エアコン修理の費用の相場は?修理に出す前の確認ポイントはこの3つ
暑い夏や寒い冬を快適に過ごすために、「エアコン」は、欠かせない家電のひとつですよね。
しかし、いざ使おうと思ったときに、風が出てこなかったり、水漏れをしてしまっていたりと、トラブルが起こってしまった経験のある方もいるのではないでしょうか。
今回は、そんなエアコンが、不具合を起こしたときの対処方法や、修理に出した場合の費用についてご紹介していきます。
ぜひ、参考にしてみてくださいね!
こんな症状が出たら要注意!故障のサインとは?
エアコンの寿命は約10年~15年程度と言われています。
寿命が近づいてくると、故障とみられる、さまざまな症状が出てくることがあります。
「使いたいときに、エアコンが使えない!」
なんてことにならないためには、それらのサインを見逃さないようにすることが必要です。
では、実際にどのような症状が出てくるかを見ていきましょう。
エアコンの故障のサイン
1 エアコンから変な音がする
エアコンから、変な音がする場合には、室内機の送風ファンや室外機のコンプレッサーが故障している可能性があります。
2 冷風や温風が出てこない
エアコンの電源を入れても、冷風や温風が出てこない場合には、冷媒ガスが漏れている可能性があります。
また、フィルターに汚れが溜まって、送風がスムーズにいっていない場合もあるので、故障を防ぐためにも、このような症状が出た場合には、早めに対処するようにしましょう。
3 水漏れする
室内機から水が漏れている場合、排水経路であるドレンホースが詰まっていたり、折れ曲がったりしてしまっている可能性があります。
4 そもそも電源が入らない
電源が入らなかったり、風向きや温度が調整できなかったりする場合には、リモコンが壊れている可能性もありますし、本体そのものが壊れている可能性もあります。
まずは、どちらが壊れているのかを確認するようにしましょう。
修理に出す前にチェックしておく事とは?
上記のような、症状が出た場合でも、実はちょっとした不具合だったということもあります。
そのため、本当に修理が必要な故障なのかどうかを、事前に確認しておくようにしましょう。
修理を出す前に確認したい事項
1 リモコンの電池は切れていないか
エアコンの電源が入らなかったり、温度設定が変えられなかったりする場合、エアコン本体ではなく、リモコンの電池がなかっただけなんてこともあります。
電池を別のものと交換して、正常に動くかどうかを確認しましょう。
2 室外機の周りやドレンホースの上に、ものが置かれていないか
室外機に周りにものが置かれていると、空気の排出や吸収を効率よく行うことができずに、エアコンの効きが悪くなってしまうことがあります。
また、室内機から水漏れをする場合も、ドレンホースの上にものが置かれていて、排水を妨げている場合もあるので、修理に出す前に事前に確認するようにしましょう。
3 フィルターが汚れていないか
エアコンの効きが悪い場合、フィルターが汚れていることが原因の可能性もあります。
その場合は、フィルターを掃除するだけで、エアコンの効きがよくなることもあるので、修理を出す前には、フィルターに汚れが溜まっていないか確認しておくようにしましょう。
修理には、どのくらい費用がかかるの?
エアコンを修理するとなると、気になるのは、その修理費用ではないでしょうか。
エアコンの修理費用は、リモコンの修理などの安いもので、5,000円程度のものから、コンプレッサーの修理などの高いもので10万円を超えるようなものもあり、修理箇所によって大きく変わってきます。
例えば、風が出なくなった場合は、原因が熱交センサーという部品にあれば、修理費用は9,000円~18,000円程度となります。
しかし、冷凍サイクルの故障が、不具合の原因だった場合には、60,000円~130,000円程度の修理費用がかかってきてしまいます。
まずは、適切な修理費用を把握するために、数社から見積もりをとり、料金を比較してみることがおすすめです。
修理に出すか?買い換えるか?
エアコンが故障したときに、このタイミングで買い換えた方がいいのではないだろうか?と買い換えを検討する方もいるのではないでしょうか。
エアコンはメーカーごとに、エアコンが故障したときに修理するために必要な部品の最低保有期間が定められています。
この、最低保有期間が終了すると、修理対応が難しくなるため、故障した場合は買い換えが必要な場合が多くなります。
そのため、まず故障をした場合には、最低保有期間を過ぎているかどうかで、修理をするか、買い換えるかを判断する必要があります。
また、最低保有期間を過ぎていなくても、修理費用が高額になる場合には、買い換えた方が安くなる場合もあります。
修理した場合と買い換えた場合とで、費用を比較して検討するようにしましょう。
まとめ
エアコンが不具合を起こしたときの対処方法や、修理に出した場合の費用などについてご紹介しました。
「使いたいときに、エアコンが使えない。」
そんなことにならないためにも、ぜひ参考にしてみてくださいね!