天窓から雨漏り!?すぐにできる応急処置と3つの解決方法をご紹介!
天窓がある家って、いいですよね。
日当たりも良いし、風通しも良い。
天窓から差し込む日光を浴びながら、優雅に本を読んで過ごしてみたいです。
しかし!!!
そんな天窓から、雨漏りが!!!???
修理はどうすればいいのでしょうか?
お値段はどれくらいになるのでしょうか?
わからないことだらけですよね。
それでは、天窓の雨漏りについて徹底的に解説します!
応急処置
なんと、ちょうど今、天窓から雨漏りしていて、この記事にたどり着いてくださったのですか!?
それならすぐに応急処置をしなければなりませんね!!
……と言っても、できることはかなり限られています。
水が滴っている場所にバケツを置いてください。
これによって、床や家財を雨水から守ります。
バケツがなくても、洗面器など水が溜められるものならOKですよ。
残念ながらできることは、以上です。
天窓にシートなどをかぶせれば、雨水の浸入を防げそうですよね。
しかし、それには大きな危険が伴います。高さがありますし、雨で足場が滑りやすくなっているはずですから。
決して無理はしないようにしてくださいね。
なぜ天窓から雨漏りするのか
天窓が原因で雨漏りすることって、実は結構多い……。
それは、いったいなぜなのでしょうか?
大まかに分けると、理由として多いのは下の3つ。
・水の通り道にゴミが詰まった
・防水シートに穴が空いた
それぞれ解説していきますね!
コーキングが劣化した
天窓と屋根は、ゴムパッキンによって繋げられています。
その部分が劣化して隙間ができ、そこから水が侵入してしまうのです。
コーキングとは、防水などの目的で作られている部分に空いてしまった隙間をなくすこと。
天窓付近に空いてしまった隙間を、コーキング材で埋めていきます。
常に雨風に晒されているため、10年ほどで劣化してしまいます。
雨漏りを防ぐためにも、定期的なメンテナンスをするといいですね。
水の通り道にゴミが詰まった
天窓には水が1か所にたまらないよう、水を流す通り道があります。
そこにゴミが詰まるなどして水がたまってしまい、だんだんと染み込んでいくケースです。
この場合は、雨が家の内部を通過しているため、屋根全体に悪影響を及ぼしてしまいます。もし気づいた場合は、早めの対処をしましょう。
防水シートに穴が空いた
天窓付近の隙間をカバーするため、粘着性のある防水シートが貼られることがあります。
ここに穴が空いてしまうと、やはり雨漏りへとつながるのです。
20年ほどを目安に、どんどん劣化してしまいます。
こちらも雨水が家の内部を通るため、早めに対処しましょう。
自分で修理ってできるの?
雨漏りを自分で修理するDIYって、耳にすることがあります。
それなら、天窓が原因の雨漏りも、直せるのでは……?
結論から言います、やめましょう。
天窓を直すには、屋根に上らないといけません。
その高さ、6~8m。
落ちたら命に関わる高さです。
安全よりも大切なことなんてありませんからね。
専門の業者さんにお任せしましょう。
修理を依頼する際の、3つの選択肢
天窓から雨漏りが発生した場合、プロの業者さんに修理を依頼するのが1番です。
その際、どこまで修理をするのかを判断することになります。
選択肢は、大きく分けて3つ。
・天窓をまるごと交換する
・屋根ごと葺き替え工事
雨漏りの原因を把握し、業者さんと相談しながら慎重に決めていきましょうね。
では、それぞれ解説していきましょう。
隙間をコーキングで補修
1番簡単で、値段もお手頃な方法です。
ただ、手軽である代わりに、この方法だけでは雨漏りが解決しない場合も。
雨漏りの原因が複雑化してしまっている時は、直りきらないことがあるのです。
業者さんにもよりますが、お値段は3~7万円といったところでしょうか。
天窓をまるごと交換する
天窓そのものに原因がある場合は、まるごと交換してしまうことになります。
古くなったものを最新のものに変えることによって、明るさや風通しが良くなることも!
雨漏りは発生した時よりも快適になるのは、大きな利点ですね。
業者さんや屋根材、天窓のメーカーなどにもよりますが、20~50万円が相場というところでしょう。
屋根ごと葺き替え工事
雨漏りの原因というのは、とても複雑なものです。
プロの業者さんでも「本当の原因は天窓じゃなかった」なんて場合や、「原因が複雑すぎて、天窓だけ交換しても雨漏りは止まらなかった」なんてことがあることも。
そんな事態を防ぐには?
そう、屋根全体を工事してしまえば良いのです。
お値段は100万円を超えることも多く、ちょっと家計にダメージが大きいですよね。
しかし、放っておくと雨漏りは家の内部にどんどん悪影響を与えます。
そうなると、家の耐震性が落ちてしまうことも……。そのため、早めの決断が重要となります。
築年数によっては、屋根の寿命を迎えている場合もあります。
放っておいたら、屋根に関する新たな問題が発生してしまうかも。
そんな場合は、思い切って屋根を交換してみるのがオススメですよ!
まとめ
いかがでしたか?
天窓の雨漏りの原因は、コーキングの劣化、ゴミのつまり、防水シートの穴。
高さがあり危ないため、修理をする場合はプロの業者さんに頼むようにしてくださいね。
修理をするときは、業者さんとの相談が不可欠。
どこまで直すのかによって、お値段も確実性も大きく変わります。
日が差し込んで、毎日を気持ちよく過ごせる天窓には、実は雨漏りのリスクもあります。
定期的にメンテナンスを頼むようにして、雨漏りを発見した場合は早急な対応をしてくださいね。