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更新日: 2024年9月11日

エアコン掃除にカビキラーは危険?知られざる真実と正しい掃除法とは

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夏でも冬でも、季節を問わず一年中活躍してくれる、私たちのスーパーヒーロー。

その名もエアコン

もうこれなしには生活していくのが困難なほど、私たちの生活の一部になっていますよね。

そしてもう一つ、誰もが一度はその名を耳にしたことがあるであろうアイテム。

その名もカビキラー

「カビ退治にはカビキラー」と言われるほど、主婦の強い味方になっていますよね。

そんな両者ですが、なにやら不穏な噂を耳にしたのです…。それが、

「エアコンの掃除にカビキラーを使ってはいけない」

ということ。

え、エアコンにはカビが生えるって聞くし、カビキラーを使って退治させてよ!

そんな主婦の方の声が聞こえてきたので、今回はその噂の真相に迫っていきたいと思います!

エアコン掃除にカビキラーは使っちゃダメ?

さっそく、例の噂の真相に迫っていきたいと思います。

先に結論を言うと、カビキラーは、エアコンの送風口や内部のカビの除去には使用するのを控えた方が良いです。

様々な場所のカビの除去に使えるカビキラーですが、エアコンとの相性があまり良くない原因があるみたいなんです…。

具体的には、

・成分がエアコンを腐食させる恐れがある
・嫌なニオイが残ってしまう可能性がある

の2点。

それぞれ見ていきましょう!

成分がエアコンを腐食させる

カビキラーの成分はかなり強いアルカリ性で、エアコン内部に使用されるアルミ製のパーツを傷つけてしまう恐れがあるんです!

アルカリ性のカビキラーがアルミ部分に触れるとパーツが腐食してしまい、サビや不具合の原因になります。

使用した箇所をかなり丁寧に洗う事が出来れば問題ありませんが、初心者の方がエアコンのパーツを分解するのには限界があり、拭き残しも多くなってしまいます。

また、カビキラーと一緒に酸性の洗剤を使用してしまうと有害なガスを発生するので、要注意ですよ!

まずはこれが、エアコンの掃除にカビキラーを使わない方がいい理由の1つ目です。

嫌なニオイが残ってしまう

お風呂のカビを取るために、塩素系の洗剤を使ったことがある方、多いのではないでしょうか!

カビキラーもそれと同じ塩素系。
特有のイヤ~なニオイを発生させてしまうんです!

プールのニオイだと思ってもらえればイメージしやすいのではないでしょうか。
あのニオイ、なんか嫌ですよね。

もしそのニオイがエアコンの中に充満してしまったら…。
一瞬にして部屋の中にニオイが充満してしまいますよね!

このカビキラー特有のニオイも、エアコンとの相性が良くない理由の一つと言えます。

エアコンクリーナーも実は危険

カビキラーでエアコンを掃除してはいけないことがわかりましたね!

代わりに何を使ってお掃除しよう…と探していると、エアコンクリーナーなるアイテムが見つかもしれません。

しかし、このエアコンクリーナーを使用したお掃除にも実は危険が伴うんです。

ここでは、エアコンクリーナーがどのようなものかを確認した上で、その危険性を見ていきましょう!

エアコンクリーナーって何?

エアコンクリーナーとは、エアコン内部をお掃除できるスプレータイプの道具です。

代表的なエアコン内部のパーツをチェックしてみましょう。

以上4部分を部分をきれいにするために、

・ドレンホースクリーナー
・フィンクリーナー
・ファンクリーナー
・フィルタークリーナー

このようなクリーナーがあります。

もしクリーナーを使ってお掃除する場合は、使用するクリーナーを間違えないようにしましょう!

エアコンクリーナーが危険な理由

実は、カビキラーだけでなく、エアコンクリーナーの使用も危険を伴うんです!

エアコンクリーナーの危険性について、エアコンクリーニングのプロは次のように指摘しています!

トータルクリーンサービスさん(大阪府)

洗浄スプレーは危険です。
お客様が自分でエアコンクリーニングをする場合、スプレーをかけてはいけない部分にかけてしまい、火災に繋がる危険もあります。

エーティークリーンさん(大阪府)

スプレーは、かけたあと洗い流さないので、ホコリなどがそのまま残り、目詰まりを起こして、かえって悪くなります。
また、流れなかった泡がサビの原因になる可能性もあります。

…むむ!

なんと、プロの方々が口を揃えて、「エアコン掃除にエアコンクリーナーを使うな」と言うんです。

まとめると、

・残ったホコリや汚れが目詰まりの原因になる
・全ての汚れを除去できない
・サビができる可能性がある
・誤った使い方で火災につながる

の4つのデメリットがあるので、使わない方が賢明なんだとか…。

ただ、今回プロが「使うべきではない」と言っているクリーナーは、主にフィンクリーナーファンクリーナーのこと

それ以外の、フィルタークリーナーやドレンホースクリーナーは自分で使っても問題ないんだとか。
ぜひ有効活用してくださいね!

エアコンクリーニングはプロに頼むのが一番

カビキラーもエアコンクリーナーも使えないエアコンのお掃除。

もうお手上げだと諦めているそこのあなたに朗報です!

プロに頼めば、安全に、隅々までエアコンをお掃除することができますよ!

まずはササッとここまで分解しちゃって。

そして、高圧洗浄機専用の洗剤を駆使して、隅々までお掃除してくれるんです!

また、カビキラーやエアコンクリーナーのように故障の危険性も最低限に抑えてくれるので、安心して任せることができますね。

プロの技術なら、汚れがびっしりのエアコンがここまできれいになります!

驚くくらいピカピカになりましたね!

ユアマイスターなら、お住いの地域のお掃除のプロを簡単に検索・比較できます。

プロのエアコンクリーニングの詳細はこちらからどうぞ!

プロのエアコンクリーニングをもっと詳しく!


プロの技術をもっと知りたい!という方はこちらの記事でお掃除の流れを動画付きで解説してますよ♪

エアコンクリーナーをもっと詳しく

ここからは、どうしても自分でエアコンをお掃除したい!という方のために先ほどご紹介した4種類のエアコンクリーナーについて詳しく解説していきます!

クリーナーを使用する際は、説明書をよく読み細心の注意を払って作業を進めてください!

ドレンホースクリーナー

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SANEI ドレンホースクリーナー エアコンホース用

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イチネンTASCO TA918SX ドレンホース用サクションポンプ

真空式の吸引力でつまりを解消してくれます。

室外機付近によく設置されているドレンホースに装着して使用するアイテムです。

フィンクリーナー

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らくハピ アースエアコン洗浄スプレー 防カビプラス 無香性

こちらは、「フィン」をキレイにするのに特化したアイテム。

実は、エアコンクリーナーとして販売されているものの多くが、このフィンをお掃除するフィンクリーナーなんです!

エアコンを使っていると、どうしてもこのフィンに結露が発生してしまいます。
そのためカビが生えやすく、一番汚れやすい部品といわれているんですよね…。

ですが、このジェットタイプのクリーナーなら、気になる汚れを狙い撃ちすることができます!

中には、防カビや防臭効果がついているものもあるので、用途に合わせて選ぶといいですよ。

ファンに特化したモコモコクリーナー

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くうきれい エアコンファン洗浄剤

今度は「ファン」掃除におすすめのこちらのクリーナー。

表面についた汚れを浮かせ、落としてくれる働きをするのがファンクリーナーなんです!

ファンはカビなどの頑固な汚れが多いため、ジェットタイプではなく、ムースタイプがいいんだとか。

ファンはエアコンの内部の奥まったところについているので、ノズル付きのタイプを選ぶのがオススメですよ。

フィルタークリーナー

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アミライト フィルター洗浄スプレー 除菌 花粉・カビ除去 180ml

フィルターといえばエアコンのお掃除の定番。
掃除機でお掃除してるよ、という方もいるかもしれません。

こちらのフィルタークリーナーなら、ついでにカビや花粉を落としてくれるんです。

カビの対策や、除菌・防菌してくれるアイテムを選ぶのがオススメですよ!

掃除せずに部品を交換する手も

「エアコン掃除をこまめにするのは面倒……」
「どうみてもカビだらけで、自分で掃除できそうにない」

という場合は、掃除するのではなく、部品を交換してしまうという手段もあります。
部品を交換時にかかる費用や、掃除の手間を省く方法をチェックしてみましょう。

部品の交換にかかる費用

「エアコンのフィルター汚れが落ちない」
「フィン部分ごとまるごと入れ替えたい」
それなら、部品を購入して交換してみましょう。

長く使用することの多いエアコンですが、実は多くの部品の交換目安が8~10年
「1つのエアコンを20年くらい使いたい」
という場合は、交換も視野に入れてみましょう。

エアコンフィルターなら、メーカーにもよりますが3,000円~4,000円で交換できる機種がほとんどです。今使っているものと取り換えるだけなので、
「機械は苦手……」
という女性でも、問題なく作業できます。

フィルターではなく、内部のフィンやファンを交換したい、という場合は、自分での作業が難しくなります。この場合は、専門業者に依頼してみましょう。

一般的に、メーカーへ依頼した場合の方が高く、工事業者へ依頼した場合の方が安くなるケースが多いでしょう。

エアコンの調子が悪く、保証期間内であれば是非交換してもらうべきですが、10年くらい使用していて熱交換器やファンのみを交換する場合、5万円~10万円程度かかるケースもあります。

ここまでかけるのであれば、最新機種を選んだ方が、電気代的に考えてもお得……という場合多いため、家電量販店や工事屋さんなどと相談の上、より良い方法を選びましょう。

掃除する手間を省こう

掃除の手間を省くなら、エアコン用のフィルターを使うと便利です。
エアコンにかけておくだけで、内部に入り込むホコリを軽減できるため、掃除が楽になります。

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東和産業 エアコンフィルター NEW AERO Clean 3枚組

もっと掃除する手間を省きたい……それなら、
自動洗浄機能がついているエアコンを選ぶ」
という手段もあります。

自動洗浄してくれるエアコンのタイプは、大きく分けて2種類。
・フィルターのみ掃除してくれる機種
・フィン部分も自動洗浄してくれる機種
このうち、掃除の手間を省きたい場合は、フィン部分を洗浄してくれるタイプのエアコンを選んでくださいね。

便利な自動洗浄タイプのエアコンですが、完全に汚れを除去できる訳ではありません。
臭いや汚れが気になる場合は、自分でお掃除すると、より清潔な状態を保てます。

まとめ

いかがでしたか?

カビキラー、エアコン掃除に使えませんでしたね…。

カビキラーやエアコンクリーナーでお掃除するのは危険が伴うので、できる限り控えるようにしましょう。

プロに頼めば、安全に・きっちりかっちり隅々までお掃除することができちゃいます!

1年中使うエアコンだからこそ、たまには徹底的にお掃除してあげてくださいね!

監修者
ライター
ワタシト 編集部
ワタシトは暮らしの不便を解決するアイデアや商品を紹介するメディアです。掃除や洗濯、日用品のお手入れ、ハウスクリーニング、家具、家電、生活雑貨の新商品など役立つ情報をお届けします。
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