パタゴニアが取り組む、服の修理・リペア方法「Worn Wear」
1957年、アメリカで創業されたパタゴニア(patagonia)
「有名なアウトドアブランドは?」と聞かれた時に、1番最初にパタゴニアを思い浮かぶ人も多いのではないでしょうか?
アルピニズムを企業理念の中心としているパタゴニアは、製品を作る時に高品質で長持ちの製品を作ることを最も大切としています。また、アイテムが修理できる事である事を商品を作るときの必須条件としているんです。
高品質でありながらも、地球環境の保護を第一に考えて製品作りをおこなってきたパタゴニア。皆さんは、パタゴニアがリサイクルやリペアに力をいれているのをご存知ですか?
ユーザーさんから届けられた、修理が必要な製品をリペアセンターで修理をする活動だけでなく、製品を長く使ってもらうために、修理やユーズド製品の販売、リサイクルなども行っています。
そのパタゴニアが、力を入れているのが「Worn Wear」なんです。
製品サイクルを伸ばす「Worn Wear」
Worn Wearは、着ることについてのストーリーを祝い、パタゴニアを愛する方々にギアを長く使って貰い、修理が出来なくなったパタゴニア製品を簡単にリサイクルするための方法を提供しようというプログラムなんです。
物を買う事を最小限に減らして、二酸化炭素の排出と廃棄物および製品を作るための水の使用量を削減を行うことを目的としています。
新品よりもずっといい「Worn Wear Snow Tour」
この冬、パタゴニア主催の「Worn Wear Snow Tour」が1月26日から開催されます!
お手持ちのウィンターウェアを、修理してもらうのでははなく、自分の手で修理しちゃおうっていうイベントです。
イベント内容
セルフリペア
ご自身の手でお手持ちのスキーウェアやスノーボードウェアを、リペアテープを使って穴や破れを補修をしたり、簡易的に取り付けることができるパーツの交換・取り付けを行います。
撥水テスト&ウェアメンテナンスの紹介
お持ちのウェアの撥水性をテストし、撥水性加工や洗濯方法を紹介します。
ちなみに、イベントの参加費は無料!
パタゴニア製品だけでなく、全ブランドのウェアがイベント対象になっているのが嬉しいですよね♪
なお、開催日時は以下の通りです。
12:00~17:00
パタゴニア 白馬/アウトレット
1/29 (火)・1/30 (水)
10:00~15:00
白馬岩岳スノーフィールド
2/2 (土)・2/3 (日)
10:00~15:00
鹿島槍スキー場(中央ゲレンデ)
2/5 (火)・2/6 (水)
10:00~15:00
白馬八方尾根スキー場(うさぎ平テラス)
2/9 (土)・2/10 (日)
9:00~14:00
白馬コルチナスキー場(JAPAN FREE RIDE OPEN)
2/23 (土)・2/24 (日)
*イベントの開催時間に準ずる
丸沼高原スキー場(*19-20 GENTEMSTICK NEW MODEL DEMO TOUR)
3/2 (土)・3/3 (日)
*イベントの開催時間に準ずる
谷川岳天神平スキー場(*TENJIN BANKED SLALOM)
3/23 (土)・3/24 (日)
9:30~15:00(予定)※変更の可能性あり
高鷲スノーパーク(19-20 New Model TESTRIDE & BOOKING /東海地区プロショップ合同試乗会)
ウィンターウェアをリペアすることで、お財布にも地球にも優しいんです。
長年愛用しているものを、自分の手でリペアすることで、愛着がわいてもっと大切にすることが出来そうですね♪
パタゴニア製品を修理したい場合は
先ほども説明しましたが、パタゴニア製品は修理が行えます。修理をしたいときは、どうすれば良いのでしょうか?
ここでは、
・修理サービスを利用する場合
・自分で修理する場合
この2つを簡単に紹介します。
修理サービスを利用する場合
パタゴニアでは、修理サービスを行っています。
修理依頼表に必要事項を記入し、修理品と共にリペアサービス宛に送付することで修理を行って貰えます。また、直接の持ちこみにも対応可能です。
ちなみに、リペアサービスと同様に、カスタマーサービス、パタゴニアの直営店、正規取扱店でも修理の依頼ができます。正規取扱店へ依頼する場合は、事前に問い合わせてをしてみてくださいね。
通常の修理品であれば、約2~3か月程で修理を行って貰えます。
自分で修理をする場合
服に空いた小さな穴などは、パタゴニアが発売している「ウォーンウェア ギアパッチ」を使用して修理を行ってみましょう。
消毒用のアルコールで表面を綺麗にして、適切なサイズにカットしたパッチを補修箇所に当てましょう。その後、ドライヤーの風を低温にして5分間、補修箇所にあてることで簡単に修理ができちゃいます。
お持ち帰り袋をデポジット制に
また、パタゴニアは、「お持ち帰り袋の消費抑制と循環、マイバック持参率の向上を目指すため」にデポジット制を取り入れています。
パタゴニアを購入の際に、お持ち帰り袋が必要な場合デポジットとして100円を払う仕組みになっています。
お持ち帰り袋が不要となった場合は、直営店に返却するとデポジットの100円が返金されるんです!
ちなみに、このお持ち帰り袋もリサイクルして作られたもの。さらに返却された袋もリサイクルに活用されます。
この活動が、パタゴニア以外にもどんどん普及していくと良いですね。
まとめ
今回は、パタゴニア(patagonia)の取り組みを紹介しました。
アパレルブランドでありながら、自社製品のリサイクルやリペアに尽力するパタゴニア。
この冬は、Worn Wear Snow Tourに参加して、スキーウェア・スノボウェアをご自身で修理しませんか?
ユアマイスタイルは「大切なモノをもっと大切にする人のためのメディア」として、素敵な情報をどんどん紹介ししていきます!