車の傷にはタッチアップペン!自分で簡単キレイに直すコツを徹底解説
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車をうっかり擦ったりぶつけてできた傷。大切な愛車ほど気になりますよね。でも、傷がつくたびに修理に出すのは面倒だし、コストもかかるのが現実。そんなときに大活躍してくれるのが、タッチアップペン! 1つ家に用意しておくと、車についた傷を気軽に修正できるんです♪ 傷口に元の色を塗り重ねることで、ほとんど傷をわからなくすることができるという仕組み。
タッチアップペンを使って修正する場合は、他にも必要なものがあるので合わせて紹介します。便利なタッチアップペンの使い方をマスターしましょう!
自分で直せる車の傷と直せない傷
一口に傷といっても、自分で直せるものと直せないものがあります。自分で修正する前に、まずは車についてしまった傷が自分で直せるものなのか、直せないものなのかを知っておきましょう!
修正に失敗してますます傷が大きくなってしまった…なんてことにならないように、自分で直せない傷の場合は無理せずプロに任せることをおすすめします。
自分で直せる車の傷
小さい引っかき傷や、指先で触って爪に引っかからない程度の浅い傷であれば、自分で修正できます。
とても浅い傷ならば、タッチアップペンを使わなくても、ワックスで磨くだけでも大丈夫。小さい引っかき傷は、タッチアップペンを使って直すのが有効的!
多少深めの傷でも、表面の塗装が剥げてしまった程度であれば、タッチアップペンで厚めに色を重ねて塗ることで修正できます。
自分で直せない車の傷
車体を横断するような大きい傷や、深く傷ついて塗装の下のベース層まで見えてしまっている場合は、自分で直すのは難しいです。
傷を放置しておくと、サビの原因にもなるので、このような場合は早めにプロに修理してもらうのが無難です。
そもそもタッチアップペンって何?
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タッチアップペンとは、車体についた傷や、塗装の剥がれ落ちを簡単に修正できる筆塗りの塗料のこと。今回は「タッチアップペン」と呼んでいますが、他にも「タッチペン」や「タッチペイント」とも呼ばれます。
大きい傷や、深い傷の修正には向いていませんが、ちょっとした傷であればささっと目立たなくすることができます。さらに傷を目立たなくするだけでなく、サビまで防いでくれるんです!
車用品店やインターネットで手ごろな価格で購入できるのも魅力的ですね。
タッチアップペンの選び方は?
タッチアップペンの魅力がわかったところで、タッチアップペンの選び方を見ていきましょう!
タッチアップペンには、トヨタや日産などの車メーカーから発売されている純正品と、補修用品を扱うメーカーから発売されている社外品があります。純正品の方が、社外品よりも値段が少し高いという特徴があります。
同じ色であれば、純正品も社外品もあまり変わらないので、社外品の方が修正費用を抑えられますよ! 選ぶ際に注意することは主に2つ。
・傷の大きさに合ったものを選ぶ
車体の色に合ったものを選ぶ
黒やシルバーなど、車体の色は一見同じに見えますよね。しかし、車種によって微妙に色味が違ったり、メタリックやパール調はなかなかぴったり合う色が見つからなかったりするので、注意が必要です。
塗ってみたらなんか不自然……ということにならないように、きちんと自分の車の色に合ったものを選ぶことが大切! そのために、自分の車の型番を調べて、色味を正確に知っておきましょう。
運転席のドア近くや、ボンネット内のエンジン近くに型番やカラーが書かれているシールが貼ってあるので、これをインターネットで調べると車体の色がわかります。
もしぴったりのものが見つからない場合は、特注やカスタマイズもできます。
傷の大きさに合ったものを選ぶ
タッチアップペンのハケにはさまざまな太さがあります。傷の大きさに合わせて、ハケのサイズを選ぶとよりキレイに仕上がるので、タッチアップペンを購入するときはハケのサイズを知っておくことが大切です!
小さい傷であれば細めのもの、大きい傷であれば太めのものを選ぶのがおすすめ。
実際にタッチアップペンで傷を直してみた
タッチアップペンの選び方がわかったところで、実際にタッチアップペンを使って車の傷を修正していきましょう! 今回はこのタイヤ横についてしまった傷を直していきます。
傷口に色を塗って、近くで見ても傷が目立たないように修正するには、ちょっとしたコツが必要。修正をするにあたって用意する道具や、手順ごとのポイントを詳しく解説します!
②コンパウンド
③コンパウンド用スポンジ
④耐水ペーパー
⑤シリコンオフ(脱脂スプレー)
⑥マスキングテープ
⑦ワックス
⑧布巾
用意するもの多くない……? と思うかもしれませんが、一度揃えてしまえば、傷がつくたびに気軽に使えるので効率的!
まずは、修正する前の下準備として、傷口を水で洗ってキレイにします。
傷口の表面だけでなく、中までもとの塗装が残らないように丁寧に洗いましょう。こうすることで、できあがったときに滑らかになります。
洗い終わったら、布巾で拭いていきます。
キレイにした表面を、コンパウンド極細と専用スポンジを使って磨いていきます。コンパウンドで磨くだけで落とせる傷もありますよ!
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適量のコンパウンドを、スポンジの黒い面につけて使います。
細かい傷や汚れを滑らかにしていきます。
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耐水ペーパーで傷の中のサビや汚れを落としていきます。このとき、傷口の周りのささくれなども一緒に磨いていくことが、キレイに仕上げるコツです。
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手順3で磨いた表面に、シリコンオフを吹きかけて脱脂していきます。
吹きかけたあとは、布巾で拭き取ります。
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傷口に沿って、周りにマスキングテープを貼ります。タッチアップペンが余分なところについてしまうことを防げますよ! 上下両側に傷口を挟むようにしてマスキングテープを貼るのがコツ。
いよいよ傷口をタッチアップペンで塗装していきます。伸ばして塗るのではなく、点を打つように傷口の溝を埋めていくイメージ。
今回は黒色ですが、白色や明るめの色の場合は、カバー力が弱いので厚めに塗るのがポイントです。傷口がとても小さい場合には、つまようじを使って溝を埋めていくという方法もおすすめ。
塗料は一度だけでは塗り切ることはできません。
乾燥させた時に、塗料が少し盛り上がるくらいまで、塗る→乾燥させる→塗る…というふうに繰り返し塗っていきます!1回の乾燥時間は約20分です。
今回の傷口では、3回塗ると乾燥させるを繰り返しました。
塗料が完全に乾くまで、約一週間待ちます。この間は、傷口を触らないようにしてください。「長い!」と焦らず、キレイに直すためにしっかり待つことが大切です。待っている期間は運転をしても大丈夫。
一週間待ったら、乾いた傷口の周りにもう一度マスキングテープを貼ります。盛り上がった表面に合わせて、3~5枚重ねて貼ります。
耐水ペーパーに水をつけて、表面を磨いていきます。このときは1,000番を使いました。
このとき、耐水ペーパー用の研磨パッドがあれば、周囲を削ってしまうことなくキレイに磨けます。
マスキングテープを1枚1枚剥がしていき、そのつどマスキングテープに合わせて磨きます。
マスキングテープを剥がして、コンパウンドで磨いていきます。表面を滑らかに整えます。「極細」を使って仕上げていくとキレイになりますよ!
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滑らかに整えた表面にワックスを塗って艶出しをします。ワックスは、ツヤを出してくれるだけでなく、表面を汚れから守ってくれるんです。
ワックスを布巾でキレイに磨き上げれば、完成です!
完璧!とまではいきませんでしたが、十分目立たなくすることができました。乾燥時間を含めなければ、作業自体は全部で1時間ぐらい。
タッチアップペンの塗装に失敗したら…
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「修正してみるとなんか不自然……」
「完全に乾く前にいじってしまった……」
車の傷の修正は手順が多く、途中で失敗してしまうこともあるかもしれません。でも、諦めるのは早い! タッチアップペンで塗った塗料は、塗料用のうすめ液を使えば落とせます。失敗した時専用のスプレーもあるので便利です。
塗装に失敗してしまった場合は、うすめ液で一度塗料を落としてからリトライしましょう!
うすめ液はシンナーなので、取り扱いには注意しましょう! 外でやる、もしくは、十分に換気ができるところで作業してください。
まとめ
車の傷をタッチアップペンで修正する手順は一見難しそうですが、やってみると案外簡単♪ ただ、乾燥するのに時間がかかってしまうので、余裕のある時に試してみてください。
愛車の傷をキレイに直して、気持ち良くドライブを楽しみましょう。
※本記事の内容は、本記事作成時の編集部の調査結果に基づくものです。
※本記事に掲載する一部の画像はイメージです。
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