オフィスの電気代節約4つの行動！広さ別オフィスの電気代相場を確認
会社を経営している方やオフィスビルを管理されている方の中には、オフィスの電気代に悩まされている方も多いかもしれません。
オフィスの電気代は、さまざまな方法で節約することが可能です。
今回は、オフィスの電気代の相場や電気代を節約する方法についてご紹介します。
目次
オフィスの電気代の相場はいくら？
オフィスの電気代の節約を考える上では、オフィスの電気代の相場を知り、ご自身のオフィスの電気代の状況について把握することがとても重要です。
オフィスの電気代は、オフィスの大きさによって異なりますが、従業員が5名～6名程度で使用できる10坪程度の広さでは約2万円、従業員50名ほどが使用できる80坪程度の大きさのオフィスでは約8万円が相場となっています。
ご自身のオフィスの電気代が、相場に対して異常に高い場合には、電気代を大きく節約できる可能性があります。
以下の節約方法をチェックして、電気代の節約を行うことがオススメです。
オフィスの電気代を節約する方法①電力会社や料金プランを見直す
2016年4月1日に電力小売が自由化されたことにより、消費者は電力会社を自由に選べるようになりました。
電気代は、選択する電力会社によって大きく異なってくるため、オフィスの電気の使用状況に合わせて、電力会社や料金プランを見直すことで、オフィスの電気代を節約することに繋がります。
電力会社や料金プランを見直す場合には、インターネットで簡単に利用できる電気料金のシミュレーションを作って、最適な電力会社や料金プランを探すことがおすすめです。
シミュレーションでは、利用している地域や現在契約中の電力会社、料金プラン、契約しているアンペア数、現在の電気代などを記入していくだけで、さまざまな電力会社に乗り換えた場合の電気料金を計算することが可能です。
また、電力会社を選ぶ際には、電気料金が安い会社を選ぶことはもちろんですが、途中で別の会社に乗り換えたときに解約金が発生しないか、倒産などで撤退する可能性はないかなども考慮にいれて選ぶようにしましょう。
オフィスの電気代を節約する方法②OA機器を見直す
パソコンやプリンターといった、オフィスのOA機器を節電効果の高いものに見直すこともオフィスの電気代を節約する上で大きな効果があります。
それぞれ以下の方法で、電気代の節約に取り組みましょう。
1.パソコン
パソコンは、起動させる時とシャットダウンを行う時にもっとも電力を消費します。
そのため、少し席を離れる時など、短時間パソコンを使わない場合などには、電源を切るのではなく、スリープモードにして電気代を節約することがおすすめです。
90分を目安に、それ以上席を離れる場合にはシャットダウンを行う方が節電効果が高まりますよ。
2.プリンター
プリンターにも、スリープモードがあるため、使用していない時にはスリープモードに切り替わるように事前に設定しておくことがおすすめです。
また、退社時にはコンセントを抜くことで節電効果を高めることができますよ。
コンセントが奥にあり、抜き差しが容易ではない場合には、電源のオンオフができる電源タップを用いて、電源を切ることで手間を軽減することも可能です。
また使用している機器が古い場合には、スリープモードがなかったり、印刷の際に大きな電力を消費したりしている場合があります。
初期費用はかかりますが、長い目でみると機器の買い替えを行うことで電気代を節約できることもあるため、古い機器をお使いの場合には買い替えを検討してみるのもおすすめです。
オフィスの電気代を節約する方法③照明
オフィスの電気代を節約するためには、照明にかかる電気代を節約することもとても大切です。
オフィスの照明にかかる電気代を節約する方法として、LED照明に切り替える方法があり、LED照明に切り替えた場合には、年間数万円の電気代を節約することが可能です。
また、倉庫や給湯室など、普段あまり人がいない場所には、人感センサー付きの照明を用いることで、照明の消し忘れを防ぎ、節電に繋げることができますよ！
そのほかにも、オフィスの電気代を節約するために、オフィスの照明を間引いたり、昼休みに消灯をしたりするなどの方法がありますが、これらを行う場合には、あくまでも従業員の労働環境を維持した上で行うことが重要です。
JIS規格では、オフィスでパソコンなどを使用する場合には、机上の明るさは750ルクス以上に保つように定められています。
節約を意識するあまり労働環境が悪化することがないように十分に注意をしましょう。
オフィスの電気代を節約する方法④エアコンクリーニング
エアコンが汚れていると余分な電気代がかかると言われています。
定期的なエアコンクリーニングでフィルターなどをキレイにすることで、電気代を節約しましょう。
エアコンを汚れたまま使用していると、風力の低下や効きの悪化、最終的には故障となりかねません。
電気代節約だけでなく、修理や買い替え費用の節約のため、また、オフィス空間の空気を清潔に保つために、年2回など決めたスケジュールでのエアコンクリーニングをおすすめします。
まとめ
オフィスの電気代を節約する方法についてご紹介しました。
オフィスの電気代は、少しの工夫で大きな節電効果を得ることが可能です。
オフィス全体で電気代の節約を行うためには、従業員それぞれが節電の意識を持つことが大切です。
身近なことからできる節電ルールなどを作ることで、無理なく節電を行うようにしてくださいね！
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