組み立て式椅子を組み立てるのは難しい?組み立てのポイントを解説!
最近増えている組み立て式家具。
家具販売店やインターネットで売られている家具の多くが組み立て家具です。
コンパクトに梱包されているので、配送しやすく、小さなものであれば手軽に自家用車で持ち帰ることもできます。
組み立て家具というと、本棚やベッドなどのイメージがありますが、椅子も組み立て式で販売されています。
今回は組み立て椅子について解説します。
椅子の組み立ては難しい?
家具の中でも比較的小さな椅子は自分で組み立てができるのではないか思う方も多いと思います。
椅子は種類により組み立ての難易度が異なります。
脚のみ取り付ける椅子
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脚のみ取り付けのみを行う物は10分程度で完成します。
組み立てに慣れていない方でも簡単に組み立てができますよ。
全てを組み立てる椅子
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脚、背もたれ、座面全てを固定して組み立てる椅子は多少難易度があがりますが、工程は少ないので作業に慣れていない方でも比較的簡単に組み立てができます。
オフィスチェア
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部品の多いオフィスチェアは組み立ての難易度が上がります。
ロッキング機能、高さ調整機能、可動式のアームレスト…など機能が多いものはさらに組み立てが複雑で、完成に時間もかかります。
椅子組み立てのポイント
部材・部品がそろっているか確認をする
作業をする前に部材・部品が全てそろっているか確認をしましょう。
細かいネジやナット等は袋から出し種類別に箱に入れておくと、途中で紛失することも防げ、作業がスムーズです。
作業スペースを確保する
作業スペースは完成品の2倍程度の広さを確保しましょう。
床が傷つかないように、段ボールや毛布を引いて作業を行います。
説明書をよく読む
説明書を最後まで読み作業工程を理解し、完成したイメージを持って作業すると組み立てがスムーズです。
必要な工具を用意する
説明書に記載されている必要な工具を準備しましょう。
椅子の種類によっては工具があらかじめついているものもあります。
ネジ類は仮止め→本締め
ネジ類ははじめからきつく締めずに、8割程度の緩さで仮止めをします。
全体を仮止めで組み立てた後、本締めをしていきましょう。
はじめからきつく締めてしまうと、ネジ穴の場所がずれてネジがはまらなくなってしまう可能性があります。
本締めは対角になる順番で締めていくと歪みがなく仕上がりますよ。
定期的に点検をする
重さがかかる椅子はネジが緩むことがあります。
ネジが緩むと椅子の歪みの原因に。またネジが外れると大けがにつながる恐れがあります。
組み立て後も定期的にネジを締め直しましょう。
椅子の組み立てに必要な工具
カッターナイフ
梱包の開梱時に必要です。
段ボールを空ける際には深く刃を入れてしまうと家具に傷をつけてしまう恐れがあるので注意をしましょう。
プラスドライバー(大・小)
ネジ山の種類に合わせていくつかのドライバーが必要です。
サイズの違うドライバーを使用するとネジ山がつぶれてしまうのでサイズに合ったものを使用しましょう。
六角レンチ
付属の部品でネジを止めることができる場合でも、六角レンチなど力の入れやすい工具をつかうことで、しっかりとネジを固定することができます。
滑り止め付き軍手
指を挟まないように軍手をして作業をしましょう。
滑り止め付きの軍手を使うと便利です。
オフィスチェアの組み立て
作業時間を確保する
難易度の高いオフィスチェアは組み立て時間の確保が必要です。
組み立て方法も複雑です。時間をとって作業をすることをおすすめします。
力が必要なことも
キャスターの取り付けなどは力がいる作業になります。
滑り止め付きの軍手を使用するなど、力が加えられるようにしましょう。
必要に応じて組み立てサービスを利用する
仕事のためにオフィスチェアを必要な方は、作業時間の確保が難しい場合もあります。
組み立てサービスを利用することもおすすめです。組み立てサービスでは、作業に慣れたプロの作業員が手早く組み立てを行います。
椅子の組み立ては慎重に!
組み立て方が分からずに、説明書通りに組み立てができなかった場合、椅子が壊れたり、一部が破損するなどの恐れがあります。
直接人が乗って使用する椅子は転倒する恐れもあり、骨折などの重大なトラブルにつながる可能性も。
説明書通りに組み立て、ネジをきちんと締める等、取り扱いに注意が必要です。
事故を予防するためには、設置後も定期的に点検しながら使用することが大切です。
まとめ
組み立て椅子は種類により組み立ての難易度が異なります。
特に、オフィスチェアなどは仕組みが複雑で組み立てに時間がかかります。
組み立てに自信がない方や、時間を節約したい場合には組み立てサービスの利用することをおすすめします。
業者に依頼をした場合であっても、組立て後はねじの緩みがないか、定期的に点検しましょう。