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更新日: 2024年11月7日

【簡単】エアコン掃除を自分でやる方法!手順や注意点を分かりやすく解説

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自分で簡単にできるエアコン掃除の仕方を、フィルター・吹き出し口・内部・室外機に分けて、注意点と併せて解説。エアコン掃除後のカビ予防のコツや、業者に依頼した場合の料金相場もまとめました。さらに、「自分で行う掃除と業者が行うエアコンクリーニングの違いは?」「エアコン内部のカビは洗浄スプレーを使えば自分で掃除できる?」「お掃除機能付きエアコンの掃除はいらない?」などの疑問についても解消します。

エアコンは掃除した方がいい?しないとどうなる?

エアコン

・エアコンから嫌な臭いがする
・電気代が上がる
・健康被害を引き起こす
・故障の原因になる

エアコンは長期間掃除をしないとホコリやカビが溜まるので、定期的に掃除することが大切です。

ホコリやカビが溜まると、エアコンの効率が下がって電気代が高くなったり、アレルギーや喘息などの健康被害を引き起こしたりと、上記のようなデメリットが生じます

エアコン掃除は自分で簡単にできる?掃除頻度は?

エアコンの部品構造

家庭用のエアコンは、自分で簡単に掃除することができる範囲と、さまざまなリスクからプロの業者に依頼した方が良い範囲があります。自分でできる範囲と頻度を確認しましょう。

 

自分で掃除できるか

掃除頻度の目安

カバー

1ヶ月に1回

吹き出し口

夏・冬は1ヶ月に1回

フィルター

夏・冬は2週間に1回

送風ファン

×

1~2年に1回

フィン(熱交換器)

×

1~2年に1回

ドレンパン

×

1~2年に1回

参考:よくあるご質問|日立

自分で掃除できる箇所は、主に、エアコンの外側やフィルター部分が中心です。送風ファンやドレンパンなど、エアコン内部にあるパーツの掃除は業者に依頼しましょう。

編集部スタッフN

編集部スタッフN

エアコン内部は専用の洗浄スプレーを使えば自分で掃除することもできます。しかし、故障や火災のリスクがあることから業者に依頼することをおすすめします。

簡単!自分でできるエアコン掃除方法

1. フィルターの掃除
2. 内部のホコリを取る
3. 吹き出し口の汚れを取る
4. 室外機の掃除をする

ここからは、自分でできる範囲のエアコン掃除の方法を解説します。大きな流れは上記の4ステップ

フィルター掃除の最後に部品を乾かす工程があるので、乾きやすい晴れている日に掃除するのがおすすめです。

▼掃除をする際の注意点
・掃除前に運転を停止して電源プラグを抜くかブレーカーを切る
・安定した場所で脚立を利用し、安全な状態で作業をする

【フィルター】エアコン掃除(約20分)

エアコン

エアコンのフィルターはホコリが溜まりやすい場所です。夏・冬などのエアコンをよく使う時期は2週間に1回の頻度を目安に掃除をしましょう。

用意するもの
・椅子または脚立など、高所で作業するための足場
・ゴム手袋
・乾いた雑巾やハンディモップ
・掃除機
・歯ブラシ
手順
1
エアコンの電源を切り、コンセントを抜く
エアコンのコンセント

エアコンの電源を切り、電源プラグを抜きます。電源プラグを差したまま掃除すると、感電漏電のリスクがあるため気をつけましょう。

2
エアコン上部や表面のホコリを拭く
エアコンのホコリ拭き

お部屋の中にホコリが舞い散らないために、エアコンの表面や上の方に溜まったホコリを取り除いておきましょう。水気があると故障の原因になるので、ハンディ式の掃除機やモップを使うか、乾いた布で拭いてください。

3
エアコンの前面パネルを開ける
エアコンの前面パネル

フィルターを取り出すために、前面パネルを開けて、カバーが止まる位置までゆっくりと引き上げます。機種によって開け方が異なるので、分からない場合は取扱説明書を確認しましょう。

4
フィルターを取り外す
エアコンフィルター

ホコリが舞い散らないようにフィルターをゆっくり取り外します。無理に外すと破損の原因になるため、取扱説明書に従い作業をしましょう。機種にもよりますが、フィルターを少し持ち上げてから引き抜くと取り外しやすい場合があります。

5
掃除機でフィルター表面のホコリを取る
エアコンのフィルター掃除

フィルター表面についているホコリを掃除機でできる限り取ります。フィルターの裏側から掃除機をかけると、目詰まりの原因になるため、表側から掃除機をかけるようにしましょう。

6
取り外したフィルターを水ですすぐ
エアコンのフィルターをシャワー洗い

掃除機で取りきれなかったホコリは、シャワーをかけて水洗いします。掃除機とは逆で裏側からシャワーをかけるようにしましょう。細かい汚れが落ちない場合は、柔らかい歯ブラシや綿棒などで優しくこすり洗いをします。

7
日陰干しをしてしっかりと乾かす

洗い終わったら、雑巾で水気をよく取り日陰干しをして、しっかりと乾燥させます。水気が残るとカビの繁殖や、ホコリが付着しやすくなってしまうため注意しましょう。

エアコンのフィルター掃除について、より詳しく知りたい方はこちらの記事をチェックしてみてくださいね。

【吹き出し口・内部】エアコン掃除(約20分)

エアコン

エアコンの吹き出し口と内部のホコリの取り方を解説。エアコンをよく使う時期であれば、1ヶ月に1回の頻度を目安に掃除するのがおすすめです。エアコン内部は無理に掃除せず、見える箇所のホコリや汚れを取る程度にしておきましょう。

用意するもの
・椅子または脚立など、高所で作業するための足場
・ゴム手袋
・掃除機
・割りばし
・キッチンペーパー
・輪ゴム
手順
1
エアコン本体のホコリを取る
エアコンフィルター掃除

フィルターを取り外したら、エアコン内部の見えている部分のホコリを掃除機で取り除きます。ゴシゴシとこすりすぎるとエアコン内部にホコリが入り込んでしまうので注意しましょう。

▼POINT
エアコン内部の奥にある送風ファンや、熱交換器などを傷つけないように注意。見える範囲だけを掃除するようにしましょう。
2
吹き出し口の汚れを拭き取る
フィルターの汚れ取り

吹き出し口は手が入りにくいため、割りばしにキッチンペーパーを巻きつけ、輪ゴムで止めたお掃除棒を使うのがおすすめ。キッチンペーパーを水で軽く濡らしてからしっかり絞り、吹き出し口周辺を水拭きしましょう。

【室外機】エアコンの掃除方法(約10分)

室外機

室外機は周りにゴミやホコリがある場合は、お手入れをしましょう。とくに、吹き出し口の周りにゴミがあると、風量の低下や、運転効率が悪くなり消費電力が多くかかってしまうため、定期的にチェックすることが大切です。

用意するもの
・柔らかい布
手順
1
表面を乾拭きする

表面を柔らかい布で乾拭きします。

2
手で取れる範囲でホコリやゴミ、草を取り除く

無理のない範囲でホコリやゴミ、草を取り除きましょう。

室外機の掃除方法のポイントや注意点などは、以下の記事で詳しく解説しているので、参考にしてみてくださいね。

エアコン内部のカビは自分で掃除できる?

エアコンフィルター掃除スプレー

エアコン内部の洗浄用に、さまざまな種類のお掃除スプレーが販売されています。しかし、メーカーは使用を推奨していません。自分でエアコン洗浄スプレーで内部を掃除すると下記のようなリスクがあります。

・洗剤が十分に流しきれずに残る
・濡れてはいけない部分に洗剤や水が入り込み、火災や故障の原因になることがある
・洗浄力不足でキレイにならない
・故障した場合メーカー保証の対象外となる場合がある

エアコンのフィンやファンなどの内部洗浄を自分で行いたい場合は、自己責任のもと正しい手順で行いましょう。掃除方法はこちらの記事を参考にしてみてくださいね。

自分でエアコン掃除をする際の注意点

・電源を切ってから作業する
・エアコンに直接水をかけない
・取り外し方は取扱説明書をよく確認する
・むやみに分解をしない

エアコンのメーカーや種類ごとに、フロントパネルの開け方やフィルターの取り付け方法が異なります。作業をする前にしっかり取扱説明書を確認しておきましょう。

また、エアコン内部には水や洗剤がかかると故障してしまう精密機器があります。そのため、エアコンに直接水をかけるのはNG、水拭きをする際もタオルを固く絞ってから拭きましょう

エアコンのカビ発生を予防する方法3つ

エアコン

・フィルターを定期的に掃除する
・冷房使用後は送風運転や内部クリーン運転をする
・こまめに換気をする

フィルターを定期的に掃除する

夏や冬などエアコンの使用頻度が高い時期は、フィルターを2週間に1回ほどの頻度で掃除するのがおすすめです。定期的に掃除をしてホコリを溜めないことで、カビが発生しづらくなります。

冷房使用後は送風運転や内部クリーン運転をする

冷房運転後はエアコン内部の湿度が高くなり、放っておくとカビが生えやすくなります。冷房使用後は1時間ほど送風運転を行ったり、内部クリーン運転を行い内部を乾燥させましょう。

こまめに換気をする

湿度が高い環境はカビの繁殖に好都合なので、定期的に窓を開けるだけでもカビが繁殖しにくくなります。また、空気中の汚れを換気して外に出すと、エアコン内に汚れが取り込まれにくくなり、カビ発生の予防にも繋がります。

エアコン掃除と業者のクリーニングの違いは?

エアコン掃除業者

 

自分

業者

お掃除できる部分

・フィルター
・カバー
・吹き出し口

・送風ファン
・フィン(熱交換器)
・ドレンパン

主な作業内容

拭き掃除

拭き掃除、高圧洗浄など

値段

0~500円程度

1台10,000円前後~

自分で行う場合とプロのエアコンクリーニングの主な違いを表にまとめてみました。プロの場合は、高圧洗浄機で内部の汚れをしっかり掃除してくれるのも特徴のひとつ。

自分では届かない範囲にカビが潜んでいることも考えられるので、こまめにお手入れしつつ、定期的にプロに依頼をすることも検討してみましょう。

また、エアコンクリーニングのプロに「 エアコンを自分で掃除をしてみたのですが、業者さんにお願いするエアコンクリーニングと自分でやった掃除では汚れの落ち方や仕上がりにどのくらいの違いがありますか?」と聞きました!

日本おそうじ代行ホールディングス~九州支部~さん

日本おそうじ代行ホールディングス~九州支部~さん(福岡県)

ご自身で可能なお掃除は、基本的にはフィルターの洗浄や、エアコン洗浄スプレーによる洗浄かと思われます。エアコン洗浄スプレーでは、エアコン内部まではきれいにすることができません。それどころか、エアコン内部に残ったスプレーの薬剤が栄養となり、カビの新たな発生原因になってしまう事もございます。弊社のエアコンクリーニングでは、専用のエアコン洗剤を使用し汚れを浮かし、高圧洗浄で汚れだけでなく、使用した洗剤も全て洗い流しますのでカビの発生を抑えることが可能でございます。
スマックスさん

スマックスさん(埼玉県)

ご家庭でお掃除できる範囲は、限られます。 上部のアルミ部分は掃除機でホコリを吸い取るか、市販のエアコンクリーナーをスプレーするくらいかと思います。 アルミ部分の表面の汚れはきれいになるかもしれませんが、問題はアルミの奥です。掃除機はもちろん、市販のエアコンクリーナーでは奥の汚れは取れません。 吹き出し口に至っては、家庭でできる掃除は、手の届く範囲で拭き上げる事くらいしか出来ません。吹き出し口のファンのホコリやカビは取れません。

エアコンクリーニングの流れ

エアコンクリーニングの流れ

業者によるエアコンクリーニングの大まかな流れは上記の通り。洗浄の際は、エアコンを分解し、濡れてはいけない部分や家具を養生しつつ、内部を洗浄し、動作確認まで行ってくれます。

失敗しないクリーニング業者を選ぶポイント

・口コミを確認する
・料金とサービス内容を確認する

エアコンクリーニング業者を選ぶ際の失敗しないためのポイントは上記の2つ

実際に利用した方の口コミを見れば、人柄や技術力などを確認することができます。また、料金だけでなく基本料金に含まれる作業範囲はどこまでか、追加費用はかかるかなども確認しておきましょう。

「いきなり業者に解体洗浄を依頼するのは少し不安」という方に向けて、エアコンクリーニングの技術を紹介した記事もありますので、ぜひ一度プロの技を見てみてくださいね。

ユアマイスターのエアコンクリーニングの料金と口コミ

ユアマイスター」のエアコンクリーニングの料金相場や口コミを紹介します。ユアマイスターはさまざまな条件で探すことができるので、お子さんやペットがいるご家庭、個人の希望にあったプロに頼むことができるのも魅力です。

ユアマイスターのエアコンクリーニングの料金

 

料金

通常タイプ

9,500円(税込)~

お掃除機能付

14,500円(税込)~

天井埋め込み型

22,000円(税込)~

天井吊り型

27,500円(税込)~

ユアマイスターのエアコンクリーニングの作業時間

 

作業時間

壁掛型 通常タイプ

約1~2時間

壁掛型 お掃除機能付き

約2~3時間

天井型

約3~3.5時間

ユアマイスターのエアコンクリーニングの口コミ

エアコン掃除に関するQ&A

エアコン掃除に関する疑問をまとめました。

Q1. 掃除機能付きのエアコンは自分で掃除しなくてもよい?

A. できる範囲の掃除は自分で行うようにしましょう。

お掃除機能付きのエアコンが掃除できるのは、フィルターのみ。フィルターの奥の汚れやダストボックスの掃除、そのほかの自分でできる箇所の掃除は必要です。内部の掃除は業者に依頼しましょう。

Q2. エアコンに洗浄スプレーをしてはダメな理由はなんですか?

A. 故障や火災のリスクがあります。

洗剤が十分に流しきれなかったり、濡れてはいけない部分に洗剤や水が入り込んだりして、火災や故障の原因になることがあります。自分で内部の洗浄を行い故障した場合、メーカー保証の対象外となる場合もあるので注意しましょう。

Q3. エアコンクリーニングの掃除頻度は何年に1回ですか?

A. エアコンクリーニングは1~2年に1回の頻度を目安に依頼しましょう。

依頼する時期は、閑散期で料金が安い傾向にある夏前がおすすめ。エアコンクリーニングの頻度はライフスタイルによっても異なるので、詳しくは下記の記事をチェックしてみてくださいね。

※本記事の内容は、本記事作成時の編集部の調査結果に基づくものです。
※本記事に掲載する一部の画像はイメージです。
※本記事の内容の真実性・確実性・実現可能性等については、ご自身で判断してください。本記事に起因して生じた損失や損害について、編集部は一切責任を負いません。

監修者
ライター
ワタシト 編集部
ワタシトは暮らしの不便を解決するアイデアや商品を紹介するメディアです。掃除や洗濯、日用品のお手入れ、ハウスクリーニング、家具、家電、生活雑貨の新商品など役立つ情報をお届けします。
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