おすすめ水彩絵の具7選!チューブから固形、ペンタイプまでご紹介!
絵の具選びは、絵画を始める人の頭を悩ます最大のポイントなのではないでしょうか。
そのなかでも水彩絵の具は、初心者から上級者まで幅広い人に使われているため、ブランド物から安価なものまで実に様々なタイプがあり、値段も大きく違ってきます。
コスパで選ぶのか、はたまた仕上がりで選ぶのか、チューブタイプなのか、固形タイプなのか。どの水彩絵の具を選べば良いのか、悩んでしまう人も少なくないのではないでしょうか。
そこで今回は、初めての方から上級者用まで、おすすめの水彩絵の具を紹介していきます!自分にあったものをぜひ探してみてください!
目次
- 1 迷ったらこれ!「ホルベイン 透明水彩絵具 24色セット」
- 2 透明水彩にもポスターカラーにもなる!「サクラクレパス 絵の具 マット水彩 ポリチューブ入り 12色セット MW12PE」
- 3 上級者はこれ!「ターナー色彩 専門家用透明水彩絵具 24色」
- 4 はじめての固形水彩に!「寺西化学 絵の具 固型水彩 ギターケーキカラー 12色 筆付き EKOKEC-12」
- 5 中級者向けの固形透明水彩!「ウィンザー&ニュートン コットマン ウォーターカラー 12色セット」
- 6 手軽に水彩を楽しみたい人に!「あかしや 筆ペン 水彩毛筆 彩 20色セット CA200/20V」
- 7 色鉛筆で水彩画が描ける!「ファーバーカステル 水彩色鉛筆 平缶 36色セット TFC-WCP/36C」
- 8 まとめ
迷ったらこれ!「ホルベイン 透明水彩絵具 24色セット」
まず紹介するのが、ホルベイン社のこちらの透明水彩絵具。
ホルベインは国産水彩絵の具の定番ブランドで、悩んだらまずおすすめできるメーカーです。
その中でもこの「ホルベイン 透明水彩絵具 24色セット」は、発色が良く透明感もあるので、初心者でも鮮やかな色彩の絵を書くことができます。
また、プロの絵師にも愛用者が多く、その品質の高さがうかがえますね。
チューブタイプで扱いやすい他、混色して新しい色を作るのが難しい方でも安心な、24色セットなのも魅力です。
扱いやすく、定番のチューブタイプなので、初心者の方には心強い商品です!
やはり、発色の良さと扱いやすさが魅力のようです。
初めてだと混色は難しくて不安なので、カラーバリエーションが多いのは安心ですよね♪
水彩絵の具に迷ったらこれ!と自信を持っておすすめできる商品です!
おすすめの商品
「水彩画を上手に描きたいけど、どんな風に描けばいいのかわからない」という方はこのような本を読んでみることもおすすめ。技法が細かく書かれているので、はじめての人にもピッタリです。
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透明水彩にもポスターカラーにもなる!「サクラクレパス 絵の具 マット水彩 ポリチューブ入り 12色セット MW12PE」
こちらはサクラクレパスのマット水彩です。
果たして、マット水彩とは何なのか?と思いますよね。実はマット水彩とは、透明水彩とポスターカラーの中間のような存在で、使う水の量によって透明としても不透明としても使える水彩絵具のことです。また、粒子が細かく練りが均一なのでのびがよく、混色・重色も容易で、変退色しにくいです。
果たして、そんなことが本当に可能なのか…?
発色の良さと使いやすさがバツグンです!子どもでも簡単に蓋を開閉できるし、キャップを無くさないような構造になっているのもいいですね。
水分量を変えることで透明水彩にもポスターカラーにもなるなんて、素晴らしい絵の具ですね。お子様の創造性も育ててくれるでしょう。
上級者はこれ!「ターナー色彩 専門家用透明水彩絵具 24色」
次に紹介するのが、「ターナー色彩 専門家用透明水彩絵具 24色」です。
専門家用という多少大げさな名が付いていますが、趣味で水彩画をやられている方でも、ある程度経験値がある方なら、使用することができます。
「大げさ」とは言いましたが、その名に恥じない確かな色合いで、美しい仕上がりが期待できる上、透き通るような透明感は圧巻です。
また、光に強い顔料を使用しているため、1度書いた美しい色彩を長時間保つことも可能です。
有害材料をできるだけ使わず、純粋な色の美しさを楽しめるよう作られているので、人体や環境にも優しく、どれをとっても一級品な商品です。
実際に使っている方の感想は?
輝度、明度ともにバランスのとれた素晴らしい絵の具でした。
自分が書いたお気に入りの作品が劣化せずに残せるのも嬉しいポイントです。
特別な絵の具で、意欲が湧く画材であること、間違いなしです!
納得の使用感でこの価格帯、ぜひみんなに試してみてほしい商品です!
その名に恥じない確かな品質なようですね!
安いものではないので、あまり手を出しにくいかもしれませんが、いい絵の具を使うと、絵を描く時間が数段楽しくなります。
本格的にデッサンを始めようとしている方も少し背伸びをして、こちらの商品をチョイスしてみてはいかがですか。
はじめての固形水彩に!「寺西化学 絵の具 固型水彩 ギターケーキカラー 12色 筆付き EKOKEC-12」
こちらは、私が絵を習っていた頃ジャケ買いした水彩絵の具です。缶でできたクリーム色のパレットが可愛らしいです。この水彩絵の具はパレットと筆が1つの缶に一体になっているので外でスケッチする際にとても便利です。
一般的なチューブタイプのものと異なり絵の具が完全に乾燥しているところがポイントで、水で湿らすと溶けます。
「水に濡らすと、薄くなるんじゃない?」
なんて心配になりますが、こちらは水に濡らして鮮やかな発色が出てくるものなので、色もはっきりです。
色は12色で
しろ・うすだいだい・きいろ・あか・みどり・ちゃいろ・あお・くろ・おうどいろ・しゅいろ・きみどり・そらいろ
というラインナップになっています。お子様から趣味で水彩を始めたい大人まで、幅広く使えます。
果たして、その実力は…?
水彩に慣れさせたい3歳の孫に贈りました。100円ショップのものと違い溶けやすく色がはっきり出るところが良いです。信頼のおけるメーカーさんだから安心ですね。
ちなみにこのような固形タイプの水彩を使う際は、水筆を使うと筆洗いを使う必要がなくとても便利です。胴体部分に水を入れて押し出すと筆先から水が滲み出てくるようになっています。水彩がグンと楽しくなるので、ぜひ買ってみてくださいね。
固形タイプに便利な水筆
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本人登場!
ということで、私の使っている「ギター ケーキカラー」の登場です。
使い方が汚いせいか、すごく年季が入った感じがする
水筆の先を湿らせて固形絵の具を溶かしていきます。
溶かした絵の具を紙に乗せていくと、こんな感じ。
キレイな発色で、にじみ具合も味わい深いですね!背景や大きな面を塗りたい際には水筆は不向きですが、小さい部分などを描きたい際には少しづつ水分量を調整できるのでとても便利です。
中級者向けの固形透明水彩!「ウィンザー&ニュートン コットマン ウォーターカラー 12色セット」
続いて紹介するのが、「ウィンザー&ニュートン コットマン ウォーターカラー 12色セット」です。
ウィンザー&ニュートンは、世界的にも有名なイギリスの画材メーカーで、世界中で愛用者が多いことで知られています。
この商品の最大の特徴は、とにかくコンパクトで、持ち運びが簡単なこと。
蓋を開けるとその裏側はパレットになっており、筆もセットになっている上、手帳ほどのサイズなので簡単に携帯でき、外出先でもサッと取り出して使用できます。
絵の具が固形タイプで、なおかつ12色しかないので、初めての方には少し扱いにくくなっていますが、少し慣れてきた中級者の方や、外出先で絵を描く機会が多い方なんかにはおすすめの商品です!
実際に使われている方の感想を見てみましょう。
私は外出先で絵を描く機会が多いので、持ち運びできるタイプのものを探していたところ、この商品に出会いました。
小さいタイプなので、絵の具自体の品質が少し不安でしたが、通常サイズの絵の具に劣らない発色で安心しました。
今ではどこへ行くにも持ち歩いており、大変重宝しています!
箱もおしゃれなので、絵好きな人へのプレゼントにも最適ですよ♪
気軽に携帯できるサイズ感が人気の秘訣のようですね。見た目も素敵な絵の具なので、プレゼントにもぴったりです!
手軽に水彩を楽しみたい人に!「あかしや 筆ペン 水彩毛筆 彩 20色セット CA200/20V」
こちらは、筆専用メーカーが作り上げた穂先を持ったカラー筆ペンです。「水彩絵の具じゃないじゃん!」と思うかもしれませんが、この筆でなんと水彩画も書くことができるんですね。趣味を増やしてみようと考えている方や億劫で水彩画を始められなかった方に特におすすめです。
発色も鮮やかでサラサラとした書き心地が特徴です。筆先に水を含ませれば「ぼかし」や「にじみ」も自由自在。筆1本で本格的な絵を楽しめる、水彩画界に革命を与えた風雲児です。
果たして、風雲児の実力は…?
インクの色が素晴らしく、毛筆らしいタッチもバツグンです。混色やグラデーションも本格的です。色塗りが苦手な私もそこそこキレイに塗ることができて大満足です!
コレ以外何も準備しなくてもぼかしやにじみまで再現できるなんて、めんどくさがりの私でも表現の幅が広がりますね!
本人登場!
今回は特別に、100均で売ってた筆ペンにも登場してもらいます!
左が今回紹介した「彩」、右が100均でお絵かき用の「カラー筆ペン」として3本セットで売っていた商品です。筆先のしなり具合を比べてみると、全然違いますね!
100均のものが硬くて描きにくいのに比べ「彩」は筆先がやわらかいながらコシもあり、とても描きやすいです。
実際に紙に描いてみても違いは明確。やわらかい筆先で描いた線は線の太さも変えられ味わいがあります。穂先も塗りやすく水彩画を始める際の準備のとても楽なのは、うれしいポイントですね。
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色鉛筆で水彩画が描ける!「ファーバーカステル 水彩色鉛筆 平缶 36色セット TFC-WCP/36C」
「水彩にチャレンジしたいけど、絵の具の量を調整したり筆でベースを書くのが苦手で、なかなか始められない…」そんなお悩みを持っている方もいるはず。
そんなあなたにおすすめなのが、こちらの水彩色鉛筆です。折れにくく作られている特殊な製法で、描きごこちもなめらかです。発色や、重ね塗りの際の混ざり具合も素晴らしいそう。
水に濡らして水彩画風にするだけではなく、普通の色鉛筆としても使えるので一石二鳥ですね。
果たして、本当に水彩画風になるのか?
芯が硬めで重ね塗りがよくできるので、鮮やかな色に仕上げることも淡く塗ることもできます。混色もバッチリで場所を取らずにお手軽に水彩の絵を描けるなんて素晴らしいですね。
筆先で色を塗るのが苦手な方も多いハズ。水を塗った後との変化を楽しむのもいいですね。
本人登場!
水彩鉛筆とは何なのか?その疑問に答えるべく水彩鉛筆(ファーバーカステルではないですが)の登場です!
家にあった水彩鉛筆
水彩鉛筆を使う際は、まず初めにおおまかな色を水を付けずに鉛筆で塗っておくか、鉛筆の芯の先に水の付いた筆を付けて、筆に色を移します。
水を塗るだけで、一気に印象が変わりますね!
少量の塗りで色が付き、伸びもとても良いです。
ということで水彩鉛筆は扱いやすい上、発色も良いので気軽に絵を描いてみたい人にぴったりなんですね。
まとめ
いかがでしたか?
水彩絵の具は、用途や仕上がりのイメージなどによって選択が変わってくると思います。
自分にあった絵の具は、見つかったでしょうか?
自分にあった絵の具を使うことで、絵を描く時間をさらに楽しめるはずです。
絵を描くシーンを想像して、自分に最適なものをぜひ探してみてください!