物置の屋根を修理ってどう頼む?DIY応急処置法や劣化を防ぐコツも
屋外に置かれる物置の屋根は日々雨風にさらされて、年月とともに劣化していきます。
気づかずに放っておくとサビて穴が開き雨もりをしたり、劣化した隙間から雨が入り込むこともあります。
強風の時に壊れた屋根が飛んでいって、二次被害を及ぼすと大変です。
物置の屋根をチェックして破損個所を発見したら早めに修理をしましょう!
物置の屋根の修理をプロに依頼した場合の対処
屋根の葺き替え
破損がひどい場合は、既存の屋根を撤去して新しい屋根に葺き替えることができます。
屋根の葺き替えは根本的な修理ができ、耐久年数が長くなります。
ただし、状態によっては下地部分、雨樋部分の修理が必要になり、屋根材の費用に加え撤去費用もかかるため、今後どれくらい物置を使用していくかも合わせて修理をするか検討しましょう。
カバー工法(重ね葺き)
既存の屋根の上に新たな屋根を被せる工法です。
古い屋根を撤去する必要がなく、撤去費もかからないため費用が抑えられ、工期も葺き替えより短くて済みます。
ただし、既存屋根の形状や下地の状態によっては施工できない場合もありますよ。
サビ止めと塗装
物置の屋根にサビが発生している場合はサビ止めと塗装をします。
サビは放置しておくと次第に内部まで侵食し、屋根に穴が開いてしまいます。
サビがひどくなる前に塗装をすることで物置を長持ちさせることができます。
金属製の屋根の場合には定期的なサビ止めと塗装でメンテナンスすることをおすすめします。
コーキングの再施工
コーキングは年月とともに劣化をします。
完全に劣化をする前に打ち直しをしておくと、雨水の侵入を防ぎ中の荷物を守ることができます。
DIYで物置の屋根を修理する方法
物置の屋根の修理をするときは、まずは破損箇所の状態を確かめましょう。
破損個所がサビているときは、サビを落とし、サビ止めを塗ってから補修作業をします。
サビをそのままにしておくとサビの範囲が広がり、また補修もうまくいきません。
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補修テープを使う
屋根に穴が開いた場合は、補修テープを使って塞ぎましょう。
必ず防水の屋外用のものを使用しましょう。
テープを張る際は気泡が入らないように気を付けましょう。
場所によっては太陽光の反射で補修箇所が目立つ場合があります。
補修テープはホームセンターやインターネットで購入可能です。
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コーキング補修
雨漏りの原因が屋根の隙間の場合はコーキング剤で補修しましょう。
コーキング剤を打ったらすぐにへらで整え、固まらないうちにマスキングテープをはがします。
複数箇所補修をする場合は、1箇所ごとにテープのはがして作業をしましょう。
DIYは応急処置!
DIYで表面的に修理をしても、破損部分から侵入した雨水によって内部が傷んでいることもあります。
また、経年劣化が進んでいる場合はDIYで修理ができない場合もあります。
DIYでの作業はあくまでも応急処置だと考えておきましょう。
DIYで修理してもまたすぐに雨漏りしてくる場合や、修理に自信のない方は、プロの業者へ依頼するのがおすすめです。
部分的な補修であっても、プロの業者に作業をしてもらうと耐久性も上がります。
火災保険を申請する
物置屋根が壊れた原因が台風や大雨、雹や大雪などの自然災害の場合、修理に火災保険が適応される場合があります。
保険会社のプラにより契約内容は様々なので、ご自身で加入されている火災保険を確認してみてください。
申請する際は壊れた原因が自然災害であることを証明するための書類が必要となります。
書類によっては保険の審査が通らない場合があります。
保険申請を行いたい場合は保険申請の経験豊富な、知識のある業者に相談しましょう。
経年劣化や人的ミスにより破損してしまった場合は補償外になります。
物置の屋根の劣化を防ぐために
物置の設置場所
屋外に設置する物置は、雨風や紫外線などにより劣化していきます。
特に屋根は影響を受けやすく、外壁よりも劣化が進みやすい場所です。
劣化を防ぐために物置の設置場所を工夫することも重要です。
物置の設置に適さない場所
・屋上
・風当たりの激しい場所
・家の屋根から落ちる雨や雪が直接当たる場所
屋上は紫外線の影響を受けやすく、強い風が当たります。
風が抜ける細い通路なども風当たりが強い場所です。
屋根へ直接衝撃を与えると、負担が大きくなり傷や劣化の原因となります。
物置屋根の修理は症状が軽いうちに!
屋根を長持ちさせるためにはこまめなチェックとメンテナンスが重要です。
物置屋根は年月とともに様々な劣化症状が現れます。
サビや傷は症状が軽いうちに修理をすれば、劣化を防ぐこともできます。
破損に気づかずに放っておくと、強風で屋根が飛んでしまうこともあります。
破損に気づいたら、早めの応急処置や修理が必要です。
まとめ
物置の屋根はDIYで修理可能ですが、長期的にみると専門の業者に依頼することがおすすめです。
雨風にさらされる物置は年月が経つと劣化をしていきます。
定期的にサビ、傷や破損がないかチェックをし、早めに対処しましょう!