浴室の大掃除を制する者はカビ取り剤を制す!【茂木和哉】
こんにちは!
茂木和哉です。
普段のお風呂掃除は、バスクリーナーだけで済ませる方がほとんどだと思いますが、大掃除ではバスクリーナーの出番はほとんどありません。
カビ取り剤が活躍する場です!
そんなカビ取り剤を、いかに効率よく、効果的に、そして安全にカビ取り剤を使うことができるかが、大掃除では重要なポイントとなります。
そこで!
どのようにカビ取り剤を使うのがよいのか、詳しく説明していきます。
カビ取りの作業を始めに行う
はじめにバスクリーナーで皮脂汚れを洗ってから、カビ取りをしたくなる方が多いと思います。
でも、カビ取り剤でも皮脂汚れは取れますので、カビ取り作業を先に行ってください。
そうすることで時間短縮、節水にもつながります。
水垢落としは最後です。
カビ取り作業は、段取り八分
カビ取り作業を効率よく効果的に、そして安全に行うために、以下の準備をしてから始めることをオススメします。
・カビ取り剤は塩素系のものをお選びください。
・シャンプーやヒゲソリ、掃除用具など浴室から出せるものはすべて出します。
・換気扇をまわし窓を開けます。
家の中に塩素臭が流れていかないように、お風呂のドアと脱衣所のドアは閉めます。
・ゴム手袋(できれば長め)、長靴(バスブーツ)、マスクをします。
・スポンジと歯ブラシ用意します。
ブラシでなく、スポンジを使ってください。
ブラシでは、隅々まで洗えなかったり、液が飛び跳ねて体にかかる危険があったりするので、オススメできません。
スポンジは、小さめの方が作業しやすいのでオススメです。
浴槽用にこだわることはありません。
歯ブラシは、カランの溝や排水口の部品、窓枠など、細かい箇所を洗うのに便利です。
以上の準備ができたら作業に入ります。
カビ取り作業の重要ポイント
カビ取り作業をする上でのポイントは、一気に全体を洗わないことです。
一度に全体を洗うと塩素臭が充満し、呼吸が苦しくなったり具合が悪くなったりすることがあるので、オススメできません。
作業手順の例です。
1. パッキンにカビ取り剤をつけて歯ブラシで洗う。
2. 窓枠部分にカビ取剤をつけて歯ブラシで洗う。
3. 排水口にカビ取り剤をつけて歯ブラシで洗う。
4. 浴槽内の排水口、追い焚きの穴にカビ取り剤をつけて歯ブラシで洗う。
5. 床にカビ取り剤とつけてスポンジで洗う。
6. 窓枠部分をシャワーですすぐ。
7. 浴槽内の排水口、追い焚きの穴をシャワーですすぐ。
8. 床をシャワーですすぐ。
9. ドア下部にカビ取り剤をつけて歯ブラシで洗う。
10. 洗い場やカラン回りにカビ取り剤をつけてスポンジ・歯ブラシで洗う。
11. 浴槽の外側(排水口の上の面)にカビ取り剤をつけてスポンジで洗う。
12. まだ洗っていない壁(胸のあたりまで)にカビ取り剤をつけてスポンジで洗う。
13. 全体をシャワーですすぐ。
その後に天井と壁の胸より上の面を洗うのですが、カビ取り剤を使うのは危険なところです。
ですので、カビがそんなに酷くない場合は、バスクリーナーで洗うことをオススメします。
十分綺麗に落とせます。
ここまででカビ取り作業は終了です。
次は浴槽やガラス、カランの水垢取りをします。
水垢取りには、酸性洗浄剤と研磨剤が効果的です。
浴槽は酸性洗浄剤、鏡・カランは研磨剤が適してます。
その後しっかりシャワーですすいで終了です。
ぜひ、試してみてください!