引き戸の鍵をDIYで取り付けよう!コツや気になる費用も詳しく解説
いま、ご自宅の中に引き戸はあるでしょうか?
引き戸には「開いたときに場所を取らない」というメリットがあり、最近注目されているんですよ!
ところが、引き戸には、鍵の取り付けが難しいというデメリットも。
ですが、DIYで引き戸に鍵を付けられれば、お手軽に防犯性を向上させることができるのです!
安全な暮らしのために、引き戸のDIYにチャレンジしてみませんか?
引き戸に後付けできる鍵の種類
そもそも、引き戸用の鍵ってどんな形なんでしょうか?
引き戸の鍵は、基本的に内部で金具を引っ掛けて、扉の動きを妨げる構造になっているんです。
鍵が内蔵されている扉だと、この鍵は見えない部分に付いています。
DIYで付けられる後付けの鍵は、「扉の外に付けるもの」ですが構造は同じ。
どちらも金具を引っ掛ける形になりますね。
金物店やホームセンターなどには、素人でもDIYできる簡単な作りの引き戸用の鍵が売られています。
このタイプの鍵は「引き戸と壁」もしくは「引き戸と床」にそれぞれの金具を取り付けるだけでちゃんと鍵として使えますよ!
お値段も安いのでオススメです。
引き戸に鍵をDIYしよう~用意するもの~
それでは、引き戸用の鍵を取り付ける準備をしていきましょう。
ドアや壁に穴を開けることになるでしょうから、専用の工具が必要になります。
きちっとやりたいなら、電動ドリルなどのパワーが強い道具の方が良いでしょう!
用意するもの
・引き戸用の鍵
・ドライバー
・ドリル
・金属製の巻尺、長い物差し
・ヤスリ
・ゴム系の接着剤
鍵を取り付ける前に、ヤスリを使って表面を整えるのがポイントです。
こうすれば、鍵を固定させるときに隙間ができてしまう可能性を減らすことができます。
さらに接着剤を使えば、より隙間がなくなるはずですよ。
これらの工具類はホームセンターなどのDIYコーナーで買うことができます。
一度買えば何度も使えますので、これからもDIY生活を楽しむために一式用意しておくと良いかもしれませんね。
引き戸に鍵をDIYしよう~やり方~
引き戸に鍵を取り付ける作業は、ズレがあってはいけません。
「鍵の位置決め」「金具を固定させる工具を選ぶ」「ドリルで穴を開ける」など、正確な作業が必要になります。
「まあいいか」と手を抜いてしまうと、上手くいかないタイプのDIYなんですね。
そのため、できるだけ丁寧な作業を心がけましょう!
引き戸の鍵は少しでもズレが生じると金具が上手く引っ掛けられず、施錠することができません。
正確に位置決めをするために、1人ではなく他の人に手伝ってもらって進めるのが無難です。
1人しかいないときは、必ず引き戸や壁に目印を付けて距離を正確に測っておくこと、焦らず慎重に作業を進めることが大切ですよ♪
引き戸の鍵をDIYにかかる費用
引き戸に鍵を付けるこの作業、どのくらい費用が掛かるんでしょうか?
費用の内訳は、
・鍵の購入費
・取り付け作業に使う工具の購入費
となります。
鍵のお値段は、形によってピンキリです。
とはいえ、一般的に使われるスライド式の鍵は3,000~5,000円程度で買えますよ!
「防サビ加工済み」の鍵や「シリンダー錠付き」になると10,000円以上掛かることも。
工具についても、製品によって価格が大きく変わります。
最低限必要であるドライバーと手回し式のドリルだと、2,000~3,000円ほどになるでしょう。
電動式になると数万円と価格が跳ね上がりますが、作業時間は断然この方が短くなります。
何度か使う可能性があるなら、高くても電動工具を揃えておくのもありですね。
まとめ
引き戸に鍵を取り付けることは少し面倒ですが、防犯性が高まるのは他には代えられないメリットです。
引き戸に鍵を付けるDIYは、鍵の位置決めをミスしてはいけないので少し難しいかもしれません。
けれども、自分の手で作業できれば大きな達成感を味わえますし、出費も抑えられます。
DIYは色々ありますが、レベルアップもかねて引き戸の鍵の取り付けにもぜひチャレンジしてみてください!