エアコンクリーニングの頻度は何年おき?おすすめの時期や業者の選び方を解説!
エアコンクリーニングの頻度について解説。依頼するのにおすすめの時期や料金相場、業者の選び方など幅広くまとめました。また、「寝室のエアコンクリーニングは何年おき?」「掃除をしていないとどうなる?」「エアコンクリーニングとエアコン掃除の違いは?」など気になる疑問も解消します。
目次
エアコンクリーニングとは?やったほうがいい?
エアコンクリーニングとは、業者がプロ専用の特殊な洗剤や高圧洗浄機などを使用して、エアコン内部を隅々まで洗浄すること。
自分で行うフィルター掃除のような簡易的な掃除とは異なり、分解しないと届かない奥の汚れまで落とすことができます。
・電気代が高くなる
・体調不良の原因になる
・エアコンの寿命が短くなる
エアコンの汚れを放置すると上記のようなことにつながるので、定期的にエアコンクリーニングを依頼することが大切です。それぞれのデメリットについて詳しくチェックしていきましょう。
電気代が高くなる
エアコンの内部が汚れていると、熱交換機やファンの効率が落ちます。そうすると冷暖房の効きが悪くなり、余分な電気代がかかります。
体調不良の原因になる
エアコンの内部はカビが発生しやすい環境です。汚れを放置すると、溜まったホコリやカビがエアコンの風と出てきて吸い込んでしまい、体調不良の原因になります。
エアコンの故障につながる
エアコンに溜まったホコリやカビを放っておくと、排水部分から水漏れが起こり、エアコンが故障することがあります。本体寿命の短縮にもつながるので、定期的な掃除を心がけましょう。
エアコンクリーニングは自分でできる?業者に依頼する頻度は何年おき?
エアコンクリーニングは、市販の掃除グッズを使えば自分でも行うことができます。
しかし、故障や火災の原因になったり、内部の汚れを落としきれなかったりするため、業者に依頼するのがおすすめです。
エアコンを効率よく使い続けるには、「年1~2回エアコンクリーニングを業者に依頼、2週に1回フィルター掃除を自分で行う」を目安にしましょう。
洗浄の頻度はライフスタイルによっても異なるので、詳しくは下記の表を参考にしてみてくださいね。
1年に1回
・夏は冷房や除湿を1日8時間以上使用する
・キッチンの近くにエアコンを設置している
・ペットを飼っている
・家に赤ちゃんがいる
・室内でタバコを吸っている
※ いずれか一つでも当てはまる場合。
2年に1回
・ 夏は冷房や除湿を1日4~7時間ほど使用する
・ダイニングやリビングにエアコンを設置している
・家に子どもがいる
※ いずれか一つでも当てはまる場合。
3年に1回
上記のいずれにも当てはまらない場合
「ユアマイスター」では、エアコンクリーニングのプロに「エアコンクリーニングをするのに最適な時期や頻度を教えてください。」と聞いてみました。たくさんのプロの意見の中から、一部を紹介します。
株式会社Faithさん(東京都)
エーティークリーンさん(大阪府)
エアコンクリーニングを依頼するのにおすすめの時期はいつ?
・9月後半~10月ごろ
エアコンクリーニングにおすすめの時期は、「夏が始まる前の春頃」か「夏が終わった後の秋頃」。
夏にたくさんエアコンを使うことを見越して「春先に大掃除する」か、夏にエアコンをたくさん使ったので「秋口にまとめて大掃除する」かの、どちらかがおすすめです。
また、エアコンの使用頻度が低い春や秋は、エアコンクリーニング業界は閑散期となり、各社で低価格にするキャンペーンを行っていることが多いのも特徴。使用状況と値段ともにメリットが多いタイミングです。
編集部スタッフN
「吹き出し口に黒い点々としたカビが生えている」「エアコンの風がカビ臭い」という場合は、内部でカビが大発生していることがあります。なるべく早めにエアコンクリーニングを依頼しましょう!
年間1万円の節約!エアコンクリーニングの頻度を下げる方法
普段からエアコンにカビが生えないように対策しておくと、エアコンクリーニングの頻度を減らすことができ、結果的に節約に繋がります。カビ対策の方法は下記の3つです。
・こまめに部屋の換気をする
・2週間に1回フィルター掃除をする
冷房後は結露が発生してカビが生えやすいので送風運転をしたり、こまめに換気をして湿度を減らしたりしましょう。
また、定期的なフィルター掃除もカビ対策になるので、「エアコン掃除を2~3年していない」という方はこの機会に見直してみてくださいね。
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エアコンクリーニングの相場や失敗しない業者の選び方
ここからは、エアコンクリーニングの相場や業者の選び方のポイントを解説します。
プロに頼んだ際のエアコンクリーニングの相場
エアコンクリーニングの料金相場は、壁掛けタイプの場合で8,000~25,000円ほど。機種や汚れの程度などによって変動することがあるので、見積もりの際に確認しましょう。
お掃除機能がついている方が汚れが少なく費用が安いイメージがありますが、お掃除機能の構造が複雑で時間がかかるため、費用が高くなる傾向にあります。
また、別の業者ではオプションとしているサービスが、基本料金に含まれている業者もあるため、作業内容をよく確認しましょう。
エアコンの種類ごとの料金相場は下記の通りです。
料金相場
ユアマイスターの料金プラン
壁掛けエアコン(通常タイプ)
8,000~14,000円
8,800~12,000円
壁掛けお掃除機能付きエアコン
13,000~25,000円
13,000~17,000円
天井埋め込み型エアコン(通常タイプ)
23,000~27,000円
23,000~27,000円
室外機洗浄(オプション)
2,000~5,000円
3,500円
消臭抗菌コート(オプション)
2,000~3,000円
2,500円
※2024年4月時点、編集部調べのおおよその税込価格の目安です。
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エアコンクリーニング業者の選び方
エアコンクリーニングの仕方に違いはあまりないですが、料金や作業内容、保障内容や申し込み方法などは業者によって異なります。失敗しないためにも、選び方のポイントを詳しくチェックしていきましょう。
2. 保証やアフターサービスを確認する
3. 予約や支払いのしやすさを確認する
4. 口コミを確認する
1. 価格の適正さを確認する
エアコンクリーニングは価格だけで選ばずに、作業内容もよく確認しましょう。料金が相場より高い場合でも、基本の作業内容や保証内容が充実していて結果的にお得になることがあります。
2. 保証やアフターサービスを確認する
エアコンクリーニングの業者は基本的に損害賠償保険に加入しています。しかし、保証内容や期間などは業者ごとに異なるので、よく確認しておきましょう。
3. 予約のしやすさを確認する
基本的にエアコンクリーニング中は自宅で待機する必要があります。そのため、土日や夜間は対応しているか、女性スタッフ対応可能かなど、ライフスタイルに合った業者を選びましょう。
4. 口コミを確認する
スタッフの対応や作業内容などは、公式サイトの評判や、SNSの口コミなどを参考にしましょう。また、スタッフの顔写真などを事前に見ておくと、どんな人が来るのかイメージしやすくなるのでおすすめです。
ユアマイスターのエアコンクリーニングの口コミ
エアコンクリーニングの口コミ
エアコンクリーニングの口コミ
エアコンクリーニングの頻度に関するQ&A
エアコンクリーニングの頻度に関する疑問についてまとめました。
Q. エアコンクリーニングを依頼する頻度は何年に1回?
A. 1年に1~2回を目安にエアコンクリーニングを依頼しましょう。
エアコンを効率よく使い続けるには、年1~2回は業者にエアコンクリーニングを依頼するのがおすすめです。1日8時間以上エアコンを使用する方や、室内でタバコを吸う方などは1年に1回は洗浄しましょう。使用頻度の低い部屋のエアコンの場合でも、2~3年に1回の頻度でエアコンクリーニングをする必要があります。
Q. お掃除機能付きエアコンもクリーニングが必要?
A. 内部に汚れが溜まるので、エアコンクリーニングが必要です。
お掃除機能付きのエアコンがキレイできるのはフィルターのみです。通常のエアコンよりも汚れは溜まりにくいですが、内部に汚れは溜まるので定期的なエアコンクリーニングが必要です。
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