
エアコンと扇風機を併用した節約術!夏以外も役立つ効果的な方法とは
ちょっと外出するだけで、汗が垂れてくる暑い夏。帰宅したら、エアコンの設定温度を24℃にしてと…ちょっと待って!エアコンの設定温度を下げるだけだと、損している可能性が!夏を乗り切るには、エアコン×扇風機がいいんです。今回はエアコン×扇風機のメリットなど紹介していきます。
目次
エアコンと扇風機の電気代を比較!
まず、エアコンと扇風機の電気代はどれほど違うのかを、編集部が調べた目安で比較していきます。
一人暮らしの場合、
→約3,000円
・扇風機を1ヶ月使った時の電気代
→約170円~330円
4人家族の場合、
→約20,000円
・扇風機を1ヶ月使った時の電気代
→約1,000円
こう見ると、扇風機の方が断然安いですよね。
しかし、扇風機だけで真夏を過ごすのは厳しいと感じる人も多いはず。そこで試してみたいのが、エアコンと扇風機を併用する方法。
さっそく併用した場合の電気代をチェックしてみましょう。
エアコンと扇風機を併用した場合の電気代
エアコンの設定温度は、1℃上げるだけで約10%の節電になると言われています。つまり、エアコンの設定温度を26℃にするよりも、扇風機をつけてエアコンの設定温度を28℃にする方がエアコン代を20%カットすることができるんですよ♪
たとえば、6畳くらいの部屋なら、ひと夏あたり3,000円程度の節約に繋がります。エアコン×扇風機、良くないですか…?
扇風機を併用するメリットは他にも!
先ほど、エアコン×扇風機のお得さについて説明しましたが、まだメリットがあるんです!
それは、「温度ムラ」が解消できること。
温度ムラとは、部屋の中の一部分の空気は冷たくなっているが、別の部分は暑いままの状態のことです。
一般的に冷たい空気は下に溜まっていくので、エアコンをつけていても部屋の上の方は暑く、下の方は冷たいという状態になりやすいんです。そうなることで、身体が冷えないと感じ、ますます設定温度を下げてしまう原因に。
そこで、扇風機を上手に置けばまるっと解決!?ただし、置き方にコツがあります。
エアコンと併用するときの扇風機の置き場所
とっても簡単なエアコン×扇風機の上手な置き方を紹介していきます。
まずは、エアコンの風向きを「水平」に設定しましょう。エアコンの風向きを水平に設定することで、下の方に溜まっていた冷風が少しずつ降りていくようになるんです。
扇風機の向きはエアコンに向ける方法と壁に向ける方法の2パターンがあります。部屋の構造やコンセントの場所によって、都合の良いほうを選びましょう。
エアコンに向ける方法
1.扇風機はエアコンの風下に置く
このように、扇風機をエアコンの風下に置きます。
2.扇風機をエアコンと向かい合う方向に置く
扇風機をエアコンと向かい合う方向に置くことで、エアコンから出る風と扇風機の風で空気の流れができ、風が部屋の中をぐるぐる回るようになります。
3.扇風機の頭を天井に向ける
扇風機の頭を最大限上に向けて、天井に向かって風を送ります。
エアコンからの冷気を上に向けることによって、部屋全体を均一に冷やすことができますよ!
これで、完了。
壁に向ける方法
1.扇風機をエアコンと反対側の壁に向けて置く
「反対側に置いたら、意味ないんじゃないの?」と思う方いますよね…?
2.壁方向に向けて、扇風機を回す
壁に向かって風を出すことで、部屋全体に空気を循環させることができるんですよ。
これで、完了。
この2つの方法は、電気代を安く抑えられるだけではなく、部屋の空気もだいぶ変わるのでとってもおすすめです♪
ちなみに、扇風機と同じように配置すればサーキュレーターでも代用できますよ!
参考までにサーキュレーターの使い方についてもチェックしてみてくださいね。
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エアコン×扇風機は部屋干しや暖房にも!
エアコン×扇風機の併用は夏の時期だけではありません。
暖かい空気が部屋の上部に溜まることは先に説明しましたが、実は冬の暖房もエアコンから出た暖かい空気が部屋の上部に溜まってしまうんです。だから、いつまで経っても足元が冷える…と感じてしまうんですよね。
そこで、エアコン×扇風機を利用すれば夏の時期と同じように、部屋全体に空気を循環させて「温度ムラ」を解消できます!冬の「温度ムラ」を解消すれば、エアコンの温度を上げる必要がなくなるので、暖房代も節約できますよ。
それだけではありません。
洗濯物を部屋干しするという人は必見!部屋干しするときにもエアコン×扇風機を使うと部屋の空気が循環されるため、洗濯物を早く乾かすことができます。
部屋干しで洗濯物がなかなか乾かないと雑菌が繁殖して生乾きの臭いが発生しますよね?洗濯物を早く乾かすということは、節約になるだけではなく臭いを防ぐためにも有効と言えるでhそう。
基本的に、部屋干しでエアコン×扇風機を利用するときの、エアコンのモードは除湿モードがおすすめ。通常よりも空気中の水分を効率的に除去します。
ただ冬は乾燥しているので、除湿モードではなく暖房に切り替えましょう!
扇風機は洗濯物の下に置くとより早く乾きます。
まとめ
今回は、エアコン×扇風機の上手な使い方を紹介しました。エアコン×扇風機の組み合わせは「温度ムラ」をなくして部屋を快適にするだけではなく、電気代の節約にもつながります。夏の冷房はもちろんのこと、部屋干しや暖房にも使えるので扇風機は1年中出しておいても良さそうですね。
※本記事の内容は、本記事作成時の編集部の調査結果に基づくものです。
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