オーブントースターのお掃除方法は?頑固な汚れへの対処法も徹底解説
毎朝パンを焼いたり、調理に使ったり。便利なオーブントースターを普段から掃除していますか?パンのクズが散らかっていたり、焦げがついたままにしたりしていませんか?一見簡単そうなオーブントースターの掃除ですが、ヒーター部分の掃除などには注意点も多く存在するのです。今回は、オーブントースターの洗剤ごとの焦げの落とし方やヒーターの掃除方法などを紹介していきます!
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目次
オーブントースターの汚れの原因と対処法
オーブントースターの汚れの原因
そもそも、どうしてオーブントースターは汚れてしまうのでしょう?汚れの原因を知ることで、正しいお掃除方法を選べるようになります。使う頻度が多い方は、ぜひ参考にしてみてください。
パンくずなどのカス汚れ
一番想像しやすいトースターの汚れといえば、パンくずなどの「食べ物のカス」ではないでしょうか?取っ手を開いて金網の下を見ると、そこはカスがたくさん…。かんたんに想像できてしまう光景ですよね。パンなどを焼いたときには、必ずと言っていいほど落ちてしまうカス。
しかも実は、火災を起こす危険性もあるんです!少しの量であれば危険性は低いのですが、量が増えると、引火してしまうことも。ニュースで話題になることがありますよね。
食べ物の汁も要注意
水分のある食べ物を、トースターで焼くことも少なくないでしょう。しかし、そこで避けて通れないのが「飛び散った汁汚れ」なんです。食べカスは固形だったり、サラサラしている場合が多いので掃除は比較的簡単です。
しかし、それとは打って変わって、今回の汁汚れは面倒な部分が多いですね。汚れる面積も違いますし、付いてからから乾いてしまうので、なかなか落ちてくれなかったりもします。衛生的にもよくないので、ここは日常的にキレイにしておきたいものです。
オーブントースターの汚れの対処法
さて、汚れの原因が分かったら次はいよいよお掃除方法です。オーブントースターの汚れへの対処は汚れ度合いに応じて
・重曹を使ったお掃除
の2つに分けられます。これらはどちらも弱アルカリ性の溶剤ですが、セスキ炭酸ソーダの方がph値が高く、汚れを落とす効果がさらに期待できると言われています。
酸性とかアルカリ性とかを示す数字です。7を基準に小さければ酸性、大きければアルカリ性。油汚れは酸性なのでアルカリ性の洗剤で中和しましょう、ということです。
そのためここからは弱アルカリ性の洗剤を使用したお掃除方法の紹介になります。そこで1つ注意して頂きたいことがあります!
アルミ製トースターにはアルカリ性クリーナーはNG!!
アルミはアルカリ性に弱いので、重曹やセスキ炭酸ソーダなどを使うと、変色したり腐食してしまったりすることがあります。腐食しても人体へ直接的に害は少ないようですが、なるべく避けたいですよね。アルミ製だった場合には、中性洗剤を使用して掃除するようにしてください。
中性洗剤を使用する場合は重曹やセスキ炭酸ソーダよりも洗浄力が劣るため、つけおき時間を長めに取るといいですよ!
【普段のお掃除】オーブントースターの掃除方法!まずはセスキ炭酸ソーダ!
では、いよいよセスキ炭酸ソーダを使ったお掃除方法です。オーブントースターがアルミ製でないことを確認したら、掃除を始めましょう!
・セスキ炭酸ソーダ
・スプレーボトル
・メラミンスポンジ
・キッチンペーパー
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取り外した網やトレーは、セスキ炭酸ソーダに浸けおきします。アルミ製の場合は、中性洗剤に浸けおきしてください。
※焦げの落とし方に関しては、「重曹」を使ったお掃除の時に説明します。
セスキ炭酸ソーダ:水=小さじ1杯:500mlの割合で作ります。これをスプレーボトルに入れましょう。
かかっていない所が無いように注意してください。
しばらく放置して汚れを浮かせましょう。
暇な間に他の所を掃除しましょう。残った部分にもスプレーをかけて、メラミンスポンジでキレイにしていきます。手袋をしないと手荒れすることがあるので、しっかり着けてくださいね。
メラミンスポンジでこすっていきます。こすり過ぎないように注意して下さい。
最後は洗剤が残らないように、しっかり拭いてください。
もしも汚れが十分に落ちなかった場合には、3~7の工程を繰り返すことで落とせますよ♪
【焦げ付き掃除】オーブントースターの焦げが落ちない!そんな時には重曹!
「万が一落ちない場合は、どうしたら良いの?」その際に登場するのが、「重曹」です!はいそこ、「またか」とか言わない。
重曹3:水1ぐらいに極端でかまいません。重曹に少しずつ水を足して、ドロドロになるくらいで止めます。ホットケーキのタネくらい。
重曹ペーストは焦げの上にたっぷり塗りましょう。流れ落ちたり心配な箇所は、あらかじめラップで覆っておくと後処理が簡単です。
ペーストが固まるまで待ちます。大体の汚れはこの方法で落ちますが、それでも汚れが落ちないときは以下の手順を試してみましょう。
プラスチック製のカードなども傷がつかなくて良いかもしれません。それでも残った焦げは、たわしを使って取り除いて下さい。ここまでしつこい焦げがあったらその忍耐力に免じて少しぐらいの傷は許容しましょう…。
重曹ペーストの力をより強くするためには、アルカリ洗剤などを加えてみてください。化学反応で効果が上がります。
オーブントースターの「ヒーター」部分の掃除には要注意!
オーブントースターを掃除する際に注意しなくてなならないのが、「ヒーター」部分の掃除方法です。全部一緒に掃除しようとしてしまいがちですが、ヒーター部分の掃除だけは分割して掃除しなくてはいけません。なぜでしょうか?
それは、トースターのガラスヒーターの部分は、衝撃に弱く、ゴシゴシ擦り洗いしてしまうと割れてしまう可能性があるからです。せっかく掃除しているのに、割れてしまっては元も子もないですよね?
トースターのヒーター部分の掃除方法
それでは、ヒーター部分の掃除方法を紹介していきます。ここでもセスキ炭酸ソーダが役に立つんです!また、オーブントースターの近くにある電子レンジのお掃除にも重曹が使えます!電子レンジの場合は、重曹を溶かした水を「チン!」する面白い方法があります。オーブントースターのお掃除と合わせてお掃除するのがおすすめです。
・キッチンペーパー
・タオル
注意
作業に入る前に、ヒーターが完全に冷めていることを確認してから行ってください。
セスキ炭酸ソーダ:水=小さじ1杯:500mlの割合で作ったものを染み込ませましょう。
セスキ炭酸ソーダ水を染み込ませたキッチンペーパーを貼り付けます。
しばらく放置して汚れを浮かせます。
ヒーター部分はデリケートなので強く拭きすぎると破損の原因にもなるので注意しましょう。
汚れは使用中に熱することでも自然に除去できます。こまめに使うことでこびりつきを防ぐこともできるので、お掃除の後はぜひ定期的にトースターを活用してみてくださいね!
トースターのお掃除方法はユアマイスタースタイルのInstagramでも解説付きの写真で紹介しています!
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オーブントースター掃除の際の注意点
ここではオーブントースターを掃除する際に注意するべきポイントを
・焼き網が取り外せない
・悪臭が取れない
という3つの状況に分けてご紹介します。
トースターがアルミ製の場合
トースターがアルミ製の場合は対処法の部分で記述した通り、中性洗剤を使用するようにしましょう。その際にはセスキ炭酸ソーダでは20分だったつけおき時間を30~40分にするなど、つけおき時間を延ばすようにしましょう。また酸性の洗剤であるクエン酸などを使ってみることもおすすめです。
焼き網が取り外せない
焼き網が取り外せない場合は諦めて、道具を使って手が届きにくい場所を掃除するしかありません。その時には古い歯ブラシやメラニンスポンジなどを駆使して網目の汚れを取るようにしましょう。重曹ペーストは掃除した後に重曹ペースト自体を取り除くことが難しくなるため、より液体状の拭き取りやすいものを使用して掃除するようにしましょう。
トースター本体の悪臭が取れない
もし掃除してもまだ魚などの臭いが取れない場合には、クエン酸やお酢を使ってトースター内を拭いてみましょう。魚の臭いは「トリメチルアミン」というアルカリ性の成分が原因です。そのため酸性のクエン酸やお酢を使うことで、魚の生臭さを抑えることが出来るのです。
オーブントースターの汚れ防止方法
さて、折角オーブントースターをピカピカにしたんですから、きれいなまま使っていきたいですよね。トースターを使っていくと、どうしても汚れはたまっていきます。けれど、こまめな掃除をしていけば、頑固な汚れはつきません。また焦げと油汚れと戦わなくてすむように、トースターの汚れを予防する方法についてもご紹介します。
アルミホイルを使う方法
よくあるのが「アルミホイル」を使って汚れを防止する方法です。アルミホイルは熱に強いので、オーブントースターの受け皿に敷いておくといいでしょう。
単に敷いておくだけだとズレてしまうこともありますので、受け皿にしっかりと巻き付けておくと安心です。こうしておけば、後で掃除をするときに、アルミホイルを外して捨てるだけで終わります。受け皿が汚れないように、こまめに毎回変えていけば、焦げ付きや油汚れで困ることがありません。
しかし注意したいのは、使い方を間違えると、アルミホイルが燃えてしまう危険があることです。オーブントースターのヒーター部分にアルミホイルが当たると、熱せられて危険なんです。そのため、受け皿にしっかりとアルミホイルを固定し、ヒーター部分に端が引っかかったりしないように気をつけてください。
専用グッズを使った方法
アルミホイルを巻き付けるのは面倒、という気持ちもありますよね。そういうときの便利グッズも販売されています。
以下のオーブントースターマットは既にアルミの受け皿になっているという代物です。
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他にも、トースターのサイズに合わせてハサミでカットできる、フッ素樹脂加工されたシートも販売されています。繰り返し使えるタイプだし、お財布にも優しいのが嬉しいですね。
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繰り返し使うことを重視するなら、金属製のトレーを用意するのもオススメです。パンくずなどが下に落ちませんし、フッ素加工されていれば焦げがつきにくくなっています。金属製のトレーは、お値段やサイズがいろいろあるので、自宅のトースターに合ったものを購入したいですね。
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このように汚れ防止グッズはたくさんありますが、トースターのお掃除ゼロというわけにはいきません。受け皿の汚れはアルミホイルなどでガードできても、水分が飛び散る汚れはやっぱりついてしまいます。そのため、気軽にお掃除できるための予防グッズを利用しながら、こまめな簡単掃除をすることをオススメしたいですね。
まとめ
オーブントースターの掃除方法はいかがでしたか?今回は重曹とセスキ炭酸ソーダを使いましたが、どちらもとっても便利でしたね!簡単にお掃除することができるので、家に常備して、定期的にお掃除しちゃいましょう!重曹もセスキ炭酸ソーダも、ドラッグストアや100円ショップなどで買えますよ♪
※本記事の内容は、本記事作成時の編集部の調査結果に基づくものです。
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