ゴキブリのフンはフェロモンで仲間を呼ぶ!?黒い粒を見つけたときの対処法
家の中に黒っぽい粒が落ちていたら、実はそれ「ゴキブリのフン」かもしれません!ゴキブリのフンを放置してしまうと、ゴキブリを増やす原因にもなりかねないため、早めに対処することが必要です。今回は、ゴキブリのフンの特徴や発生しやすいエリア、発見した時の対処法についてご紹介します!
ゴキブリのフンの特徴
まず最初に、ゴキブリのフンを見極める方法についてご説明します。
フンの特徴はゴキブリの種類によって異なります。クロゴキブリの場合は、フンの大きさは2~2.5mm程度で黒色。チャバネゴキブリの場合は、フンの大きさは1mm程度で茶色っぽい黒色をしています。
どちらのゴキブリのフンも小さく、ゴキブリのフンかどうか見極めることはとても難しいため、黒っぽい粒が落ちていたら、ゴキブリのフンの可能性が高いと考えるようにしましょう。
また、ゴキブリは以下のような場所を好むので、ここに黒っぽい粒が落ちていた場合には、ゴキブリのフンである可能性が極めて高いと言えます。
ゴキブリが好む場所
キッチン
キッチンは、ゴキブリのエサとなるものが多くあるため、家の中でもゴキブリが発生しやすい場所です。食器棚の底やレンジや冷蔵庫の下など、普段目が行き届かないところにゴキブリのフンがある可能性もあるため、重点的に確認するようにしましょう。
リビング
ゴキブリは暖かい場所を好む習性があるため、リビングのテレビ台の裏や熱を発するパソコンやDVDプレーヤーなどの機器の近くに発生する可能性があります。ゴキブリのフンは小さいため、機器の部品などに入り込んでしまった場合には故障する恐れもあるため、こまめに掃除して確認するようにしましょう!
ベランダや玄関
ベランダや玄関といったゴキブリの侵入路になる場所も注意が必要です。ベランダに置いてある植木鉢などは定期的に動かすようにし、下駄箱に入ったままになっている靴も定期的に出し入れをして、ゴキブリの住処とならないように気をつけましょう。
新聞紙の間
積み重ねて置いている新聞紙や雑誌の間も、暖かくゴキブリにとっては居心地のいい住処になります。新聞紙や雑誌は溜めすぎないようにし、カゴに入れて定期的に動かし、ゴキブリが発生していないかどうかを確認するようにしましょう!
ゴキブリのフンによる被害とは?
ゴキブリは、サルモネラ菌や赤痢菌などの病原体を運んでくると言われています。フンの付着した食べ物を食べてしまったり、フンが付着したお皿で食事をしたりしてしまった場合、病気に繋がる可能性もあるので注意が必要です。
直接口に入れてしまう以外にも、ゴキブリのフンの粒子が飛び散ることで、くしゃみや鼻水などのアレルギーを引き起こしたり、皮膚の炎症を引き起こす場合もあります。
また、ゴキブリのフンは集合フェロモンと呼ばれる臭いを発しているため、他のゴキブリを寄せ付けてしまう可能性があります。他のゴキブリを寄せ付けないためにも、ゴキブリのフンを見つけた場合には、すぐに処分することが大切です。
ゴキブリのフンを見つけたときの対処法
ゴキブリのフンを見つけたら、素手では触らないように、使い捨ての手袋などを使用して処分を行うことが大切です。
まずは、落ちているゴキブリのフンをティッシュなどで拭き取り、アルコールの除菌スプレーなどを雑巾に吹きかけて、落ちていた箇所を丁寧に拭き取りましょう。壁にフンが付着している場合には、壁用のクリーナーなどを用いて掃除することがおすすめです。
また、ゴキブリの掃除をする上で大切なのが、ゴキブリのフンの臭いを残さないことです。掃除に使った雑巾や使い捨て手袋、ティッシュなどは袋の中に入れて、しっかりと縛ってから捨てるようにしましょう!
日常的にゴキブリを寄せ付けない対策を
ゴキブリを寄せ付けないためには、日常的に対策を行うことが大切。食べ残したものや排水口のゴミや生ゴミなどは放置せずに、密閉できるゴミ箱などに捨てることがおすすめです。
また、物陰など普段目の行き届かない箇所の掃除も、定期的に行うことでゴキブリの住みかとなるのを防ぎましょう。外から侵入するゴキブリを予防するためには、ゴキブリ用の防虫剤を使うこともおすすめです。
殺虫剤には、忌避剤タイプのものやくん煙タイプのもの、スプレータイプのものなどがあります。スプレータイプは、侵入路となる箇所の対策として使用し、くん煙タイプは家全体の対策として使用するなど、使用する箇所によって使い分けるようにしましょう!
まとめ
ゴキブリのフンの特徴や発生しやすいエリア、発見したときの対処法についてご紹介しました。ゴキブリのフンを家の中で発見した際には、今回ご紹介した内容を参考に、早めに対処するようにしてくださいね!
※本記事の内容は、本記事作成時の編集部の調査結果に基づくものです。
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