日除けシェードで暑さと紫外線対策!効果や種類、選び方を徹底解説!
夏の強い日差しはじりじりと肌に紫外線を感じます。日差しが気になる季節には、日除け対策が欠かせませんね。お庭やベランダを『日除けシェード』を使って日除け対策をしてみませんか?『日除けシェード』とは日の光を遮るためにベランダやテラス、デッキに取り付ける日除けのこと。日除けシェードの役割や種類、選び方について解説します!
日除けシェードの効果
日陰シェードを取り付けることにはさまざまな効果があります。
日差しをやわらげ紫外線をカット
夏の日差しは肌への影響の恐れがあるだけでなく、日差しにさらされたデッキやテラスまで高温になります。日除けシェードにより日差しを和らげることにより、デッキやテラスの紫外線を防ぎ、また室内のインテリアや家具を日焼けから守ってくれる効果もあります。
エアコンの冷房効率アップ
夏場は影のある場所とない場所とでは、温度にかなりの差が出ます。日陰シェードで日陰を作れば建物やアスファルトからの照り返しを押さえることができ、家周辺の気温が下がります。また、窓からの日差しを遮ることで室内の温度の上昇を抑えることができるため、冷房の使用頻度を抑えることができます。
目隠し効果でプライバシーを保護
日除けシェードで目隠しをすることでプライバシーも保護します。近隣住宅からの視線をカットし、安心してくつろげる空間を作ることができます。
雨除け効果
防水加工をしている日陰シェードを使用すれば、雨除けにもなるので、洗濯ものを干すことも可能です。飲食店などでは、お客さんの客席としても使用できる空間を作れます。
見た目がおしゃれに
おしゃれな日除けシェードを使うと、自宅のテラスや庭をおしゃれに演出することができます。季節によってデザインを変えるとイメージチェンジも楽しむことができますよ。
日除けシェードの種類
オーニング型
カフェや店舗などでも使われている、窓枠上の壁面に取り付けるタイプの日除けシェードです。手動や電動でひさしの長さを調節することができ、日除け、雨よけの効果があります。一般的に取り付けに工事が必要ですが、最近は突っ張り棒タイプの物など、気軽に取り付けられるものもあります。
ロールスクリーン型
ロールスクリーンで日除けをするタイプの日陰シェードです。使わないときはロール状に巻き取りができるので、見た目もスッキリしています。ロールスクリーン型はスクリーンの長さを調節したり、角度を変えられるものなどもあり、日差しを遮るだけでなく、目隠しや雨よけとしても便利です。
シェード型
窓の外側に斜めに設置するタイプの日除けシェード。窓全体を覆うことができるので、室内に入る日除け効果を求める人にオススメです。DIYでフックや金具で固定して設置が可能なものが多く販売されています。窓枠に固定するタイプや外壁からフックで取り付けるタイプ、バルコニーの手すりに固定できるタイプなど様々な種類があります。
葦簀(よしず)
葦簀は、葦(よし)を、縦方向にそろえて糸で編んだものです。窓に立てかけて固定するだけなので、朝日や西日などが気になる時に移動させて使うこともでき便利です。通気性がよく、外からの視線もカットできます。
簾(すだれ)
簾は、細く割った竹を横方向に並べ糸で編んだもので、軒先につるして使用します。葦簀同様、通気性に優れ、目隠し効果もあります。
グリーンカーテン
ゴーヤ、朝顔などの「つる性植物」を、窓の外に張ったネットに這わせて、カーテンのように覆い日除けシェードにしたものをグリーンカーテンと呼びます。グリーンカーテンは葉の裏側から出る水蒸気により周囲の熱を下げる効果もあります。
日除けシェードの選び方
日除けシェードは設置したい窓やベランダのタイプ、使用目的にあわせて選ぶ必要があります。
設置場所の条件から選ぶ
日除けシェードは種類によって取り付け方法が異なります。ビスを建物に固定して取り付けるタイプは、取り付け場所にビス打ちが可能でなければいけません。補強が必要であったり、外壁の素材にビス打ちができないこともあります。
また、賃貸物件ではビス打ちができない可能性があるので確認が必要です。突っ張りタイプには棒を取り付け希望位置に固定する屋根や柱があること、地盤がしっかりしていることが必要です。
吊り下げタイプには賃貸物件でも取り付けができる部品などもあるので、部品の取り付けが可能かを確認しましょう。
サイズを選ぶ
窓を完全に覆うためには、窓枠よりも大きいサイズの日除けシェードを選ぶ必要があります。設置場所をする窓のサイズを測ってから購入するようにしましょう。
遮熱効果の高さから選ぶ
製品により、遮熱効果は異なります。日差しにより温度が上がりやすい場所に設置する場合は遮熱効果の高い日除けシェードを選びましょう。
UV(紫外線)カット率から選ぶ
紫外線の対策を目的の場合は、UVカット率の高い日除けシェードを選びましょう。家庭菜園や観葉植物の上に日除けシェードを取り付ける場合は、日光量の考慮も必要です。光合成ができるようにUVカット率の低いものを選ぶ方法もあります。
遮光性で選ぶ
夏の強い直射日光を遮ることが目的の場合は、遮光率が80~90%程度の遮光率が高いものを選びましょう。
防水性の高さで選ぶ
日除けシェードを雨よけとしても使用したい場合には防水性の高い日除けシェードを選びましょう。継ぎ目のあるものは継ぎ目から雨がしみこむ場合もあります。防水機能がきちんと施されているかの確認が必要です。
デザイン性から選ぶ
日除けシェードは外からも目立つ部分になるので、デザインも重要です。ご自宅の外壁やフェンスとの色合いの調和、室内からの景観も考えて、ご自宅に合ったものを選びましょう。
まとめ
日除けシェードは日陰を作ることが目的です。時間によって日陰の角度も変わります。日除けシェードはいろいろな種類や機能があるので、目的にあった物を選んでくださいね。