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更新日: 2024年9月11日

ヤマトゴキブリの侵入を防ぐには?大きさや特徴、被害など徹底解説!

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不快害虫とされるゴキブリ。しかしひと言にゴキブリと言っても日本にはさまざまな種類のゴキブリがいます。そのなかで日本固有のゴキブリが「ヤマトゴキブリ」です。今回はヤマトゴキブリと他のゴキブリとの違いと、ヤマトゴキブリ対策について解説します。

日本の家屋に現れるゴキブリ

世界に3,000種類以上いるとされているゴキブリですが、日本で家屋の中まで侵入してくるゴキブリは「クロゴキブリ」「チャバネゴキブリ」「ワモンゴキブリ」そして、「ヤマトゴキブリ」の4種類です。

4種類のゴキブリの大きさ

ヤマトゴキブリ…25~35mm
ワモンゴキブリ…30~45mm
クロゴキブリ…30~40mm
チャバネゴキブリ…11~15mm

ヤマトゴキブリと同じ黒褐色をしているのがクロゴキブリですが、クロゴキブリよりひと回り小さく、ツヤがないのが特徴です。

ヤマトゴキブリの特徴

ヤマトゴキブリは寒さに強い

ヤマトゴキブリと他のゴキブリとの違いは寒さに強いという点です。一般的にゴキブリが生息しにくいといわれる北海道でも確認されています。

ヤマトゴキブリは屋外と室内を行き来する

ヤマトゴキブリは屋外と室内を行き来する半屋外生息種です。雑木林などの屋外にも生息し、室内に住みつくこともあります。室内でヤマトゴキブリを見かけた場合、屋外と屋内がつながる隙間からの侵入も考えられます。

ヤマトゴキブリは繁殖力が強い

ゴキブリは雄と交尾しなくても繁殖が可能な単為生殖です。ヤマトゴキブリは繁殖力も非常に強く、通常ゴキブリは20度以下では産卵や孵化しませんが、寒さに強いヤマトゴキブリは20度以下でも繁殖活動が可能です。寒い地域であっても、冬場に室内へ侵入されると、室内で繁殖してしまう可能性があります。

ヤマトゴキブリは日本家屋を好む

ヤマトゴキブリも基本的にはほかのゴキブリと同じように、暖かく暗い場所を好みますが、鉄筋コンクリートのビルやマンションより、木造の日本家屋を好むとされています。

また、ヤマトゴキブリは和紙もエサとするので、日本家屋の古い屏風などが餌食になってしまうこともあります。

ヤマトゴキブリの被害

病原菌やウイルスの媒介

ヤマトゴキブリの体の表面や足にはさまざまな病原菌やウイルスが付着しています。その病原菌が食品や食器に触れて体内に入ると、食中毒や感染症、大腸炎などのさまざまな症状を引き起こす恐れがあります。

また、ヤマトゴキブリの体内に寄生虫を宿している場合もあり死骸や糞の一部を吸い込んでしまうと、くしゃみや鼻水、喘息や呼吸困難といったアレルギー症状などの健康被害を及ぼす恐れもあり危険です。

異物混入・風評被害

ヤマトゴキブリが、飲食店、食品加工工場、スーパーに侵入してしまった場合、食材に紛れて混入してしまうリスクがあり危険です。もし、ゴキブリが混入されていたら、行政による営業停止処分が下る可能性もあります。

食品に混入されなくても、飲食店等でヤマトゴキブリが現れたらお客さんに不快感を与ることとなり、頻繁に現れると風評被害を招き経済的損を受ける可能性もあります。

家電の故障

ヤマトゴキブリはほかのゴキブリと同じく、暗くて暖かい場所を好みます。テレビや冷蔵庫などの電化製品の中はヤマトゴキブリの住処にされやすく、電化製品の故障や電化製品のショートによる火事などにつながることもあります。

和紙の食害

雑食性のヤマトゴキブリは和紙をエサにすることがあるため、室内の古本や古い屏風などがヤマトゴキブリのエサとして被害を受けることがあります。

ヤマトゴキブリの対策

屋外と室内を行き来するヤマトゴキブリはゴキブリを室内に寄せ付けないことが大切です。

侵入口を塞ぐ

外からの侵入を防ぐため、ヤマトゴキブリが侵入する可能性がある場所を塞ぎます。

侵入する可能性がある場所

・玄関や窓の隙間
・換気扇や通気口
・エアコンの室外ホース
・排水溝

玄関や窓の隙間を塞いでおきましょう。換気扇や通気口、エアコンの室外ホースにはフィルターなどを付けて塞ぎます。

エサを置かない・住処を作らない

ヤマトゴキブリは雑食性でいろいろなものを食べ、ほこりが多く多湿な不衛生な環境を好みます。キッチンや浴室などの水回りを清潔にし、エサとなる食べかす等を置かないようにします。

家電回り、本棚等にホコリがたまらないように定期的に掃除をし清潔を保ちます。倉庫に置かれたダンボールなどは住処となりやすい場所なのですぐに撤去しましょう。

防虫剤を設置する

出入口になりそうな場所に忌避剤や防虫剤を設置すると侵入を防ぐ効果があります。

ヤマトゴキブリの被害に困ったらプロに相談をしよう

ヤマトゴキブリは室外と室内を行き来するため、駆除しても何度も発生することがあります。素人には生息場所や侵入口を特定するのは難しい作業です。

自分で駆除することに限界を感じた場合はプロの業者に依頼をしましょう。プロの業者は駆除だけでなく、侵入口を塞ぐなどの対策も行ってくれます。

まとめ

ゴキブリはさまざまな被害を及ぼす害虫です。ヤマトゴキブリは寒さにも強く、繁殖力も強いため見つけたらすぐに駆除しましょう。家に侵入するゴキブリの中でもヤマトゴキブリは室外と室内を行き来するため、駆除が難しい場合もあります。駆除をしても、何度もヤマトゴキブリが発生するようならプロの業者に依頼することをおすすめします。

監修者
ライター
ワタシト 編集部
ワタシトは暮らしの不便を解決するアイデアや商品を紹介するメディアです。掃除や洗濯、日用品のお手入れ、ハウスクリーニング、家具、家電、生活雑貨の新商品など役立つ情報をお届けします。
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