キレイに洗濯してタンスにしまってたはずのワイシャツなのに、襟元が黄ばんでいた…。そんな経験はありませんか？なぜそのようなことが起きるのか？それは、落ちたと思ったはずの皮脂や汗が、すべて落としきれずに衣類に残っていたから。黄ばみの原因と落とし方、おすすめ洗剤を紹介します。

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皮脂や汗がシミに変わるメカニズム

洗濯したはずなのにワイシャツやTシャツの襟やそで口が汚れているのは、皮脂や汗が繊維の奥に蓄積しているから。その汗や皮脂が時間をかけてシミに変わっていきます。だから、洗濯直後はきれいに見えるわけです。

ではどのようにしてシミに変わるのか？詳しく説明していきます。

皮脂は酸化する

まずは皮脂の場合です。皮脂は、空気と触れている以上は、必ず、時間経過とともに徐々に酸化をしていきます。そして、やがては黄ばみをおびた変性皮脂汚れへと変化します。台所のコンロ周りの油汚れを掃除せずにいると、固くなった黄色い油汚れへと変化する同じことです。

汗は酸性やアルカリ性

次に汗の場合です。汗は体質や環境などによって、酸性の場合とアルカリ性の場合があります。どちらの汗も中性でない以上は、生地に長く触れていると生地や色柄を侵してシミになります。特にアルカリ性の汗は、衣類の色柄を退色させるので、注意しないといけません。

皮脂も汗も長時間衣類についていることが問題ですので、いかに洗濯で汚れが残らないようしっかり落とせるかが重要です。そのためには、洗濯機の種類や洗濯方法も大事ですが、それ以上に大事なのが洗濯用の洗剤選びです。

できるだけ洗浄力があり、黄ばみの除去の効果のあるものを選びましょう。

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