
セスキ炭酸ソーダは洗濯にも使えるって知ってた?洗濯の仕方や注意点
セスキ炭酸ソーダを使った洗濯について解説!セスキ炭酸ソーダといえばキッチン周りやリビングなどの汚れを落としてくれるイメージですが、実は衣類の汚れを落とすのにも活躍してくれます。そんなセスキ炭酸ソーダの基礎的な知識から、実際に洗濯に使用する方法まで紹介していきます。
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目次
セスキ炭酸ソーダとはいったい?
激落ちくんのセスキ炭酸ソーダ 粉末タイプ 1kg
そもそもセスキ炭酸ソーダってなに?という方に、まずは基礎的なことから解説していきます。セスキ炭酸ソーダとは、重曹と炭酸ナトリウムを合わせたもの。アルカリ性のアイテムで、洗濯物のちょっとした汚れを落とすことが得意です。
ここからは、そんなセスキ炭酸ソーダの特徴を3つ紹介していきます。
油脂やたんぱく質を落とす
セスキ炭酸ソーダは衣類などについた油脂を乳化させ、落とすことができます。少しの汚れなら、洗剤を使わずに洗濯して大丈夫です。また、衣類についたタンパク質を落とす働きもしてくれます。その際も少しの汚れなら、洗剤なしで洗濯しても問題ありません。
襟や袖部分の汚れを落とす
白シャツの襟や袖についた汚れは落ちにくいですが、セスキ炭酸ソーダを使うとそんな衣類の部分的な汚れが落ちやすくなります。また、意外と落ちにくい血液の汚れもしっかり落とす効果も期待できます。
水に溶けやすい
セスキ炭酸ソーダは、水に溶けやすい特徴を持っています。その特性を利用し、スプレー液にして利用することが多いアイテムです。
スプレー液をつくるときは、汚れの度合いに応じて濃度を調節することも可能。スプレー液は一度作ったら高温多湿の場所で保存をせず、3か月程度で使い切るようにしましょう!
セスキ炭酸ソーダスプレーの作り方

セスキ炭酸ソーダは、キッチン周りの油汚れやリビングの手あかが気になる部分での掃除に活躍してくれます。まずはさまざまなシーンで活躍してくれるセスキ炭酸スプレーの作り方から解説していきます。
・セスキ炭酸ソーダ5g(小さじ1杯)
・スプレーボトル

準備した水500mlに、セスキ炭酸ソーダ小さじ1杯を入れます。

先ほど水に入れたセスキ炭酸ソーダをしっかり混ぜ合わせます。写真のように、白い粉が見えなくなるまで混ぜましょう。

以上の3ステップで完成です。準備するものも少なく作るのも簡単なので、ぜひ作って汚れの気になる部分に使用してみてください。
セスキ炭酸ソーダを使った洗濯方法

ここからは、セスキ炭酸ソーダを使って洗濯する方法を紹介していきます。
襟、そでの部分汚れやたんぱく質汚れ(血液など)に
使用するのは先ほど作ったセスキ炭酸スプレーです。襟やそでの部分汚れや、血液などのたんぱく質汚れが気になる場合、汚れの部分に直接スプレーして、5分ほど時間を置きます。その後、通常通り洗剤を入れて洗濯してください。
軽い汚れの衣類の洗濯
軽い汚れの衣類の場合は、水30リットルに対して、約30g(大さじ2杯)のセスキ炭酸ソーダを洗濯機に入れ、洗剤を使用せずに洗濯してください。
すすぎは一回で大丈夫です。つけおき洗いをするとより効果的です。つけおき洗いとは、洗面器などにお湯あるいは水を入れ、そこに洗いたいものと洗剤を入れるだけ。あとは、10分ほど時間を置き、最後に脱水をすれば完了です。
しつこい汚れの衣類の洗濯に
しつこい汚れの衣類の場合は、水30リットルに対して約30g(大さじ2杯)のセスキ炭酸ソーダを入れ、予洗い(洗剤を入れないで洗濯機を回す)をします。
こちらの場合も、つけ置き洗いするとさらに効果的です。その後は、通常通り洗剤を入れて洗濯しましょう。
セスキ炭酸ソーダと酸素系漂白剤の組み合わせがすごい!
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セスキ炭酸ソーダでの洗濯では、汚れや黄ばみが思うように落ちなかった…という場合は、酸素系漂白剤をプラスしてみましょう。やさしい成分でできている2つのアイテムですが、合わさることでより効果的に汚れを落とすことができるのです。
ここからはセスキ炭酸ソーダと酸素系漂白剤で、汚れがすっきり落ちる理由や、洗濯の仕方をみてみましょう。
どうして組み合わせる必要があるの?
セスキ炭酸ソーダと酸素系漂白剤は、それぞれ違った働きをします。セスキ炭酸ソーダは先ほども説明した通り、アルカリ性のため皮脂汚れや血液汚れに強い成分です。
一方の酸素系漂白剤は、過炭酸ナトリウムが主成分の商品。洗濯に使用する場合は、粉末タイプを選んでください。液体タイプの酸素系漂白剤も多く販売されていますが、こちらの成分は過酸化ナトリウムではなく過酸化水素。色柄物や繊細な生地にも使用できる反面、漂白力は劣ります。
過炭酸ナトリウムは、その名の通り水に溶かすとシュワシュワと汚れへアプローチ。また、成分はセスキ炭酸ソーダと同じアルカリ性なので、混ぜても問題ありません。
酸素系漂白剤には泡による汚れ落とし効果だけでなく、アルカリ性の洗浄効果、漂白による黄ばみ対策や除菌効果を得られます。セスキ炭酸ソーダだけでは落ちない汚れには、酸素系漂白剤をプラスしてみましょう。
セスキ炭酸ソーダと酸素系漂白座を使った洗濯の仕方
それではさっそく、ダブルの力で洗濯を行ってみましょう。
・酸素系漂白剤(粉末)
やさしい成分のセスキ炭酸ソーダや酸素系漂白剤ですが、洗濯NGの衣類には使用できません。事前に表示をたしかめましょう。
水30Lにたいして、セスキ炭酸ソーダ大さじ1、酸素系漂白剤大さじ1を入れ、普段通りに洗濯を行います。すすぎは1回でOKです。
それでも汚れが落ちないときは?
セスキ炭酸ソーダ×酸素系漂白剤でも汚れが落ちないという場合は、こちらのふたつの方法を試してみてください。
セスキ炭酸ソーダ×酵素系漂白剤でつけ置き
ぬるま湯にセスキ炭酸ソーダと酸素系漂白剤を溶かし、10~30分程度つけ置きしましょう。衣類が入るサイズのバケツにぬるま湯を入れ、それぞれ小さじ1ずつを入れて良くかき混ぜてから、洋服を入れましょう。
ペーストでダイレクトにアタック!
頑固な黄ばみや汚れが気になる場合は、ペーストでアタックしましょう。セスキ炭酸ソーダと酸素系漂白剤を1:1で混ぜたら、そこに少しずつ水を垂らしながら練り、ペーストを作ります。できあがったペーストを歯ブラシなどで、汚れに直接塗りしましょう。
30分ほど置いてから洗濯すると、きれいに洗濯できます。
セスキ炭酸ソーダを使うときの注意点
セスキ炭酸ソーダは少しの汚れを、楽に落とすことできる優秀なアイテムです。しかし、いくつか注意点があるので、最後に使用する際に気をつけたいことを紹介します。
洗う素材に気をつける
絹、ポリエステル、水で色落ちするものなど、つけおきに向かないものは使用するのを避けましょう。
手荒れに注意
長い時間て直接手で触れてしまうと、肌が弱い人はかぶれてしまう可能性があります。肌が弱い人は、直接手で触れないように、ゴム手袋を付けるようにしましょう。
頑固な汚れには不向き
セスキ炭酸ソーダには、本格的な成分は入っていないので、泥汚れや口紅のような頑固な汚れを落とすにはあまり向いていません。無理にセスキ炭酸ソーダだけで落とそうとせず、落ちない場合は汚れに合った方法で洗濯をしましょう。
※本記事の内容は、本記事作成時の編集部の調査結果に基づくものです。
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