スーツの衣替えはいつがいい?クリーニングから保管方法まで大公開!
スーツは日本で和服が正装の幕末末期から着られていたとされています。意外と歴史があるのですね。
そんなスーツ、特に新社会人の方は衣替えの時期に悩むのではないでしょうか。
いつすればいいのか。最近は気温の変化が激しくて、なおさらわからない…。
そこで今回はスーツの衣替えのタイミングを紹介します!
そして、衣替えに切っても切り離せないクリーニングや保管の方法についても一緒にご紹介。
この記事を読めばスーツの衣替えに心配することがなくなりますよ!
スーツには3種類あるのをご存知でしたか?
スーツの衣替えをしよう!とその前にどんなスーツがあるのか知りたいですよね。
いやいやそんなの知ってるよ、と思うかもしれません。
では、「オールシーズン用スーツ」という言葉を聞いたことがありますか?
ないですよね、それでは説明していきます(笑)
スーツの種類
スーツの種類は季節に合わせて3種類あります。
・秋冬用スーツ
・オールシーズン用スーツ
それぞれ説明していきますね。
春夏用スーツ
春夏用のスーツは生地が薄く、裏地がなく、軽いことに特徴があります。
夏はもちろん、なるべく熱がこもらないようにしたいですよね。春も徐々に暖かくなる季節なので同じです。
そのため、春夏用のスーツはなるべく熱がこもらないように作られています。
・生地が薄い→熱がこもりにくい。
・裏地がない→風通しがよい。
・軽い→疲れにくい。
秋冬用スーツ
秋冬用のスーツは春夏用とは対照で生地が厚く、裏地があり、重いことに特徴があります。
冬は寒いので熱をこもらせて暖かくしたいですよね。秋も徐々に寒くなってくる季節なので同じです。
そのため、秋冬用のスーツは熱がこもるように作られています。
・生地が厚い→熱がこもりやすい。
・裏地がある→風通しが悪い。
・重い→疲れやすく熱を発しやすい。
オールシーズン用スーツ
冒頭でも書きましたが、「オールシーズン用スーツ」というものが世の中にはあるのです!初めて聞いた人も多いと思います。実は、スーツ量販店に行けば売っているところがたくさんあります。
春夏、秋冬用とは何が違うの?と、気になりますよね。
会社によって違うのですが、基本的には春夏、秋冬の特徴を合わせたものになっています。
簡単に言えば、秋冬と春夏用の間をとったスーツです。例えば、
生地は春夏、裏地は秋冬、重さは春夏用になっているみたいな感じです。
そのため、春夏は春夏用に比べ暑く感じ、秋冬は秋冬用に比べ寒く感じてしまいます。
年中着られるというメリットがある分デメリットももちろんあります。世の中そんなにうまくいきませんね(笑)
いつ衣替えするの?
今でしょ!と言いたいところなのですが、しっかりと適した時期にしましょう。
間違った時期に衣替えすると余計に寒かったり暑かったりします。また、風邪もひきかねません。
衣替えの時期
春夏、秋冬用のスーツをそれぞれ購入していれば衣替えができます。
では一体いつ衣替えするのがベストなのでしょう…。
夏から秋の衣替え
一般的に夏から秋への衣替えでは9~11月頃がいいとされています。
残念ながら、この日にする!と決められてはいないんです。年によっては10月初めまで暑かったり、10月は既に寒いこともありますよね。
範囲が広すぎて嫌だ!と嘆く人も出てくるでしょう。
そこで、衣替えをする目安として10月中旬をおすすめします!
暑いといわれる年でも11月に突然寒くなることがあります。9月はまだ暖かいことが多いので10月中旬が適しています。
ただ、実際の気候や地域によって変わるので、あくまで目安としてとらえてくださいね!
冬から春にかけての衣替え
次に、冬から春にかけてです。これもまた3~5月頃と広く、嘆いてしまうと思います。
そこで目安として、ゴールデンウイーク頃の暖かい日にすることをおすすめします!
具体的な期間は、4月の終わりから5月の始めの間です。今年もそうでしたが、3月に暖かくなったと思ったら4月にまた寒くなるといったことがあります。
風邪をひく可能性もあるので、例年気温が上がり始める4月終わりから5月の始めにかけての暖かい日に衣替えすることをおすすめします。
・夏→秋…10月中旬
・冬→春…4月後半から5月初め
ちなみに、スーツと普段着の衣替えは別物です。詳しくはこちらの記事に書いてあります。
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衣替えしないという手も
え、衣替えしなくてもいいの!?と驚いたことでしょう。でも、さっきオールシーズンスーツを紹介しましたよね。
それを利用するのです。
その名の通り、オールシーズン(どの季節でも)対応しています。
とても便利ですね!
ただし、
春用、夏用の特徴を取り入れているので必ずしも暑さや寒さを防げるわけではありません。詳しくはお店の人に聞きましょう。
便利な反面悪い面もあります。自分の体と相談して決めましょう。
クリーニングから保管までのポイント
衣替えに切っても切り離せないのが「保管」ですよね。違うスーツに変えるということは、前のスーツは「保管」しなければならないです。
保管方法を間違えると、大切なスーツを長く着られないかも…。
それを防ぐために、保管の方法と注意点も紹介します!
保管の前にクリーニング
とりあえずクローゼットに収納しよう。
危険です!
これから長い間同じ場所に置いておくのに汚いままだと、カビや害虫がついたりする可能性があります。
害虫にとっては格好のエサとなり、汚れは時間とともにカビになる恐れがあります。
しっかりクリーニングに出して清潔にしましょう!
また、自分でスーツを洗濯する方法もあるのでこちらを参考に。
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保管の注意点
クリーニングをしてきれいにしたスーツを、長期間きれいな状態で維持したいですよね。
ただ保管するだけではいけないので、保管時の注意点を紹介します。
それはズバリ、クリーニングに出した後についてくるビニール袋を外すことです。
長期間保管するときに重要となるのは通気性をよくすることにあります。通気性をよくすればカビ、害虫を防ぐことができます。
ビニール袋は通気性が良くないためすぐに剥がしましょう。
剥がした後に、おすすめなのは不織布をかぶせて保管することです。
きっと皆さんも一度は見たこと、聞いたことがあると思います。不織布を使うメリットはハンガーにかけて使えることです。
スーツはしっかりハンガーにかけないと型崩れを起こしやすいので、ハンガーにかけられてかつ通気性の良い不織布はスーツの保管に最適ですよ。
かけられるタイプの防虫剤があればなおGOOD!
ちなみに、おすすめの不織布はこちら。
アストロ 洋服カバー 16枚組 フリル調 両面不織布 605-01
こちらの不織布のポイントは、とてもシンプルで使いやすいやすいことです。数も自分で選べるのでうれしいですね。
しっかりハンガーにかけて型崩れを防ぐこともお忘れなく♪
宅配クリーニングにすべておまかせ!
クリーニング屋に行って、不織布を用意して…
少し面倒ですよね(笑)私だったらやりません。
私も含めそんな面倒くさがりな人におすすめなのが、ユアマイスターの宅配クリーニングです!
クリーニングから次に使いたい日までの保管をすべて一括でやってくれます。家から一歩も出ずにまとめてやってくれるなんて夢のようですね。
詳しくはこちらから。
宅配クリーニングについてもっと詳しく
まとめ
いかがでしたか?
今回はスーツの衣替えと保管について紹介しました。
スーツには、春夏用、秋冬用、オールシーズン用の3種類がありましたね。
冬から春の衣替えは10月中旬、夏から秋の衣替えは4月後半から5月前半が目安でした。
保管は通気性が大事です。
そして、困ったらユアマイスターの宅配クリーニングを活用することをおすすめします。
しっかり頭に入れて実践しましょう!