網戸の滑りが悪いときの対処法!チェックするのは網戸の2つのパーツ
室内の風通しをよくしてたり、虫やほこりなどと言ったゴミなどの侵入を防いでくれたりする「網戸」。ずっと使っていると滑りが悪くなり、使い勝手が悪くなってしまうこともありますよね!自宅の網戸の滑りが悪くなってしまって、開け閉めをするのに困っているという方もいるのではないでしょうか。今回は、網戸の滑りが悪くなってしまった際の原因や解決方法についてご説明します。
目次
網戸の仕組みを知ろう!
網戸の滑りが悪い時の対処方法をみていく前に、まず網戸の仕組みについて見ていきましょう。網戸には、「外れ止め」と「戸車」という2種類のパーツが付いています。
外れ止めとは
両端の上部もしくは、片側の上部と室内側の上部にそれぞれ設置されているパーツのことで、近年、数多く発生している強風を伴った気象現象などによって生じる、網戸の脱落や落下防止の危険性を抑えるためのパーツです。
戸車とは
網戸の下部に設置されている車輪状のパーツのことで、網戸をスムーズに開閉するためには欠かせないパーツの1つです。
網戸の滑りが悪い時の対処方法1:レールにゴミなどが詰まっている場合
網戸の滑りが悪い時に考えられる原因の1つが、レールにゴミやホコリなどが詰まっているということです。網戸のレールは、普段なかなか目が行き届かない箇所ではありますが、少なくとも月に1回程度は掃除しておくことがオススメ!
サッシブラシや割り箸の先を使うことで、細かい溝になっている部分のゴミやホコリもかき出すことができます。ゴミをかき出したら、掃除機の隙間用ノズルなどで吸い取るようにしましょう。ゴミやホコリが吸い取れたら、あとは水で濡らして固く絞った雑巾でレールの上を拭き取ればOKです♪
やり方さえ知っておけばすぐに掃除できるので、網戸の滑りが悪くなってしまった場合には、まず最初にレールにゴミやホコリが詰まっていないかどうかを確認するようにしてくださいね!
網戸の滑りが悪い時の対処方法2:戸車がレールから外れている場合
網戸の滑りが悪い時には、戸車がレールから外れてしまっている可能性もあります。網戸は、戸車がレールから外れていても開け閉め自体はできるため、戸車が外れていることに気づかない場合もあります。
戸車がレールから外れているときは、1度網戸を取り外して、再び正しい場所に網戸を取り付けるだけで、網戸の滑りの悪さを改善することができますよ。
網戸を取り外す際には、網戸の上部を手前に引き寄せながら持ち上げて下のレールから外し、網戸を下げて上のレールを外すという順序で取り外すようにしましょう!
網戸の滑りが悪い時の対処方法3:戸車の高さが揃っていない場合
戸車の高さが揃っていない場合にも、網戸の滑りが悪くなることがあります。戸車の高さを調整する場合には、網戸の下部の側面に付いているネジを回すことで調整が可能です。
ねじをゆっくりと回し、左右の戸車の高さが揃い、網戸の滑りがよくなるように調整しましょう。
また、戸車が沈みすぎてしまっており、ネジを回すだけでは戸車の高さを調整できない場合には、厚紙や薄い板を網戸と戸車の間に挟むことで、高さを調整することも可能です。
網戸の滑りが悪い時の対処方法4:戸車が故障している場合
戸車が故障してしまって、網戸の滑りが悪くなっている場合には、戸車の交換が必要となります。戸車には、サイズはもちろん、「丸型」「角型」「平型」「V型」などレールに合わせて、さまざまな形状のものがあります。
新しい戸車を購入する際には、間違えないようにしっかりとサイズや形状を確認してから購入するようにしましょう。戸車を交換する際には、網戸を外して、古い戸車を取り外して新しいものに取り替えるだけでOK!
交換は簡単に行うことができますが、どの戸車を選んでいいのか分からない方や、自分で交換する自信のない方は、業者に依頼して交換してもらうことも可能です。業者に依頼をすれば、0.5万円~2万円程度で交換をしてもらうことができますよ!
網戸の滑りが悪い時の対処方法5 外れ止めの高さが揃っていない場合
網戸の上部についている外れ止めを上げすぎてしまっている場合には、レールと網戸の上部が干渉して、網戸の滑りが悪くなってしまうことがあります。
その場合には、上部の側面に付いている外れ止めのネジを少し緩めて、網戸を下へ下げましょう。レールから1mm程度隙間ができたら、再度ネジを固定すれば外れ止めの高さの調整は完了です♪
まとめ
網戸の滑りが悪くなってしまった際の、原因や解決方法についてご説明しました。網戸の滑りが悪い場合には、パーツが故障していない限りは、家にあるもので手軽に調整することが可能です。それぞれのパーツの状況や網戸全体の傾きなどをしっかりとチェックして、適切に対処するようにしてくださいね!
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