カメラはメンテナンスせねば損!初心者にも簡単な方法でずっと大切に
素敵な写真を撮りたくて買ったカメラって、まさに宝物。
高価なお買い物だからこそ、大事に長く使い続けたいですよね。
しかし、いくら高いカメラを買ったとしても、ボタンが押しにくかったり、ゴミが写り込んでしまったり…。
「使い勝手が悪いなあ」と感じるようになってきてしまうことがあります。
あなたのカメラ、きちんとメンテナンスしてますか?
カメラはとても繊細な機械なので、定期的にメンテナンスをしないとすぐに劣化してしまうんです。
今回は、カメラのメンテナンスをするために必要なアイテムや手順などを解説していきます!
カメラのメンテナンスをしないとどうなる?
普段何気なくカメラを使っていると、わざわざカメラをメンテナンスしようとは思わないかもしれません。
でも、メンテナンスをしないでカメラを放置するとどうなるのでしょう?
一見キレイなカメラでも、実は内部にホコリやチリといったゴミが挟まっています。
細かい隙間から入り込んでしまうわけですね。
したがって、メンテナンスをせずに放っておくと、カメラの内部にゴミがどんどん溜まっていくことに…。
ゴミの量や溜まる場所によってはカメラにさまざまな影響が及んでしまうかもしれません。
たとえば…。
・ゴミが写真に写りこむ
・ボタンの押し心地が悪くなる
こういった影響が出て来ますが、さらに悪くなるとピントが合わなくなってしまうなど、深刻な故障につながってしまうことも。
それは避けたい事態ですよね…。
カメラのメンテナンスに必要なアイテム
カメラのメンテナンスをするために、まずは必要なアイテムをそろえていきましょう。
安価なものや、身近にあるもので代用できるものも多いので、安心してくださいね。
ブロワー
エアーブロアー ブラック×イエロー [ エアーブロア エアーブロワ エアブロワー エアーダスター エアダスター ブロア ブロアー ブロワ ブロワー ダスター ダスト ホコリ カメラ 掃除 ]
まずはブロワー。
カメラについたホコリやチリを吹き飛ばすための道具です。
カメラはデリケートなので、ホコリを手で払ってはダメ!
手の油がついてしまうと、落としにくくて大変です。
カメラのメンテナンスをするなら、必ずブロワーは買っておきましょう。
クリーニングブラシ
HAKUBA メンテナンス用品 レンズペン3 【レンズ用】 ブラック KMC-LP12B
ブロワーで取りきれない細かなホコリやチリは、クリーニングブラシで払いましょう。
上の写真の商品は、全体の汚れを落とせるブラシとレンズの形状に合わせた小型のブラシがついているため、とっても使い勝手が良いです。
お化粧用のメイクブラシなど、毛の細かく柔らかいブラシなら代用できるので、お財布と相談して購入は検討してみてください。
クリーニングペーパー
カメラの細かい部分や、レンズやファインダーといったデリケートな部分の汚れを拭き取りやすいのがクリーニングペーパーです。
使い捨てで衛生的な上に、価格も大体200円程度と安いので、手軽に使うことができます。
カメラをメンテナンスするならひとつは買っておきたいですね。
クリーニングクロス
BloomSesame 天然 セーム革 クリーニングクロス 3枚セット 15cmx15cm メガネ拭き、カメラレンズ、スマホ、液晶画面、楽器拭きセームクロス
カメラの外装や、大まかな部分を拭き取るのに適しているのがクリーニングクロス。
メガネ拭きと同じ素材なので、自宅にあればメガネ拭きで代用できます。
ただ、レンズに使う場合は、必ず外装用と分けてもう一枚用意しましょう!
他の部分を拭いてクロスについたゴミで、レンズを傷つけてしまう恐れがあるのです。
クリーニング液
FUJIFILM レンズクリーニングリキッド 30CC LENS CLEANING LIQUID 30CC
クリーニングペーパーやクロスでも汚れが落ちない場合は、このクリーニング液を使いましょう。
間違ってレンズに指紋をつけてしまった!という時も、サッと落としてくれる便利なアイテムです。
無水エタノールで代用できますが、小さめのクリーニング液を持っておけば外でもササッとカメラをキレイにできるのでオススメです。
カメラのメンテナンスをしよう!
カメラのメンテナンスに必要な道具がわかったところで、実際にメンテナンスをするやり方を見ていきましょう!
メンテナンスの頻度や保管の仕方も、あわせて解説していきますね。
カメラをメンテナンスする方法
カメラにつく汚れは、主にホコリやチリ。
カメラのメンテナンスの基本は、こういったホコリやチリをしっかり取り除くことです!
手順
1. ブロワーでカメラ全体のゴミを飛ばす
まずはブロワーを使って、カメラ全体についているゴミを飛ばしていきます。
レンズを外して、内部についているゴミも飛ばしましょう。
内部はデリケートなので、絶対に触らないようにしてください。
2. クリーニングブラシで細かい部分のゴミを取る
次に、カメラ全体で落ちきらなかったゴミを、クリーニングブラシを使って払い落としましょう。
レンズは傷がつきやすいので、専用のブラシでない場合は触らないほうが無難です。
3. クリーニングペーパーやクロスでカメラ全体を拭く
カメラの表面全体をクリーニグペーパーやクロスで拭き、汚れの気になる部分をやさしくこすりましょう。
クロスで全体を、細かいところはペーパーを使うと便利です。
レンズを拭く際は傷をつけないよう、くるくると円を描くようにやさしく拭いてください。
汚れが取れなかったら、クリーニング液で再チャレンジ。
クリーニング液を綿棒につけ、軽くこすりましょう。
ちなみに、カメラの内部はとってもデリケートなので、お掃除はしないようにしてください!
ブロワーで簡単にゴミを飛ばすだけで大丈夫ですよ。
カメラをメンテナンスする頻度
カメラのメンテナンスは、カメラの使用後に毎回行うのがベスト。
「普段よくカメラを使うから、その度にメンテナンスをするのは面倒…」という場合でも、ブロアーで簡単にゴミを飛ばしておく程度はしておきましょう。
毎回のメンテナンスをついついサボってしまっても、最低でも月に1度はしておきたいところです!
長い間カメラを使わないことが前もってわかっていれば、保管する前には必ずメンテナンスでカメラをキレイにしましょうね。
カメラのメンテナンスの後はしっかり保管を
カメラを保管する時は、湿気はダメ絶対!
デリケートで湿気に弱いカメラは、レンズや部品の内部にカビが生えてしまうかもしれないのです。
詳しいカメラの保管の仕方は、こちらの記事を見てみてください!
あわせて読みたい
プロにカメラメンテナンスを頼む
カメラのメンテナンスに自信がない、傷をつけてしまいそうでちょっと怖い…。
そんな時は、プロにメンテナンスを依頼するのがオススメです!
簡単な清掃や点検などのメンテナンスであれば、店頭でその場で手軽にお願いできるところもあります。
また、カメラをプロの元に届けてしっかりとメンテナンスを受けられるサービスもあります。
レンズのピントやセンサーの点検など、カメラ全体のコンディションを丁寧に点検・調整してもらえるのです。
費用は多めにかかってしまいますが、オーバーホール(分解)でのメンテナンスなら、内部の奥まったところにある汚れやカビも取ることができて、安心ですね。
プロに依頼した場合、手元に戻ってくるまで1~2週間ほどかかるのが一般的。
価格は基本的なものであれば2,000~5,000円ほどが相場ですが、メンテナンス内容やカメラの状態によってかなり変動します。
カメラの状態に合わせて、メンテナンスの内容を選んでみてくださいね♪
まとめ
定期的なカメラのメンテナンスは、カメラの使い勝手を良くするだけでなく、寿命を延ばすことにもつながります。
カメラがキレイになれば気分もスッキリして、使っていても気持ちがいいもの。
自分のカメラをもっと好きになれますよ♪
お気に入りのカメラをずっと使い続けるためにも、毎回のカメラのメンテナンスを心がけましょう!