
引っ越し業者に冷蔵庫のみ頼むのは可能?冷蔵庫の引っ越し準備も解説
引っ越しで苦労するのは、重たいものの運び出しですよね。
中でも、冷蔵庫は構造上、横にすることができず、立てた状態のまま運び出す必要があるのでひとりで運ぶのは難しい家電。
では、冷蔵庫を引っ越しさせたいときにはどうしたらいいでしょうか。
実は、自分で引っ越しをする場合でも、冷蔵庫のみ引っ越し業者に依頼することができるんです。
ここでは、冷蔵庫のみの引っ越しのやり方を詳しく紹介しますね!
目次
冷蔵庫のみを引っ越し業者に頼むことは可能?

冷蔵庫は、単身用の2ドアのもので50kgくらい、ファミリータイプの冷蔵庫なら100kg近くの重さがあるので、運び出すのは大変!
また、冷蔵庫は横にすると冷却サイクルの液体が漏れて、故障の原因となりますので、立てたまま運搬する必要があります。
運び慣れない重たい冷蔵庫を、立てたまま運ぶのは、冷蔵庫の故障や破損だけでなく、ケガをしてしまう危険性もあるので、冷蔵庫はプロにお願いしたいですよね。
そのような理由から、冷蔵庫だけを引っ越し業者や宅配業者に頼みたいケースもあると思います。
冷蔵庫の運搬は、宅急便でも、引っ越し業者でも冷蔵庫の配送を頼むことは可能です。
宅配業者は、基本料金が決まっているので、そこから値下がりすることはありません。
しかし、引っ越し業者は混雑状況などによって値段が変動するので、いくつかの業者から見積もりを取って、比較検討することで、値段を安く抑えることができます。
まずは各社に見積もりをとって、比較検討するのがいいでしょう。
エレベーターや廊下、玄関、階段など、搬入先が冷蔵庫の大きさの通路が確保されているかは前もってチェックしておきましょう。
手吊りやクレーンなどでベランダから搬入する場合には、オプション料金が追加されます。
冷蔵庫の買い替えも検討してみては?

冷蔵庫の引っ越しは、重い上に、運搬料金が高額になることもあります。
冷蔵庫の耐用年数は約10年と言われています。
使い方によって20年以上使えることもありますが、長年冷蔵庫を使っている方は、思い切って冷蔵庫を処分して、新しい冷蔵庫の購入も検討してみましょう。
・購入して10年以上経過している
・冷蔵庫の冷え方が弱い、むらがある
・氷ができない、氷ができるまで時間がかかるようになった
・異音、異臭がする
・水漏れがある
故障してから慌てて買い替えるのではなく、余裕を持って買い替えを検討してみるのも良さそうですね。
また、同居家族の人数に変化があった時には、人数にあわせたサイズの冷蔵庫に変更することがおススメです。
ちなみに、使っていた冷蔵庫を処分する際には、処分費用の他に、6,000円前後の家電リサイクル料金を支払う必要があります。
冷蔵庫の中身は引っ越し前に空に!

冷蔵庫の引っ越しの際は、運搬中に冷蔵庫が使えなくなるため、1週間ほど前から冷蔵庫内の食材や調味料などを計画的に使い切って、中身をカラにしておく必要があります。
新居に持ち込む食材や、調味料はクーラーボックスに入れて移動するので、新居で再び冷蔵庫の電源を入れられるまでの時間、保冷剤やドライアイスを一緒に入れておきましょう。
また、「霜取り」と「水抜き」もしておかないと、運搬時に水がこぼれて大変なことに。
「霜取り」には10時間程度時間がかかりますので、引っ越し作業を始める10時間ほど前に冷蔵庫の電源を切っておきましょう。
蒸発皿にたまった水を捨てることで、「水抜き」は完了です。
冷蔵庫の掃除をしましょう!

普段冷蔵庫には食材が入っていて、庫内を掃除するのは手間がかかりますよね。
引っ越しで冷蔵庫内をカラにする時は、冷蔵庫をキレイに掃除するチャンスです!




冷蔵庫の掃除には、食べ物や油汚れを効果的に落とすことができ、消臭効果もある重曹がおススメです。
新居での新生活に向けて、冷蔵庫内はキレイに掃除しておきましょう♪
引っ越し後の冷蔵庫の電源を入れる

製造が古い冷蔵庫は、横にしてしまったり、振動があるとコンプレッサー内にあるオイルが減少してしまい、コンプレッサーが故障してしまうことも。
念のため、設置から半日程度おいてから電源を入れるようにしましょう!
冷蔵庫を長く使うため、日頃から冷蔵庫の使い方を気を付けるポイントがあります。
・熱いものをそのまま入れない
・冷蔵庫周りに物を置かない
・掃除をしてキレイに保つ(特に冷風の吹き出し口、パッキン)
・冷蔵庫の開け閉めは最小限にする
まとめ
冷蔵庫の引っ越しは、計画的に事前準備が必要です。
引っ越し前から庫内の食料をなくし、水抜き、霜取りをして、故障させないように運搬するように注意を払います。
心配な方は、引っ越し専門業者に冷蔵庫の引っ越しをお願いして、スムーズに新居への引っ越しをしましょう♪
