
【保存版】マウンテンパーカーの正しい洗濯と撥水ケア。自宅とプロのメリットを解説
アウトドアやタウンユースでも活躍するマウンテンパーカー。汚れたら洗濯したくなりますが、「自宅で洗っても大丈夫?」「ゴアテックス素材はどう扱えばいいの?」と悩む方も多いのではないでしょうか。この記事では、マウンテンパーカーを自宅で安全に洗濯する方法をわかりやすく解説。ゴアテックスなどの高機能素材を傷めずに洗うための注意点や、おすすめの洗剤・乾燥方法なども詳しく紹介します。
本記事内ではアフィリエイト広告を利用しています
目次
マウンテンパーカーの主な汚れ

軽くて防風・防水性があるマウンテンパーカーは季節の変わり目に大活躍するアイテムです。でも、意外と汚れがつきやすのをご存じですか?
マウンテンパーカーには日常使いでもアウトドアでもさまざまな汚れが付着します。正しい洗濯をするためには、まずどんな汚れがつきやすいのかを知っておくことが大切。洗濯をする前に、マウンテンパーカーに付きやすい主な汚れを理解しておきましょう!
皮脂や汗による汚れ
襟元や袖口、脇の下は知らず知らずのうちに皮脂や汗がしみ込み、放っておくと臭いや黄ばみの原因に。特に長時間着た後や、アウトドアで動いた後は目に見えなくても汚れが溜まっていることがあります。
ホコリや花粉、チリ
屋外を歩くと、風に乗って運ばれてくるホコリや花粉、チリが服の表面に付着します。特に春先や秋は花粉が多く飛んでおり、繊維に入り込んでアレルギーの原因になることも。
泥や砂ぼこり
キャンプや登山、ちょっとした公園遊びでも泥や砂ぼこりはつきもの。裾や背中、腕まわりに付着しやすく、雨で濡れた状態だと泥が繊維に入り込んで落としにくくなります。
油汚れや食べ物のシミ
街中での着用時、意外と注意したいのが食べこぼしや油はね。特に食事中に前身頃に飛び散った油やソースは、放置するとシミになってしまいます。
排気ガスやタバコの煙
都会の街中を歩いているだけでも、目に見えない汚れが付着します。排気ガスやタバコの煙など、空気中の微粒子が生地に残り、臭いや黒ずみの原因に。
マウンテンパーカーを自宅で洗濯する方法

マウンテンパーカーは自宅で洗濯することができます。ただし、撥水加工付きのものやゴアテックスなどの高機能素材は、洗濯表示をよく確認してから行いましょう。
準備編
「手洗いのみ可」や「洗濯不可」の表記がある場合は、無理に洗わず専門クリーニングに相談を。
マウンテンパーカーはインナーポケットがついているタイプもあるので、すべてチェックするのを忘れずに。
生地を傷めないよう、全てのファスナーは閉じておきます。
乾いた状態で軽く叩くかブラシで落とすと洗濯が楽になるでしょう。
型崩れや摩擦によるダメージを防ぐため、なるべく大きめのネットを使用。
洗濯編
洗濯機の「おしゃれ着コース」を洗濯。「ドライ」「手洗いモード」とされている場合もあります。
中性洗剤、もし家にあればおしゃれ着用で洗います。柔軟剤や漂白剤の使用はNG!色移り・摩擦による傷みを避けるため、マウンテンパーカーだけで洗濯を。
すすぎをした後に脱水しますが、生地を傷めないよう弱めに設定しましょう。脱水時間は短めで30秒~1分ほど。
乾燥編
直射日光はNGです。日焼けや劣化を防ぐため、風通しの良い日陰で干しましょう。
肩幅の合った太めのハンガーを使い、シワを伸ばしながら干す。
湿気が残っているとカビや臭いの原因になるため、水分を残さずしっかりと干しましょう。
マウンテンパーカーの撥水性を回復させる方法

マウンテンパーカーの撥水性は、着用や洗濯を繰り返すうちに少しずつ低下していきます。しかし、適切な方法でお手入れすれば撥水性を回復させることができますよ。
熱処理で撥水性を復活させる(軽度な劣化向け)
多くのマウンテンパーカーには、表面に「耐久撥水(DWR)加工」が施されています。この加工は熱を加えることで撥水効果がよみがえる性質があります。
2.当て布をして、低温のアイロンを表面を軽く押さえるようにかける
※洗濯表示でアイロン可の場合のみ
熱処理を施す場合、乾燥機対応の素材なら、乾燥機(低温)に10~20分ほどかけるた方がアイロンをかけるより手軽です。高温だと生地や加工が傷むので、必ず低温設定にするようにしましょう。
市販の撥水スプレーを使う(撥水効果が薄れたとき)
洗濯や摩擦で劣化した撥水加工を補いたいときは、撥水スプレーの使用がおすすめです。撥水スプレーは市販されていますが、このとき注意したいのが防水スプレーと間違えないことです。ノースフェイスなどアウトドアブランドが展開するフッ素系の撥水剤などを選ぶようにしましょう。
2.屋外または換気の良い場所で撥水スプレーを15~20cmほど離して、全体に均一に噴きかける
3.完全に乾くまで自然乾燥させる
ノースフェイス TNFケア ウォータープルーフスプレー
専用の撥水剤で再加工(本格的に回復させたいとき)
撥水効果がほぼなくなったと感じたときは、専用の撥水剤で再加工する方法もあります。液体タイプの撥水剤での再加工が有効です。手順は製品によって異なるため、こことでは一例を紹介します。
2.軽くすすぐか、そのまま乾燥(※製品の指示に従う)
3.乾燥後、必要に応じて低温アイロンや乾燥機で熱処理をする
グランジャーズ(Grangers) クロージング リペル 300ml
劣化がひどいときはプロに相談を!
劣化が酷かったり、自宅のケアで撥水機能が回復しなかったりした場合は、専門の撥水加工サービスを使用するのもおすすめです。市販の撥水スプレーでは数回の着用や洗濯で効果が薄れやすいのに対し、プロの加工は均一かつ強力で、持続性も高くなります。
撥水だけでなく、防水加工・防汚加工・破れ補修など専門店ならではの追加サービスが受けられる場合あるため、お気に入りのマウンテンパーカーを長く大切に使いたい人に最適です。
自宅ケアとプロのケアを使い分けてマウンテンパーカを長持ちさせよう

マウンテンパーカーの撥水性を保つには、日常的な自宅でのケアと、必要に応じたプロのメンテナンスの使い分けが大切です。自宅でのケアは、こまめに洗濯して軽く撥水処理を施すことで、手軽に清潔さと機能性をキープできます。一方で、撥水効果が大きく落ちてしまった場合や、大切な一着をしっかりリフレッシュしたいときには、プロによる撥水加工サービスが安心です。
ライフスタイルや着用頻度に合わせて自宅ケアとプロのケアをうまく使い分けながら、お気に入りのマウンテンパーカーを長く大切に着続けていきましょう。
※本記事の内容は、本記事作成時の編集部の調査結果に基づくものです。
※本記事に掲載する一部の画像はイメージです。
※本記事の内容の真実性・確実性・実現可能性等については、ご自身で判断してください。本記事に起因して生じた損失や損害について、編集部は一切責任を負いません。
※記事で紹介した商品を購入すると、売上の一部がユアマイスター株式会社に還元されることがあります。
※本記事のコンテンツの一部は、アマゾンジャパン合同会社またはその関連会社により提供されたものです。これらのコンテンツは「現状有姿」で提供されており、随時変更または削除される場合があります。
