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更新日: 2025年4月17日

覚えておきたい自転車の引っ越し手続き。防犯登録や処分する際の方法を解説

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引越しが決まったら、自転車を他の荷物と一緒に輸送できるのか気になるところ。別途料金がかかるのか、どんなプランがあるのでしょうか。また、自転車の防犯登録の変更や、住まいの形態によっては駐輪場の利用手続きが必要になります。この記事では、引っ越し先に自転車を持っていく場合の費用や、各種手続きについて解説します。

引っ越しのとき、自転車はどうすればいいの?

自転車とダンボール
出典:Adobe Stock

引っ越し先に自転車を持っていくとなると、気になるのが輸送方法です。引っ越しを業者に依頼する場合、家具や家電などの家財道具と一緒に運んでもらうことはできるのか、別途料金はかかるのか、気になりますよね。自転車を引っ越し先に持っていく方法を紹介します。

引っ越し業者に運んでもらう

引っ越しが決まったら、家財の梱包から搬出、輸送、搬入まで依頼できる引っ越し業者に依頼するのが一般的です。引っ越し業者に自転車を運んでもらう場合は、他の家財と一緒にトラックに積んで運んでもらえます。

基本的に別途料金が発生することはありませんが、業者によってはオプション料金が発生することも。また、自転車の種類や輸送距離などによって料金が変動する場合もあります。見積もりの際に自転車の種類やサイズ、台数などを伝え、事前に費用を確認するようにしましょう。

宅配便業者に運んでもらう

自転車を単体で引越し先に送る場合は、ヤマト運輸の宅急便の他、佐川急便などの宅配便業者に依頼することができます。また、単身パックのように自転車の輸送に対応していないパッケージを利用する際も、自転車のみ宅配便業者に依頼することも可能です。

ただし、配送中の傷や破損を防ぐために、自分でしっかりとした梱包材で覆う必要があります。また、引っ越し先までの距離や自転車のサイズで費用が変わるため、事前に見積もりを取ることをおすすめします。

自分で自転車に乗って運ぶ

引っ越し先までの距離が近い場合は、自分で自転車に乗って運ぶと費用がかかりません。自転車で移動できる距離は、個人差や走行環境にもよりますが、1日あたり2~3km程度とされています。ただし、雨の日や猛暑日は走行が困難になったり体力が消耗したりするリスクがあるため、自分で自転車を運ぶ際は天候も考慮しましょう。

引っ越しが決まったら自転車の防犯登録変更も忘れずに!

防犯登録ステッカー
出典:Adobe Stock

引っ越しの際は、住民票の移動や公共料金や免許証、クレジットカードの住所変更など、さまざま手続きが必要です。自転車を引っ越し先に持っていく場合も、必要な手続きがあることをご存じですか?それが「防犯登録の変更手続き」です。

自転車には防犯登録が必要です

自転車の防犯登録とは、自転車を利用するすべての人に義務付けられている制度です。自転車の所有者の氏名、住所などを登録をすることで、盗難防止や被害に遭った際に警察へ相談すると戻る可能性が高まるメリットがあります。防犯登録を行った自転車には、登録済みであることを証明するステッカーを貼ります。

引っ越しによる防犯登録変更の手順

防犯登録をしている自転車を引っ越し先に持っていく場合、登録内容の変更手続きが必要です。変更手続きは、引っ越しによって都道府県が変わるかどうかによって異なります。

都道府県が変わる場合の手続き

引っ越しによって都道府県が変わる場合、まずは防犯登録の抹消手続きをします。抹消手続きは登録済みの地域でしか手続きができない場合が多いため、引っ越しが決まったら早めに手続きをしましょう。手続きは自転車を購入したお店、または警察署で行うことができます。

抹消手続きに必要なもの

・自転車本体
・本人確認書類
・防犯登録カード(控え)

抹消手続きをしたら、引っ越し先の住所で再度防犯登録をします。手続きは引っ越し先の地域にある自転車防犯登録所である自転車販売店で行います。

防犯登録に必要なもの

・自転車本体
・販売証明書または保証書
・身分証明書(健康保険証や免許証など)
・登録手数料:600円(地域によって手数料が異なる)

都道府県が変わらない場合の手続き

引っ越しをしても都道府県が変わらない場合は、防犯登録情報の更新手続きをします。「自転車防犯登録所」として受付を行っている自転車の販売店で行いましょう。

防犯登録情報の更新に必要なもの

・自転車本体
・身分証明書(健康保険証や免許証など)
・防犯登録カード(控え)
・手数料(地域によって手数料が異なる)

引っ越しを機に自転車を処分する場合

自転車のリサイクル
出典:Adobe Stock

引っ越しを機に自転車を買い替えたり、自転車そのものが不要になった場合は、わざわざ自転車を運ぶのではなく、もとの地域で自転車を処分することで運ぶ手間を省くことができます。自転車を処分するには、粗大ごみとして出す、不用品回収業者に依頼する、フリマアプリやネットオークションに出品するなどの方法があります。粗大ゴミとして出す場合は、自治体のルールに沿って出すようにしましょう。また、破棄する際は防犯登録の抹消手続きを忘れずに。

自転車を譲るときは譲渡証明書が必要です

フリマアプリやネットオークションなどを利用して自転車を誰だれかに譲るときは、防犯登録の抹消手続きに加え、譲渡証明書の作成が必要です。譲渡証明書とは、自転車の持ち主が変わることを示す書類のことで、譲渡する側が用意します。

譲渡証明書の作成と防犯登録の抹消手続きがされていないと二重登録となり、自転車を譲り受けた人が防犯登録をすることができません。譲渡証明書を作成したら、次の持ち主へ渡しましょう。

譲渡証明書の書き方

譲渡証明書には決まった様式はなく、以下の条件を満たしていれば手書きでも作成可能です。

譲る自転車の詳細

・防犯登録番号
・メーカー名
・車体番号
・車輪径(インチ)
・フレーム色

譲渡人・譲り受ける人の詳細

・氏名(譲渡人は押印が必要)
・電話番号
・住所

地域によっては自治体などが譲渡証明書のテンプレートをホームページで公開していることがあるので、問い合わせてみましょう。

自転車の放置は絶対にNG!

駐輪場
出典:Adobe Stock

引っ越し先に自転車を持っていく手続きが面倒なことを理由に、自転車を他人の私有地に放置したり、違法に放棄したりすると、財産権の侵害や駐停車禁止違反、不法投棄などによって違法となる可能性があります。自転車を処分する際は、必ず所定の手続きをするようにしましょう。また、引っ越し先が集合住宅の場合は、駐輪所の利用手続きが必要なこともあるので、こちらも忘れずに確認しましょう。

※本記事の内容は、本記事作成時の編集部の調査結果に基づくものです。
※本記事に掲載する一部の画像はイメージです。
※本記事の内容の真実性・確実性・実現可能性等については、ご自身で判断してください。本記事に起因して生じた損失や損害について、編集部は一切責任を負いません。

監修者
ライター
ワタシト 編集部
ワタシトは暮らしの不便を解決するアイデアや商品を紹介するメディアです。掃除や洗濯、日用品のお手入れ、ハウスクリーニング、家具、家電、生活雑貨の新商品など役立つ情報をお届けします。
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