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更新日: 2025年3月12日

ローズマリーの剪定は6月がベスト!木質化を防ぐポイントを徹底解説

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ローズマリーは、香り高く育てやすい人気のハーブ。でも、放っておくと枝が乱れたり、花付きが悪くなったりすることも。元気なローズマリーを育てるには、適切な剪定が欠かせません。本記事では、剪定のメリットや適切な時期、方法を詳しく解説します。剪定をすれば、形が整い、美しい花を長く楽しめるだけでなく、風通しが良くなり健康に育ちます。料理にも使えるローズマリーを、もっと上手に育てるコツをチェックしてみましょう!

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ローズマリーとはどんな植物?

ローズマリーは、常緑性低木。草ではなくて、なんです。開花時期は、10~5月春から夏にかけてが見頃です。

花の色は、青や薄い紫が多いですが、白やピンクのものもあります。小ぶりの花がとても可愛らしいのです。手軽に栽培できるので、観葉植物としても人気があります。

原産地は地中海沿岸で、乾燥に強いのが特徴。昔からハーブとして利用されています。消臭効果抗菌効果があるとされており、今でも料理などで大活躍。肉や魚の臭みを消したり、香りづけや風味づけに使われます。ローズマリーを使った一品があると、なんだか一気におしゃれになりますよね。1年中、簡単に収穫できるので、キッチンハーブとしても栽培されます。

地中海出身でお仲間のハーブはラベンダー。実は、ラベンダーを育てるときも、剪定が重要なのです!似ている部分も多いので、合わせてチェックしてみてください。

ローズマリーの剪定は必要?

ローズマリーについてわかったところで、さっそく剪定のお話。でも、そもそも剪定は必要なのでしょうか?ローズマリーを剪定するメリットについて考えてみましょう。ローズマリーを剪定すると、いいことがたくさんありますが、その中でも特に重要な4つを紹介します。

形良く育つ

剪定をすることで、ローズマリーの形を整えることができます。ほったらかしにすると、枝が倒れたり、下向きに生えたりと不恰好になってしまうのです。目安ですが、3年以上剪定をせずにおくと、手直しできないぐらいになってしまうそうです。定期的に剪定することが大事なのですね。 

花付きが良くなる

ローズマリーは、剪定したところから新しい枝が伸び、その新しい枝に花が咲きます。つまり、正しく剪定すれば、それだけ花付きが良くなるのです。きれいな花を楽しむことができますよ! 

老化を防ぐ

老化というのは、枝が古くなること。ローズマリーの枝が古くなると、「木質化」します。木質化とは、緑色で、草のようだった枝が、茶色く、太くなること。木質化したところは、新しい枝や葉っぱができないので、花が咲かなくなります。見栄えが悪くなる原因です。

風通しが良くなる

剪定をすることで、葉っぱ間の風通しが良くなります。ローズマリーは、地中海原産の植物であり、ジメジメした湿気の多い環境は苦手です。しっかり剪定して、ローズマリーが喜ぶ環境を作ってあげましょう。

ローズマリーを剪定しよう

ローズマリーを剪定しようと思い立ったら、まずは剪定のタイミングを見極めましょう!

剪定する時期

ローズマリーを剪定する時期は、6月ごろ。だいたい、花が咲き終わってから、半月~1ヶ月の間に剪定をしましょう。

注意

7~9月には剪定しないでください。

ローズマリーは夏が苦手です。7~9月に剪定すると、回復できず、枯れてしまうこともあります。夏になる前に、剪定を終わらせるようにしましょう!

剪定方法

さっそく、剪定する方法を紹介します。

用意するもの
・剪定バサミ
手順
開花した部分より少し下のあたりで切る

だいたい枝の先から10~15cmぐらいが目安です。枝の先の方をパチンと切りましょう。切ったローズマリーの枝の先は、お料理に使うことができます!ただ捨ててしまうのはもったいないですよ。

ローズマリーを小さくまとめたい場合

ローズマリーの枝をさかのぼって、枝が二手に分かれている分れ目のところでどちらかの枝を切ります。

ローズマリーは、枝の先をちょきんと切ると、その切り口から枝が二手に分かれてにょきにょきと生え、どんどん大きくなってしまいます。

そこで、小さくまとめたいときには、枝の先を切るのではなく、枝を先からたどって、分れ目のすぐそばでちょきんと切りましょう!同じところから再び枝が分かれて生えることはありません。こうすることで、ローズマリーがどんどん大きくなるのを防ぐことができますよ。 

収穫と剪定は違うの?

お料理に使うための「収穫」と健やかに育てるための「剪定」ってどう違うのだろう、と疑問に思った方もいるかもしれません。ちょっとだけ解説すると、ズバリ、ほとんど一緒です。収穫するときも、枝の先を10cmほど切り取りますよね。

お料理のために普段からローズマリーを収穫しているという場合は、

・ローズマリーの枝が下や横に伸びて、形が崩れてきた
・ローズマリーが成長しすぎたので、すこし小さくしたい

というときにだけ、形を意識して剪定すればOKです。

注意

収穫は枝が15cm以上伸びてから。

収穫するときには、枝が十分伸びていることを確認しましょう。剪定後の枝が短すぎると、ローズマリーが弱くなる原因になってしまいます。そこだけ注意してください。 

植え替えも合わせて

鉢植えのローズマリーの場合、1~2年に一度、植え替える必要があります。鉢の中で、根詰まりを起こすとローズマリーが枯れる原因にもなるのです。植え替えは簡単。ひと回り大きい鉢を用意して植え替えるだけ。

商品画像

プロトリーフ ハーブの土2L

ハーブを育てるときにはハーブ用の土がおすすめです。何か混ぜる必要もなく、そのまま使うことができます。たくさんはいらないし、なるべく安く済ませたいというときには、こちらの「ハーブの土」を使ってみましょう。ハーブがすくすくと育ってくれるでしょう。

ローズマリーを育てよう

ローズマリーを育てるポイントは、水やり肥料。それぞれ紹介していきます。

水やり

ローズマリーは、乾燥に強いので、土が乾いたら水やりをする程度でOK。ローズマリーの葉っぱを見ると、土が乾いているのか判断できます。乾燥すると、ローズマリーの葉っぱが細くなるのです。ローズマリーの葉っぱはもともと細いので、違いがわかりづらいかもしれません…。なんとなく、葉っぱに元気がなさそうだなというタイミングで、たっぷり水をあげましょう。

注意

水やりするときは、葉っぱに水がかからないようにする。

葉っぱに水がかかると、葉っぱが蒸れて腐る原因になります。要注意ですよ!

肥料

続いて、肥料のお話。ローズマリーの生育期は、春と秋。生育期に肥料をあげると、ローズマリーがぐんぐん成長します。肥料は10日に1回ほど与えましょう。肥料の量が多いとかえって枯れてしまうので、少ないぐらいがちょうど良いのです。

商品画像

万田アミノアルファ プラス 500ml 

有機質を主体とした液体肥料で、ローズマリーにもぴったりです。 水で1,000倍に薄めて、10日に1度のペースで使いましょう。植物に元気がないときや葉っぱを成長させたいときにおすすめです!

ちなみに、肥料がなくてもローズマリーはちゃんと育ちます。さらに成長させたいときは、肥料も使ってみてくださいね。

ローズマリーをもっと楽しむために!

形を整えて、観賞しても楽しめるローズマリー。でもせっかくのハーブですから、お料理などでも楽しみたいですよね。増やせたらうれしいけど、やり方がわからないという方も少なくないでしょう。

そんな方にもピッタリな方法は「挿し木」。その名の通り土に挿して増やしていく方法です。難しいといわれることもありますが、大丈夫。ポイントさえしっかり押さえておけば、初心者でも十分成功しますよ。

挿し木を使ってローズマリーを増やそう

まずは挿し木についてザックリとだけ説明を。植物は若い枝を切って土に挿すと、そこから新たに根を張ります。もともとは同じ木だったのに、分裂したかのように別々に育ちはじめるのです。これを利用して植物を増やしていこう、という方法が挿し木になります。それでは手順を見ていきましょう。

用意するもの
・親となるローズマリー
・ハサミ
・水を入れた容器(小さいビン等)
・土を入れた小さい鉢
手順
1
ローズマリーをカット

挿し木に使うローズマリーを採取します。方法は剪定と同じですが、切る場所にポイントがあります。「挿し穂」と呼ばれる挿し木に使われる枝は、その年に育った新しい部分15cm程度がベスト。根に近い部分は枝が固く、根が伸びにくいので比較的上の部分から切るようにしましょう。

文字にすると難しく感じますが、なんてことはありません。切り口は斜めになるようカットすることも忘れずに。挿し木の基本になります。

2
挿し穂に水を吸わせる(水揚げ)

根があると効率よく水を吸い上げることができるのですが、挿し穂にはまだ根がありません。成長するまでの水分を今のうちに吸わせておくのです。これを「水揚げ」と呼びます。

方法は簡単で、水の入った小ビンに1時間ほど挿しておくだけ。この時のポイントは、無駄な葉っぱを取っておくこと。挿すときにも邪魔になるし、腐ると予期せぬ病気の原因にもなるそうです。土に隠れてしまうような部分の葉は取ってしまいましょう。むしった葉もお料理などで使えるので無駄にはなりませんよ。

3
土に挿して見守る

ここまでくればあとは簡単。用意した鉢に挿し穂を挿して、しっかりと成長するまで見守りましょう。ここでのポイントは水をしっかりあげること。理由は水揚げと同じで、まだ根がちゃんと張っていないからです。

枯れてしまえばそこまでですが、新しく芽が出て成長している様であれば成功!1か月もすれば、結果が見れると思いますよ。

病気や害虫には注意

挿し木をしたばかりの状態はまだ赤ちゃんと同じ。少し話したように、腐った葉や害虫などは完全にNG!古い土も菌が多く潜んでいるので、ぜひ新しい土を使ってくださいね。子どもを見守る気持ちで、丁寧に清潔に扱ってあげましょう。

まとめ

ローズマリーの剪定方法を紹介しました。枝先を切ると、枝が分かれて、どんどん大きくなっていきます。剪定をするときには、剪定後の形をイメージしながら切るのが重要ですよ。お花も可愛いですし、香りもよいローズマリー。ちゃんと剪定して、丁寧に育てれば、毎年収穫でき、きれいな花を楽しむこともできます。ローズマリーを、剪定でもっと大切に育てましょう!

※本記事の内容は、本記事作成時の編集部の調査結果に基づくものです。
※本記事に掲載する一部の画像はイメージです。
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監修者
ライター
ワタシト 編集部
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