炊飯器の処分方法3選!粗大ごみとして捨てる?詳しくご紹介します!
おそらくどの家にもあると思われる炊飯器ですが、 買い替えのときに古い炊飯器をどのように処分すればいいか分からない人は少なくないようです。
取り敢えず燃えないゴミであることには間違いなさそうですが、「炊飯器は〇〇ゴミ!」とハッキリ答えられないのも事実…。
そこで今回は炊飯器の処分方法を紹介していきます!
具体的な炊飯器の処分方法3選
それぞれの特徴を簡単に表へまとめたので確認してみましょう!
自分にとって何がいい方法なのか状況に合わせて決めるのがいいですね。
全部で3つの方法がありますが、詳しくみていきましょう!
下取りで処分する
せっかく買い替えるなら、ついでに下取りサービスでその炊飯器を処分しましょう!
・悪質な不用品回収業者などに、高額な費用を請求される心配が一切ない
デメリット
・買い替える時のみにしか利用できない
家電量販店で下取りもできればオンラインで下取りしてもらえるのいいですね。
大手の家電量販店や、通販サイトを利用すれば詐欺に合う心配がないのもで安心できます。
しかし炊飯器は下取りに費用がかかり、売る利益があってもほとんど残らないので形としては回収に近いです。
また新しく炊飯器を買う時限定の方法なので気を付けましょう!
次に家電量販店や通販での下取りサービスを見ていきますね。
まずは主に店頭で下取りを申し込む家電量販店です。
ビックカメラ
ビックカメラでは
という形になります。
ケーズデンキ
ケーズデンキでは
という形で、店頭でのみ下取りの申し込みができます。
加えてオンラインのみの下取りを行っているサイトを見てみましょう。
ジャパネットたかた
こちらはオンラインのみでの下取りサービスになっていて、
というシンプルな手順で下取り可能になっています。
しかし梱包は自分で行うので、そのダンボールなどの準備は自分ですることになるので気を付けましょう。
自治体で処分
家電用品を処分したいという時に、最初に確認したいのが、環境省がリサイクルを義務付けた「家電リサイクル法」の対象製品なのかどうかです。
この法律が定めている「家電」とは、「テレビ」「エアコン」「冷蔵庫・冷凍庫」「衣類洗濯機・乾燥機」の4つだけなので、炊飯器は対象になりません。
一方で「小型家電リサイクル法」ではほとんどの小型家電はできるだけ適切に再資源化するよう求められています。
そのためお住いの自治体によっては公共施設内に小型家電の「回収ボックス」が設置されて、積極的に回収している場合もあります。
どちらにしても家電はお住いの自治体のルールに従って、適切な処分をすることが求められているので、自治体のリサイクル回収運用については、ホームページ等で1度確認しておきましょう。
またそれぞれのリサイクル法は環境省のサイトで詳しく確認できるので、気になる方は上のリンクから確認してみてください。
ほぼ全国の自治体では、一般的な炊飯器はサイズに応じて不燃ごみ、または粗大ごみとして処分できるようになっています。
そのため基本的には、いつも通りゴミ捨て場に捨てる方法で捨てられます。
それではメリット・デメリットを確認していきましょう!
・費用を抑えて確実に捨てることができる
デメリット
・粗大ごみとして捨てる場合は面倒
炊飯器は1辺が30センチ以下かそれを超えるかで、不燃ごみか粗大ごみかの扱いが分かれます。
不燃ごみとして捨てる場合
普段通り袋に入れて、ゴミ捨て場に処分するだけで完了です。
粗大ごみとして捨てる場合
ゴミ処理施設に直接持ち込む場合
自宅から出たゴミは、集積所に出す以外に自分でゴミ処理施設に持ち込むことも可能です。
ゴミの分類によって持ち込みできる施設が異なる場合があるため、炊飯器のサイズを測ったうえで、不燃ゴミとして処分するのか、粗大ゴミとして処分するのかを確認しておきましょう!
小型家電リサイクル法の対象になっている場合
炊飯器が小型家電リサイクル法の対象となっている地域では、不燃ゴミや粗大ゴミとしての処分ではなく、自治体が指定する回収方法で処分しないといけないです。
回収方法も自治体によって異なりますが、小型家電リサイクル専用の回収ボックスを設けているところや、小型家電リサイクル用の有料ゴミ袋を用意しているところがあります。
・リチウム電池が入っている場合は取り除く
停電防止機能のためにリチウム電池が入っている炊飯器もありますが、電池はまた別のゴミとしての扱いなので不燃ごみとして捨てないで下さい。
回収業者に依頼する
不用品回収業者の場合は、使い古した炊飯器でも回収してもらえる上、状態の良いものは買取もしてもらえるため、どのような状態の炊飯器でも確実に処分したい場合には適しています。
こちらもメリット・デメリットを確認していきましょう。
・時間に融通が利く
デメリット
・処分を依頼するのでその分費用がかかる
炊飯器を運ぶのが大変な方や忙しくて時間を作ることが難しい方に、 もっとも手間がかからない処分方法として人気があります。
ただ他の方法に比べて費用が高くなってしまう点は気を付けたいですね。
炊飯器の処分費用の相場はおよそ500円で、さらに出張費用などが加わるので、結果としては5,000円前後はかかる計算になります。
依頼をすることに決めたら、回収業者のホームページにて申し込みます。
・悪質な不用品回収業者に、高額な請求をされることがある
見極めの基準として、一般廃棄物処理業の免許を持っていて、お客様との取引実績の多いかどうかが挙げられます。
悪質な不用品回収業者かどうか見極めることなく処分を依頼すると、 詐欺業者に引っかかってしまうこともあるため注意してください!
どのタイミングで捨てればいい?
古くなっているとはいえ、これはもう処分するべきなのかは分からない方も多いと思います。
調子が悪くても意外と長く使えるのが炊飯器です。
一体いつが処分すべきタイミングなのでしょうか?
処分するべきタイミングは3つ。
・炊いたご飯から変なにおいがするとき
・温度調整がうまくいってない時
・電源が入らず全く動かない時
炊飯器の内部が故障していると、 ご飯がうまく炊けなかったり炊き上がったご飯から嫌な臭いがしてくることがあります。
またご飯を炊くものの、温度調整が上手くいかず、べちゃべちゃなご飯になったり、ご飯の底の部分が焦げつく場合は、炊飯器が壊れて温度調整ができていないかもしれません。
もし調理する過程に悪い点が見つからなければ、炊飯器が故障している可能性が高いので、寿命と考えて処分するのがオススメです。
コードや配線を確認したうえで、電源を入れても何ら動作がない場合は完全に故障している可能性が高いので、こちらも処分を決めましょう。
修理に出しても対応できない場合が多いので、新しい炊飯器を購入することをオススメします!
修理について
炊飯器には通常、1年間のメーカー保証が付けられています。
保証期間が残っていれば無料で修理をしてもらえる可能性もあるので、今一度確認してみてください。
メーカーによっては有料で保証期間を延長できる場合もあるようです。
新しい炊飯器に買い替えることは簡単にできますが、「ものを大切にする」という視点で考えると、保証期間内に修理をするのもいいですね!
買い替えるならいつがオススメ?
ちなみにせっかく買い替えるなら、安い時期に買いたいと思う方もいるとおもいます。
オススメの時期は9月とセール時期(年末年始やGW)ですね!
大体9月頃になると炊飯器はモデルチェンジの時期になっていきます。
新しいモデルが出れば、当然旧型のモデルは売れ残りとなるので値段を下げざるを得なくなり、旧型のモデルを安く買えるということになりますね!
年末年始やGWのセール時期は炊飯器に限らず、家電製品の多くが値下げをする時期です。
安く買える時期ではありますが、商品自体は売れ残り認定されていないのでそこまで安くなりきらないことも。
そのためセール時期に買うのもいいですが、より9月のモデルチェンジ期に買い替えの検討をすることをお勧めします!
まとめ
いかかだったでしょうか?
・買い替えのついでに処分したい方は下取り
・費用を抑えたい方は自治体で処分
・忙しく時間のない方は回収業者に依頼
今回は3つの処分方法をご紹介しました。
炊飯器は一度買ったらなかなか買い替えることのない家電ですが、 炊飯器の場合は内釜が消耗していくので、家電の中では買い替えサイクルが早いのが特徴です。
そのため、炊飯器を処分する頻度もほかの家電に比べると多くなります。
自分に合った方法できっちりと処分し、美味しいご飯を炊きましょう!