場合、プロに頼む場合の費用や注意点も、合わせてチェックしてみましょう。
てすりだけのリフォームは可能?
家族が高齢になったり、子どもが生まれたり。
様々な理由で、階段に手すりだけをつけたいケースがあると思います。
今使っているてすりが老朽化してしまい、新しく付け替えたい、という場合もありますよね。
このてすりだけのリフォーム、よほど特殊な形状の階段でない限りは、リフォームが可能です。多くのリフォーム業者で、手すりのみの作業を受け付けていますので、
「てすりだけで業者を呼んで良いの?」
と遠慮している方も、安心して依頼してみましょう。
てすりの太さや高さなどは自由に選べますので、住んでいる家族の身長や体格に合ったものを探してみてくださいね。
左右どちらかに設置する場合は、階段を下るときに、利き手で持つ側へつけるようにしましょう。
高齢の家族がいる場合には、介護保険や補助を受けられるケースもあります。
余計な出費を減らすためにも、事前に各自治体へ確認してみましょう。
自分でやるかプロに頼むか
手すりをつけよう、と決めたら、気になるのが自分で取り付けるのか、プロに頼むのかですよね。てすりの設置は自分でもできますが、万が一外れてしまったらケガの原因になるため、不安な場合は専門業者へ依頼しましょう。
DIYに手慣れていたり、てすり設置に極力費用をかけたくなかったり、という場合は、セルフでチャレンジも可能です。ただし、壁ならどこでも良い訳ではなく、てすりをとりつけるべき部分があります。下地探しなどのアイテムを使って、きちんと場所をたしかめたいですね。
シンワ測定(Shinwa Sokutei) 下地探し どこ太 Smart マグネット付 35mm 78592
手すりの設置をプロにお願いする場合、階段の形状によって費用が変わります。
まっすぐストレートな形状の階段の場合は4~8万円程度。
L字型の階段の場合は、5~10万円程度。
U字に折り返している形状の場合は、8~12万円程度が相場となります。
リフォーム業者や、選ぶてすりの種類、素材によって価格が大きく変わりますので、いくつかのお店で見積もりを取るようにしましょう。
階段のリフォームは比較的簡単な部類なので、1日あれば作業完了できます。
気になる階段リフォームの費用相場
さてさて、気になる階段リフォームの相場について説明していきますね。
基本的には20万円以内でできるものがほとんどです。
代表的なキッチンや浴室リフォームだと100万円は下らないといわれています。それらに比べて比較的お手頃にリフォームをすることができる階段リフォーム。
基本的には手すりの設置だったり、階段の材質を変えたりするような大掛かりな工事を伴わないものが中心になります。
しかし、大掛かりな工事を伴うもの(階段自体を壊して新しくするなど)は100~200万円ほど。またはそれ以上になることもあります。
これは業者さんやプロによって異なるので、しっかり確認してください!
悪徳業者さんに注意!
もしも先ほど挙げた相場より著しく高い金額が提示されたら、悪徳業者さんの可能性があります。
逆に著しく安い金額が提示されたら、手抜き工事をする可能性やその後に高い金額を請求されることもあるので注意してください!
これらを防ぐためにも、たくさんの業者さんやプロから見積もりをすることをおすすめします。
その上でリフォームの内容も詳しく聞くことが悪徳業者さんに捕まらないためにも大切です!
最後に
いかがでしたか?
基本的に階段リフォームはお手頃にできることがわかりました。
自分で簡単なリフォームもできるので、まずはそこから始めてみるのもいいかもしれませんね。