
パストリーゼの使い方|食品に使える?掃除には?家中まるごと除菌してみた
「パストリーゼ77」は、ドーバー社による高純度アルコール分77%の除菌スプレー。SNSで話題の理由は、家中のあらゆるものを除菌でき、さらに除菌効果も長持ちするというアイテム。でも本当に色々なものを除菌できるのでしょうか?実際に試してみました。
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目次
パストリーゼとは?
パッケージの見た目もおしゃれな除菌スプレーのパストリーゼは、2019年にグッドデザイン賞を受賞しています。でも人気の理由は見た目だけではありません。ドーバー酒造によるお酒の製造ノウハウから生まれた高性能なアルコールスプレーだから、製菓をはじめとする食品業界から家庭まであらゆる場面で活躍するんです。
パストリーゼはどこで買える?容量や種類は?
パストリーゼは、スーパーやドラッグストア、家電量販店などで購入できる他、オンラインショップでも多数取り扱いがあります。
一番メジャーなものはスプレータイプですが、大容量パックや手指の消毒に使いやすそうなノズルタイプもあります。
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パストリーゼの特徴は?
パストリーゼの特徴をまとめると以下の3点があります。
・高純度アルコール分77%の即効性
・高純度カテキン配合の抗菌持続性
順に詳しく説明していきます。
酒造用の純水を使用している
酒造メーカーが作っているパストリーゼ。お酒を作る時に使われている「純水」や100%さとうきび由来の醸造アルコールなどが使われ、口に入っても害のない原料でできています。また食品添加物としても認められているため、家庭でも使いやすいですね。
水中に含まれるイオン類や有機物などの不純物を除去した水のこと。ウォーターサーバーの水として使われることも。
高純度アルコール分77%の「即効性」
パストリーゼのアルコール濃度は、商品名にもあるように、77%に調整されています。このアルコール濃度こそ除菌効果が期待できる秘密。アルコール濃度は、低すぎても高すぎても除菌効果が落ちてしまうもの。除菌効果を期待できるのは、70~80%と言われています。
高純度カテキン配合の「抗菌持続性」
アルコールは非常に蒸発しやすく、一般的な除菌スプレーの効果が続く目安は約24時間。それに比べてカテキンが配合されたパストリーゼの除菌効果は約4日間が目安。その理由は、パストリーゼに含まれている緑茶から抽出された高濃度のカテキンによるもの。カテキンはアルコールの蒸発後も、除菌した場所に残って、効果を発揮し続けてくれるのです。
この3つの特徴を見ると、パストリーゼが人気なのも納得できますね。そんな除菌スプレー・パストリーゼはSNSでも話題となっています。Instagramでも紹介していますので、気になる方はぜひご覧ください!
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【パストリーゼの使い方】食べ物
ここからは、実際にパストリーゼを使って検証していきます。まず最初に、パストリーゼならではの「食べ物に直接スプレーする」という方法にチャレンジしてみます。
今回用意したのはお刺身。お刺身は生もののため衛生面が気になりますが、調理していない食品にかけると味はどうなるのでしょうか…?さっそく試してみます。
パストリーゼをぷしゅっとかけると、吹いた瞬間アルコールのにおいが広がり、食べてよいものか少し不安になってきました。
しかし、10~20秒ほど待つとアルコールのにおいが気にならなくなりました。鼻を近づけても分かりません。食べてみるとアルコールの味もにおいもせず、そのままの味でおいしく食べられました。
他にも、パストリーゼを使って除菌してみた食べ物はこちら。基本的に、パストリーゼは食べ物に使っても問題ありません。生鮮商品や常温で保存する食品、瓶詰めなどに使えば鮮度を維持したり、カビの発生を抑える働きをしてくれます。お弁当にも使えますよ。ただし、食品をラップ保存する場合は噴霧してから20秒程置いてラップしてください。
【パストリーゼの使い方】家電
次にパストリーゼを使ってみるのは、家庭にある家電製品です。食べ物を保存する冷蔵庫や毎日の洗濯に使う洗濯機など、カビや雑菌の発生が気になりますよね。パストリーゼで防ぐことができたらうれしいですが、家電はどこまで利用できるのでしょうか?
こちらが、家電製品の中でパストリーゼを利用してみた一覧です。冷蔵庫の中は、定期的にスプレーすることで食品にカビが発生するのを抑制できそうです。ただし、家電製品の濡らしてはいけない部分は、パストリーゼで湿らせたキッチーンペーパーなどで拭くと良いでしょう。直接スプレーすると、機械部分を湿らせてしまい故障の原因となる可能性があるのでご注意ください。
また、電化製品等のコンセントや配線付近には使用しないでください。スパークによる引火の危険があります。また取扱説明書で「アルコールの使用を避ける」よう注意がある場合は使用できないので事前にチェックしてくださいね。
【パストリーゼの使い方】身の回りのもの
今度は、身の回りの目につくものを除菌してみました。
手指の消毒はもちろん、毎日手で触るスマホの画面の除菌から、ぬいぐるみやメイクブラシまで除菌できました。ただ、あくまでパストリーゼはアルコール除菌スプレーということを覚えておきましょう。
また、車の車体などの塗装製品にはパストリーゼは使えません。アルコールに弱い素材なので、傷めたり変色する恐れがあります。同じ理由で、革製品にもパストリーゼを使うのはやめましょう。車のシートやハンドルは、布などの素材であれば、パストリーゼを使っても問題なさそうですが、広範囲にする前に確認してくださいね。
【パストリーゼの使い方】リビング
さらに、パストリーゼをリビングでも使ってみます。ドアやドアノブ、椅子やテーブルなど、手でよく触るところがたくさんありますね。こういった場所の除菌がパストリーゼは大得意なんです。
リビングでパストリーゼを使える一覧で注意したいポイントが2つ。まずはフローリング。フローリングはワックスで塗装されており、このワックスがアルコールに弱いため、パストリーゼを使用すると塗装が剥げてしまう恐れが。裸足で歩き回る夏はホコリや雑菌が気になってしまいますが、パストリーゼは使わないようにしましょう。
もう1つが時計。これは、文字盤を覆っている透明のアクリル樹脂がアルコールに弱いためNGです。パストリーゼを樹脂塗装のものに使ってしまうと、樹脂がくもったり変色してしまうことも。気をつけながらパストリーゼを使ってくださいね。
【パストリーゼの使い方】キッチン
次は、キッチンでパストリーゼの実力を試してみましょう。試しにシンクの排水口に、パストリーゼをシュッと一拭きしてみました。アルコール独特のツンとしたにおいが広がりますが、すぐに消えて気にならなくなります。お皿洗いの後、生ゴミを処理するついでに排水口にパストリーゼを噴くだけで、排水口のヌメリや生ゴミ臭が軽減されます。
また食べ物にも使えるパストリーゼは、食器や保存容器にも使えます。食器棚に入れておいたお皿や保存容器に、食べ物を入れる前にパストリーゼをシュッ!とするだけ、雑菌対策になります。
これが、キッチン周りでパストリーゼを使ったもの一覧です。ほとんどがマルですが、1つだけバツがついているのがゴムベラ。そう、パストリーゼはアルコールでできているので、アルコールに弱い素材のゴムを傷めてしまう恐れがあるのです。ゴムベラには使用できないということを覚えておきましょう。
【パストリーゼの使い方】玄関
次は玄関で使ってみましょう。玄関で発揮されるパストリーゼの力は、防臭成分として含まれるカテキンによって、長く続く抗菌・防臭・防カビ効果などが期待できるんです。靴や靴箱、スリッパなどに、パストリーゼをシュッとして乾かせば、気になる臭いを抑えられますよ。
他にも、壁やカーペットなど、家族がよく触れる場所の除菌にも、パストリーゼは適任です。
パストリーゼは掃除もできる?
家中のほとんどがパストリーゼで除菌できることが分かりました。では、パストリーゼは掃除にも使えるのでしょうか?キッチン周りを掃除して検証してみます。
蛇口の水垢
チャレンジするのは、このシンクの蛇口の水垢。
全体がもやもやとくもっています。ここにパストリーゼをシュッシュと吹き付けて、キッチンペーパーで拭き取ると…。
なんとツヤツヤピカピカになりました。パストリーゼは水栓の掃除にも使えるんですね。
ポットの焦げ付き
次は焦げ付きに試してみます。
コーヒーポットの表面に付いてしまった焦げ付き。せっかくのシルバー色のコーヒーポットですが、美しくよみがえるのでしょうか。先ほどと同じように、パストリーゼを拭いた後にキッチンペーパーで拭きながらこすると…。
かなり焦げ付きが取れました。しかし、表面のもやっとしたくもりまでは取れません…。実を言うと、ここまでキレイにするのにも、しばらくの間コーヒーポットをゴシゴシこすり続ける必要がありました。
さすがに焦げ付きは、パストリーゼでするっと落ちるわけではないようです。あくまでアルコール除菌スプレーのパストリーゼは、軽い汚れなら落とせますが、頑固な汚れを落とすほどの抜群の洗浄力はないと言えそうです。そのため、お掃除が終わった後にパストリーゼで除菌して仕上げるのがオススメの使い方です。
パストリーゼを使用する際の注意点
便利なパストリーゼですが、アルコールのスプレーなので、使うときは以下の点に注意してご使用ください。
・引火に注意
・使用できないものをチェック
傷や粘膜への使用はしない
アルコールスプレーですが、医薬品や医薬外部品ではありません。そのため、傷や粘膜への使用は避けましょう。傷口を刺激し、傷を悪化させる原因になる可能性もあります。万が一目や粘膜に触れてしまった場合は、すぐに水で洗い流し、医師の診断を受けましょう。
引火に注意
アルコールは非常に引火しやすい成分です。アルコール濃度が高いパストリーゼを火気近くで使用することは避けましょう。ガスコンロ周りで使用したい場合は、冷え切ったことを確認し、必ずガスの元栓を閉めてから使用してください。そして、アルコールが完全に蒸発したことを確認してから、コンロを使いましょう。
使用できないものをチェック
万能なパストリーゼですが、一部使用できないものもがあります。具体的には、
・樹脂
・塗料、ワックス等塗布面
・ゴム製品
・皮革製品
・塗装製品
・時計
これらのものに使用すると、変色するなど品質が低下する原因になる可能性があります。
パストリーゼは家中の除菌抗菌に使える
パストリーゼは、
・高純度アルコール分77%の即効性
・高純度カテキン配合の抗菌持続性
という特徴を持ち、家中のあらゆるものに使用できる便利な除菌スプレーでした。注意点を守りつつ、家全体をまるごと除菌してみるのはいかがでしょうか。
※本記事の内容は、本記事作成時の編集部の調査結果に基づくものです。
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