
つけおき洗いの正しいやり方知ってる?頑固な汚れもしっかりと落とす洗濯方法とは
つけおき洗いの正しいやり方を解説。ひどい汚れが付いてしまった場合や、デリケートな洋服の場合のつけおき洗いの手順を写真付きで紹介していきます。また、あわせてチェックしておきたいつけおき洗いのメリットやポイント、おすすめの洗濯洗剤なども紹介します。
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目次
つけおき洗いのメリットとは?

つけおき洗いとは、洗剤を溶かした水に洋服をつけて洗濯をする方法のこと。このつけおき洗いは頑固な汚れがついてしまった洋服や、デリケートな洋服を洗濯するのに適した方法です。
洋服をつけることで繊維の奥まで洗剤が入り込み、汚れをしっかりと落とすことができるのです。これ以外にもつけおき洗いをするメリットがたくさん。メリットとして以下の4つがあげられます。
生地を傷めずに洗濯ができる
つけおき洗いは、洗濯機とは違ってこすったり揉んだりされないので、生地を傷めにくいと言えます。そのため大切な洋服、おしゃれ着に該当するものは、つけおき洗いをするのがおすすめです。
頑固な汚れが落としやすくなる
洋服をつけておくことで、繊維の奥まで水や洗剤が浸透し、染み込んだ汚れも簡単に落ちやすくなります。奥まで汚れが染み込んでいる場合は、つけおき洗いで対応しましょう。
服の型崩れが起きにくい
生地を傷めにくいというメリットに通ずるものがありますが、やさしく洗濯することで洋服の型崩れが起きにくいというメリットもあります。ワイシャツやブラウスなどの型崩れが気になる洋服はつけおき洗いするといいでしょう。
消臭効果が期待できる
繊維の奥に染み込んだにおいの粒子も浮かせてくれるので、つけおき洗いをすることで、消臭効果も期待できます。洗濯機に任せるよりも少し手間はかかりますが、その分、得られるメリットがたくさんあることがわかりますね。
つけおき洗いにもおすすめの洗濯洗剤3選
東邦「ウタマロ リキッド」
東邦 ウタマロ リキッド
ウタマロ石けんは固形の洗濯石けんですが、汚れを落としてくれる強い味方と人気の液体洗剤が、同メーカーの「ウタマロ リキッド」です。
ウタマロ石けんには弱アルカリ性かつ蛍光増白剤が配合されていて、こちらは白い風についた汚れを落とすのには向いていますが、淡い色の洗濯物は色落ちしてしまう可能性も…。
しかし、この「ウタマロ リキッド」は中性洗剤で無蛍光。色柄物やおしゃれ着のつけ置き洗いに使えるうえに、化粧品、インクや墨、食べこぼし、泥汚れなど幅広い汚れに対応しています。つけおき洗いはもちろん、洗濯機でも使用できるので1本あると便利な洗濯洗剤です。
グラフィコ「オキシクリーン ホワイトリバイブ 粉末タイプ」
グラフィコ オキシクリーン ホワイトリバイブ 粉末タイプ
次に紹介するのは、衣類用酸素系漂白剤の「オキシクリーン ホワイトリバイブ 粉末タイプ」です。 消臭効果、そして汚れを落としたうえで白さを追求したい人におすすめの商品です。塩素が入っていないなので臭いが気にならず、色柄物にも使用可能なタイプです。
花王「エマール」
花王 リフレッシュグリーンの香り 本体460ml
ドラッグストアやスーパーでも取り扱われていて、入手しやすい「エマール」です。伸び・ヨレを元に戻して、毛玉・縮みを防ぎ、シワや色褪せも予防してくれます。洋服の汚れを落としながら、ダメージリペア技術で繊維を内側から補修してくれるので大切な洋服の洗濯におすすめです。
つけおき洗いの正しいやり方~汚れがひどい場合~

ここからは泥汚れや食べ物のシミがひどい洋服の場合の、つけおき洗いの手順を解説。手元に用意して一緒にキレイにしていきましょう。

泥や汚れがついた服をそのまま水につけてしまうと、泥の粒子がどんどん繊維に入り込んでしまいます。そのため泥がついた洗濯物はすぐに水につけずに、先にブラシなどで取っておくようにしましょう。
また、襟や袖についている皮脂汚れにも水に浸ける前に、洗剤をつけておきましょう。

衣類が入るほどの容器に、40℃程度のぬるま湯を入れましょう。

ぬるま湯を入れた容器に洗剤を溶かします。洗剤は、普段使用しているもので大丈夫です。洗剤の裏面に記載されている手洗い時の分量を守って洗濯しましょう。
汚れがひどい場合は、酸素系漂白剤を加えてあげるとさらなる汚れ落ちが期待できます。

洗濯液ができたら、洗濯物を10分程度浸けましょう。10分で十分効果は得られますが、様子をみてまだ汚れが取れていなければ、30分~1時間ぐらい浸けましょう。

洋服をつけ終わったら、洗濯機に入れて普段通り洗濯するだけ。これで頑固な汚れをきれいに落とすことができます。
つけおき洗いの正しいやり方~デリケートな洋服の場合~

次は、デリケートな洋服を洗う手順を紹介していきます。デリケートな洋服なので、ていねいに扱いながら洗濯しましょう。

まずは衣類が入る大きさの容器に、40℃程度のぬるま湯とおしゃれ着用の洗剤を入れましょう。色柄物の洋服をつけおきする際には、蛍光剤が入っていない洗剤を使うようにしてください。

洋服のタグを見て水洗い可のマークがあることを確認できたら、ぬるま湯と洗剤を混ぜてできた洗濯液に衣類を10分程度つけましょう。

10分間洗濯液につけたら、もみ洗いなどはしないですすぎましょう。もし汚れが気になる場合は、上から手のひらでやさしく押すと汚れが落ちやすくなります。20~30回程度押しながら、洗剤をすすいでいきましょう。

洗剤をしっかりすすいだら、30秒~1分ほど脱水をしましょう。脱水をしたら、形を整えて干して完了です。
つけおき洗いのポイントは?
つけおき洗い自体に難しい工程はありませんが、3つのポイントを押さえるだけでより上手に洗濯することができます。それぞれ見ていきましょう。
水はぬるま湯を使う
つけおき洗いをするときは、水ではなくぬるま湯を使いましょう。水よりも皮脂汚れを浮かせる力が強いので、ぬるま湯を使うことでさらに汚れが落ちやすくなります。きれいに洗濯をするためにはお湯を使うことをおすすめします。
服に合った洗剤を選ぶ

上手に洗濯をするためには、洗剤選びも重要になってきます。洗濯する服が白い場合は、蛍光剤が入っている洗剤を選ぶことで、真っ白に仕上げることができます。しかし、色物に蛍光剤が入っている洗剤を選んでしまうと、色落ちしてしまうので注意しましょう。
汚れを確認しながら行う
つけおき洗いをする際は、様子を確認しながら行いましょう。ある程度の時間つけていると、汚れが浮いてきて水が濁ってくるので、水の色が変わってきたら取り出すようにしてください。
つけおき洗いをするときの注意点は?
また押さえておきたいポイントに加えて、つけおき洗いにはいくつか覚えておきたい注意点があります。注意点として、4点があげられます。注意点を守らないと失敗してしまう可能性があるので、しっかり読んでおきましょう。
長くつけおきしない
汚れがなかなか取れないから長くつけるというのは、実はNG行為。洗濯物をつけている水はとても汚いため、ポリエステルなどの生地は汚れを吸収して黒くなってしまいます。
また夏などは長く放置してしまうと洗濯液が腐り、衣類にカビが生えてしまうことも…。水の色が濁ってきたら洗濯液から出すようにしましょう。
洋服のタグを確認する

手洗いならきっと大丈夫と洗濯表示を確認せずにつけおき洗いをしてしまうと、大切な服を傷めてしまうことがあります。そもそも水洗い不可な場合があるので、洗う前に必ずタグの確認を行いましょう。
洗剤を入れすぎない

汚れがたくさんついているからといって、洗剤をたくさん入れるのはやめましょう。洗剤を規定量より多く入れてしまうと、汚れだけでなく色や柄などを落としてしまうことがあります。また、すすぎ残しの原因となるので、そのような事態を避けるためにも洗剤の量はしっかり守るようにしましょう。
一度にたくさんつけない
一度に大量の洗濯物をつけおきすると、きれいなところに汚れが移りやすくなってしまったり、生地を傷めてしまうことがあります。また、脱水の際にも洋服同士がこすれあって、毛玉ができてしまう可能性も。一気に多くの洋服をつけおき洗いしないようにしましょう。
頑固な汚れもつけおき洗いでおさらば!

今回はつけおき洗いのやり方や、押さえておきたいポイント、注意点などを解説していきました。洗濯機で洗濯するよりもほんの少し手間がかかりますが、メリットを思えば十分やる価値のある洗濯方法。
正しく洗濯をすればきれいに、そして長く愛用することができるのでぜひ参考にしてみてください。
※本記事の内容は、本記事作成時の編集部の調査結果に基づくものです。
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