ベランダの防水は自分でできる?DIYの手順や注意点をまとめて解説
雨にさらされやすく、場合によっては腐ってしまう恐れもあるベランダ。
業者さんに防水加工を依頼すると、かなりの費用がかかってしまうことも少なくありません。
しかし、ベランダの防水は道具を揃えれば、自分でもできちゃうんですよ!
今回は、DIYでできるベランダの防水加工の方法や、その注意点などを解説していきます。
ベランダ防水は自分でできる?
ベランダを防水するためのDIYは大きく、
・FRP防水
・ウレタン防水
の2通りあります。
FRP防水
FRP防水とは、強化剤で補強されたプラスチックの塗料を塗る方法。
FRP防水は強度が強く耐久性に優れているんですよ!
強度が高いため、重い物などを置いても大丈夫です。
ウレタン防水
ウレタン防水は、ベランダのどの下地にも対応した塗料を塗る方法。
ホームセンターで手軽に買えますし、すでにある防水層の上から塗れるので初心者でも扱えますよ!
そのためDIYするならウレタン防水がおすすめです。
ベランダを防水する前の注意点
ベランダ防水をDIYで行う際は、塗りムラがないようにしましょう。
ムラが出てしまうと、塗りの薄い箇所が剥がれやすくなってしまいます。
コツはコテを使って均等に塗ることですよ!
また、面積に合わせた塗布量を守りましょう。
塗料はたくさん塗ればいいというわけではなく、塗る面積によって適切な量が決まっています。
塗料のパッケージには「5平方メートル用」などと記載されているので、自宅のベランダに合った物を選んであげてくださいね!
ベランダ防水の手順
それでは早速ベランダを防水する手順をみていきましょう。
まず床面についた汚れやゴミを綺麗に掃除します。
家庭用の高圧洗浄機などがあれば効率的にできますよ!
ベランダをしっかり乾かした後に、塗料の下地を塗っていきます。
下地は塗料をより床面に密着させるために塗るものなので、たっぷりと塗りましょう!
次に、防水塗料を塗り乾燥させ、最後はトップコートで仕上げます。
トップコートは塗膜の表面を保護したり、ツヤを出したりする効果があります。
防水のDIYをする際は、雨で塗料が流れ落ちてしまうので、晴れの日に行うのがおすすめですよ。
ベランダ防水した後の注意点
DIYによってベランダの防水を行ったあとは、定期的なメンテナンスを心がけましょう。
特に、初めて自分で防水したなんて時は、塗りきれていない箇所が出てくることもあるかもしれません。
塗りきれてない箇所があると、少量の雨でもひび割れを起こす可能性があるのです。
そのため定期的に床をチェックすることが大切ですよ!
ひび割れや塗料の剥がれなどがない場合でも、定期的にトップコートを塗り直しておくとより長持ちします。
まとめ
ベランダを防水するDIYは、自分でも道具を揃えることで簡単に行えます。
慣れないうちは少し難しいですが、丁寧に作業すると綺麗に塗ることができ流ようになりますよ!
ベランダに雨よけのない家でも効果的に防水できるのが嬉しいですよね。
慣れれば自分で何度でも防水作業ができるようになるので、経済的にも助かります。
ただし、注意点を守らなければ、防水加工の意味がなくなってしまうかもしれません。
注意点を守り、丁寧な作業でぜひチャレンジしてみてくださいね!