車のメンテナンスは初心者でも簡単!素敵な愛車を長く大切に使おう!
突然ですが、皆さん。
最近、車のメンテナンスはいつ行いましたか?
正直面倒くさいし、定期的にやろうと思ってもできないのが車のメンテナンスですよね。
「そもそも、メンテナンスってなにをどうやればいいの?」という人も多いと思います。
そこで今回は、車のメンテナンスの方法について紹介します!
初心者でも意外と簡単にできるので、ぜひやってみてください!
何でメンテナンスが必要なの?
なぜ、車のメンテナンスは必要なのでしょうか?
その理由は、車の部品は消耗品の塊だから!
冷蔵庫の中身を毎日見るように、車の中身も確認しておかないと、最悪の場合、車が故障してしまいます。
だから、メンテナンスは必要なんです!
車のメンテナンスを怠ると、具体的に次のような症状が出てきます。
・乗り心地が悪くなる
・アクセルをグッと踏んでも加速しない
このような状態になると、スリップやエンジントラブルなど、予期せぬトラブルが起こりやすくなります。
定期的にメンテナンスを行っていれば、トラブルの前兆に気づけるので、大切な車を長く使えますよ♪
メンテナンスの必要性が分かったところで、初心者でもできるメンテナンスを紹介します。
大きく分けて、3種類!
それは、
・プロにお任せ系メンテナンス
・自力で交換、補充系メンテナンス
です。
ネーミングはダサいですが、そんなことは気にせず、それぞれ詳しく説明していきますね!
チェック系メンテナンスとは?
チェック系メンテナンスとは、実際に交換などはしませんが、故障しそうな場所がないかチェックを定期的にすることです。
チェックすることも、故障・事故の予防になる立派なメンテナンスなんですよ!
チェック系メンテナンスは全部で4つ!
・エンジンオイルチェック
・ラジエター液のチェック
・タイヤチェック
それでは、メンテナンスのやり方をそれぞれ解説していきますよ!
洗車
「えっ…?洗車!?」と思ったそこのあなた!
洗車だって、歴としたチェック系メンテナンスですよ!
洗車をすれば、
・タイヤの空気圧の低下
・自分が気づいていなかったキズやサビ
・エンジンオイルの漏れ
など、大事なポイントに気づけます。
また、洗車をすることで、車体のキズやサビを防げることも!
良いことだらけですね!
そんな良いことだらけの洗車の方法は、
・洗車機にかける
という2つの方法があります。
洗車機にかけるより、自分で洗車をする方が傷つきにくいので、自分で洗車をするのがオススメ!
洗車の頻度は月に1回が目安です。
そして、洗車をしたら、忘れてはいけないのが拭き取り!
自分で洗車するときも洗車機にかけるときも、洗車後の水滴の拭き取りは重要になります。
なぜなら、水滴に日差しが当たると、水滴がレンズとなって、塗装が傷んでしまうからです。
洗車をした後は、必ず拭き取りをしてくださいね。
エンジンオイルチェック
「エンジンオイルのチェックって必要?」と思う人もいるかもしれませんが、エンジンオイルは車にとっての血液です。
車を使えば使うほどエンジンオイルは劣化していくもの。
性能が低下したエンジンオイルをそのまま使用していると、車のパワーダウンや燃費の悪化に繋がります。
そして、最悪の場合、エンジンがオーバーヒートし、エンジンを取り替えなければいけなくなります。
エンジンの取り替えには、高額な修理代がかかるので、エンジンを壊す前にエンジンオイルをこまめに確認しましょう!
整備工場やディーラーでエンジンオイル交換をすると、次回のエンジンオイル交換時期を示すシールを貼ってもらえます。
基本的にはこの交換時期を目安にして良いですが、
・高速道路をよく走る
・走行距離が長い
など、使用環境が激しい場合は早めの交換が必要になります。
自力でやるのは、エンジンオイルの量をチェックすることだけですよ。
チェックの方法はとても簡単!
この黄色い部分を引っ張ると、
オイルゲージという赤枠で囲まれた棒みたいなものが現れます。
オイルゲージをみれば、エンジンオイルがどのくらいあるか確認することができます。
画像では見えないですが、平たくなっているところの上側に「MAX」、下側に「MIN」と書かれており、エンジンオイルがMINを切っていたら、オイル不足のサインです。
チェック頻度は1ヶ月に1回を目安にしてください!
ラジエター液のチェック
ラジエター液の役割は、エンジンを冷却することです。
ラジエター液が劣化し、冷却する能力が低下すると、エンジンがオーバーヒートしてしまうかもしれません。
ラジエター液が入っているタンクには、「MAX」と「MIN」のメモリがついているので、液面がその間にあるかチェックしましょう。
チェック頻度は半年に1回程度を目安にチェックしてください。
タイヤチェック
タイヤの空気圧が低かったり、溝が浅くなっていると、重大な事故に繋がるかもしれません。
自分の車がダメになってしまうだけでなく、他の人にも迷惑をかけてしまうので、タイヤのメンテナンスもやってくださいね。
タイヤのチェック項目は
・ひび割れ、キズ、貫通物がないか
・タイヤの空気圧
の3つ!
タイヤの溝
タイヤ溝が残り3~4ミリになると、濡れた路面でのブレーキング、グリップ力が落ち始めます。
また、タイヤの使用限度は1.6ミリで、スリップラインが見えて、平らになると車検も通りません。
そのまま走っていると、とても危険なだけでなく、法律違反になるので絶対にやらないでくださいね。
ひび割れ、キズ、貫通物のチェック
タイヤは劣化が進むと、ヒビが入り、バーストの原因になります。
ヒビが入ったら即交換というわけではなく、ヒビ割れの程度次第になるなので、心配になったらタイヤショップに相談しましょう。
タイヤの空気圧
タイヤの空気圧は、車によって変わります。
運転席の右後ろの柱に自分の車の空気圧が記載されているシールが貼ってあるので、それを確認すれば、最適な空気圧がわかりますよ。
空気圧のチェックはガソリンスタンドでやることができます!
測定と充填の両方ができる補填器が備えてあるので、ガソリンを入れるついでにタイヤの空気圧もチェックしてしまいましょう!
車に乗っていても車に乗っていなくてもタイヤの空気は抜けていくので、月1回の頻度で調整することがオススメです。
自分で調整する自信がない場合は、店員さんに頼んでやってもらいましょう!
どんなに車を使っていなくても、タイヤの寿命は4年です。
4年たったら新品に交換してくださいね。
自力で交換、補充系メンテナンスとは?
こちらもその名の通り、簡単に自分でできちゃう部品の交換や補充のメンテナンスです。
自分でできるのは
・ウィンドウォッシャー液
の2つ!
それぞれ解説していきますよ!
ワイパーゴムを取り替えよう!
雨の日に大活躍のワイパー!
でも、肝心の雨の日に雨水をキレイに拭き取れない!なんてことがあったら、視界も悪くて運転が不安になりますよね。
ワイパーゴムは常に紫外線や雨風にさらされているので、ゴムが油分を失い、硬化して、ひび割れしたり切れたりします。
ワイパーゴムを劣化した状態で使用していると、雨水をキレイに拭き取れないだけでなく、金具部分がフロントガラスに触れて、傷つくかもしれません。
フロントガラスの修理は高額なので、傷つける前にワイパーゴムを点検しましょう。
もし必要があれば、取り替えをオススメします。
ワイパーゴムの寿命は約1年。
ワイパーゴムの相場は1,000~2,000円ほどなので気軽にできそうですね!
購入する際は、長さや取り付け金具の違いがあるので、自分の車に取り付けられるかしっかり確認してから購入しましょう。
ウィンドウォッシャー液を補充する
フロントガラスが汚れたときにワイパーから出せる液体をウィンドウォッシャー液といいます。
汚れたフロントガラスをキレイにしたいときに「ウィンドウォッシャー液が出ない!」なんてことにならないように、残量の確認はしっかりしましょう。
ウィンドウォッシャー液の補充は、初心者でも簡単にできるので、やってみてください!
しかし、ウィンドウォッシャー液を購入する時に、違う種類のウィンドウォッシャー液を混ぜてしまうと、詰まりの原因になります。
どうしても違う種類を使いたい場合は、使い切ってからの使用をオススメします。
チェック頻度は、2~3ヶ月に1回が目安です。
このフタを外せば、ウィンドウォッシャー液を補充することができます。
「FULL」のメモリに達するまで、入れましょう。
プロにお任せ系メンテナンスとは?
プロにお任せ系メンテナンスとは、その名通り、初心者には厳しいからプロに頼んでやってもらおう!というメンテナンスです。
バッテリーやエンジンオイルなどの交換は、自分でやるよりもプロに任せた方が安心!
それぞれの交換する目安をまとめました!
交換の目安はこれを参考にしてください。
ただし、先ほど説明したチェック系メンテナンスで異常を見つけたら交換目安に関わらず、プロのところに持って行きましょう。
自分でできるメンテナンス項目一覧
今まで説明してきたメンテナンス項目とそれぞれの頻度をわかりやすく表にまとめました。
これを参考に、自分でメンテナンスしてくださいね。
まとめ
いかがでしたか?
メンテナンスといっても、簡単なものからプロに任せた方が良いものまで色々あるんですよ。
難しいメンテナンスは、無理して自分でやらないようにしてくださいね。
簡単な車のメンテナンスだけでも、大切な車の寿命を延ばすことができるので、少し面倒くさくても頑張りましょう!