
成分表記の「有機酸」の詳しい内容を確認する方法【お掃除業者さん必見の洗剤技】
こんにちは! 茂木和哉です。
業務用の酸性洗浄剤の成分表記でよく目にする「有機酸」。
実は、有機酸と言っても種類は結構あります。
例えば、
・シュウ酸
・ギ酸
・酢酸
・クエン酸
・リンゴ酸
・酒石酸
・グリーコール酸
などです。
もちろん、それぞれ性質が違うので、洗浄剤にどれが含まれているかで、洗浄力や落とせる汚れ、使いやすさは変わります。
しかし、有機酸と表記されては、具体的な成分までわかりませんよね。
危険度が高い無機酸だったら、いくら成分の記載が家庭用のように厳しくない業務用と言えども、具体的に「塩酸」や「スルファミン酸」などと成分名を具体的に表記されることがあります。
でも、有機酸については、危険度が低いこともあり、具体的に成分が表記されることはほとんどありません。
有機酸が1種類配合されているのか、複数配合されているのかもわかりません。
配合割合がいくらなのかもわからないのです。
しかし、それがわからなければ、より良い酸性洗浄剤を探し当てることはできません。
逆に、それが酸性洗浄剤選びの重要なポイントなのです。
そこで!
その有機酸が何なのか?
配合割合はいくらなのか?
それを確認する方法をご紹介します!
まずは、MSDSを取り寄せることです。
MSDSには、商品パッケージより成分について詳しく記載されている場合が多く、具体的に記載されていることがあります。
しかし、MSDSでさえも、「有機酸」と表記されている場合があります。
そんなときは、販売店に直接聞いてみるのがいいです。
メーカーは、販売店だけには、より具体的な情報を提供している場合があります。
私も、以前、業務用洗剤の販売店(代理店)に勤めていたことがありました。
詳しい内容は、メーカーの担当者に聞けば教えてもらうことができました。
頼めば、成分表も提供してくれることもありました。
販売店でも教えてくれないのなら、次は、メーカーに直接聞いてください。
私は、情報を知りたい洗浄剤を購入し、その直後に聞いてみるほうが、話してくれるのでは?と思って、そうしてました。
ぜひ、皆さんも販売店やメーカーから情報を「うまく」を聞き出してみてください。
