
水道の引っ越し手続き方法!開始・中止の手順や必要なものを解説
水道の引越し手続きについて解説します。水道の使用開始・中止は、電話やインターネットでの申し込みが可能。必要なものや注意点を参考に、忘れず手続きをしましょう。「引越しの何日前までに申し込みが必要?」「手続きを忘れたら?」「お客様番号はどこに書いてある?」などの疑問にもお答えします!
目次
水道の引越し手続きの主な流れや期限

2. 旧居の転居月の水道料金の精算(現地か後日払いか確認)
3. 新居で水道が使えることを確認
4. 水が出ない場合は管轄の水道局へ連絡
まずは、水道の引越し手続きの流れをおさえておきましょう。基本的に、引越し前で水道の使用停止手続きをして、新居の開栓手続きを行うという流れになります。それぞれ具体的な手順や注意点をチェックしていきましょう!
引越しの手続きは1週間前までに済まそう
新居の水道が使えないトラブルを避けるために、引越しの1週間~遅くとも3、4日前までには手続きを完了しておきましょう。引越しまで時間がない場合は、電話での手続きも可能ですが、新生活が始まるタイミングのような引越しの繁忙期は、電話がつながりにくい可能性があるので、早めに手続きをするのが大切です。
【旧居】水道の閉栓(停止)の手続き方法

・手続き先:旧住所の水道局
・手続き方法:インターネット、電話、水道局料金受付窓口
・必要なもの:契約者氏名、現住所(旧居)、使用中止日、水栓番号(お客様番号)
旧住所では、水道の閉栓手続きをします。電話や役場の水道窓口の場合は、気になる点を直接質問できますが、受付時間が限られている点に注意。自治体によっては、24時間手続きができるインターネットでの申し込みに対応しているので、チェックしてみましょう。水栓番号(お客様番号)は、水道の検針表や領収書に書かれているため、手続きをスムーズに行えるように事前に用意しておくことをおすすめします。
また、自治体によっては、転居先の住所や、使用した日までの料金の精算方法を口座振替か納付書払いにするかなどの確認をすることがあります。
【新居】水道の開栓(開始)の手続き方法

・手続き先:新住所の水道局
・手続き方法:インターネット、電話、郵送、水道局料金窓口
・必要なもの:契約者氏名、新住所、水栓番号(お客様番号)、使用開始日、銀行口座やクレジットカード番号
新居では、水道を使うための開栓手続きをします。手続きは、電話やインターネットのほか、「水道使用開始申込書」を郵送する方法などから選べます。自治体によっては、開栓手続きの際に水栓番号を求められることがありますが、把握してなくても手続きが可能な場合が多くなっています。
水道の使用停止・開始手続きは基本的に立ち会い不要なので、手続きをすることで開栓完了となります。
同じ水道局エリアでの引越しの手続き
基本的に、水道局の管轄エリアは市区町村ごとに決まっているため、異なる水道局エリアに引っ越しをする場合は、それぞれの水道局へ申し込みが必要です。
しかし、同じ水道局の管轄エリア内での引越しなら、水道の使用停止と開始手続きを一度にできるため、合わせて行うとスムーズに手続きができますよ。
例えば、東京都の場合、東京23区内および多摩地区26市町内(武蔵野市、昭島市、羽村市、檜原村および島しょ部を除く)での引越しの場合は閉栓・開栓の手続きを一括で行うことが可能。「東京都水道局アプリ」の利用もでき、手軽に申し込めるのでチェックしてみましょう。
水道料金の支払い方法や変更の手順

・口座振替
・クレジットカード
・納入通知書払い
水道料金の支払い方法は、口座振替やクレジットカード、納入通知書払いなどがあります。自治体によって支払い方法や取り扱い可能な金融機関が異なるため、水道局の公式サイトを確認しておきましょう。
月の途中で引っ越す場合の使用料金
退去する日までの料金は、使用分の水道代(従量料金)と月額の基本料金が日割りで計算されます。支払い方法は、口座振替やクレジットカード、納付書での支払いや引越し当日に現金で払う方法などがありますが、自治体や物件によって支払い方法が異なるため確認しておきましょう。
水道料金の支払い方法を変更する場合
・クレジットカード払いに変更:公共料金支払いサイトや申込書で手続き
引越しをする際に、水道料金の支払い方法を変えたい場合は、上記の方法で手続きが可能です。自治体によっては、水道料金のクレジットカード支払いに対応していない場合があるため、自治体のウェブサイトで確認してみましょう。
どの手続きにも、水栓番号(お客様番号)が必要なので、事前にチェックしておくとスムーズに手続きができます。
【Q&A】水道の引越し手続きに関する疑問
水道の使用開始や停止の手続きについて、気になるポイントをまとめたので参考にしてみてください。
Q. 引越しの何日前までに手続きが必要?
A. 1週間前には手続きをしておきましょう。
引越し日の1週間前~遅くとも3、4日前には手続きを済ましておくのがよいでしょう。特に引越しの繁忙期である3~4月や9~10月は混雑が予想されるため、早めの手続きをおすすめします。
Q. 引越し後も同じ口座やクレジットカードで支払える?
A. 旧居と新居が同じ水道局エリアの場合は継続が可能です。
同じ水道局の管理エリア内で引越しをした場合は、引越し前の支払い方法を継続することができます。水道局の管轄エリアは近くの地域でも異なる場合があるため、事前に確認しておきましょう。
Q. 引っ越し先の水道番号がわからない!
A. 水道局から送付される以下の書類を確認してみましょう。
水栓番号(お客様番号)は、水道料金の「納入通知書」(請求書)や、「水道・下水道ご使用量のお知らせ」(検針票)、水道料金の「口座振替済のお知らせ」(領収書)、水道メーターなどで確認が可能です。
Q. 水道の開始手続きを引っ越し当日まで忘れていた!
A. 引越し先ですぐに水道が使えない可能性があります。
開栓手続きをしていない場合、蛇口をひねっても水道が使えない可能性があります。手続きを忘れていた場合は、すぐに管轄の水道局に電話をしましょう。
Q. 水道の引越し手続きに立ち会いは必要?
A. 基本的に水道の開栓・閉栓は立ち会いが不要です。
基本的に立ち会いの必要はありませんが、住居の入り口がオートロックになっている住まいや、外部から水道メーターが確認できないケースは立ち会いが必要になってくるため、管轄の水道局に事前に確認しておくとよいでしょう。
Q. 水道は引越し当日から使える?
A. 基本的に手続きをしないと使用できません。
引越しが決まったら、入居日(使用開始日)を水道会社に伝えましょう。また、物件によっては、水道や電気などの各ライフラインの会社が決まっており、入居者側での手続きが不要な場合もあります。
Q. 水道の閉栓や開栓は土日でもできる?
A. 立ち会いが不要な場合や自治体によって対応が可能です。
水道の閉栓・開栓は基本的に立ち会いの必要がなく、インターネットでの申し込みが可能な場合は、土日でも手続きが可能です。自治体によっては、日曜・祝日は対応不可となっている場合があるので、事前に確認しましょう。
水道の引越し手続きは忘れずにしよう!

水道の開栓、閉栓どちらの手続きも忘れないようにしましょう。引越し作業に追われて手続きを忘れていると、新居と旧居の両方から請求がきてしまうことも。引越し手続きのタイミングやポイントに注意して、新生活を快適にスタートさせましょう!
電気やガスなど、ほかのライフラインの手続き方法や、引越しの際に必要な手続きについては以下の記事で解説しているので、合わせて参考にしてみてくださいね。
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