
水筒に塩素系漂白剤はダメ!正しい洗い方で簡単に汚れを落とそう
毎日使っている水筒、しっかり洗えていますか?さっと水で洗い流しているだけ!?そんなのダメで!水筒をちゃんと洗えていないと、雑菌が溜まってしまいます。飲み物を入れるものなのに、菌が繁殖してしまっていたらとても不衛生。しっかり洗わないといけないのです。正しい洗い方を確認して、清潔に保つことができるように頑張りましょう!
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目次
普段の水筒のお手入れ方法
水筒は使うたびに洗わないといけません。洗わないと菌が増えていってしまいます。でも普段は軽めに洗えば大丈夫なので、気軽に実践できるはず!
・水筒
・食器用洗剤
・スポンジ(柔らかめ)
・柄が長いブラシ
柄が長いブラシをもし買うのが面倒な場合は、簡単に自分で作ることもできちゃいます。その方法もあとで紹介していきます。

水筒にはいろいろな部品がついていますよね。実はその間にも汚れが溜まってしまうんです。ちゃんと外してから洗うようにしましょう。
柄の長いブラシを使って、しっかり底まで磨いていきます。洗剤をつけて、いつも洗い物をする時と同じように洗っていってください。
手順1で外した細かい部品を、洗剤をつけたスポンジで洗っていきます。
柄が長いブラシを自分で作る方法
わざわざ水筒のためにブラシを買うのはちょっと…という場合には、自分で作っちゃいましょう。
・菜箸
・スポンジ
・輪ゴム
まずは用意した菜箸に挟むようにしてスポンジをセットします。
スポンジと菜箸をセットした位置で輪ゴムで止めます。なんとこれだけで柄の長いブラシが完成。簡単だし、これなら分解すれば収納する場所にも困らないですね!
身近なものでちょっとした汚れを落とす豆知識
ここでは普段のお手入れにプラスしてできる、簡単なお手入れ方法を紹介していきます。ちょっとした汚れから赤サビなど、気になる汚れを落とすのは意外と身近なものでできるかも…!
卵の殻
実は、卵の殻を使って水筒の中をきれいできます。意外ですよね!あまりにもひどいものでなければ、茶渋も落とせちゃいます。卵の殻ならエコでお財布にも優しい上に、方法もとても簡単なので挑戦しやすいはず。
・水筒
・卵の殻
・殻を砕くためのもの(麺棒など)
・ビニール袋
・水
まずは卵の殻をビニールに入れます。
ビニールに入れた殻を、砕くために用意した道具を使って砕いていきます。おすすめは麺棒です。写真のように転がせば、簡単に砕くことができますよ。
手順2で砕いた卵の殻を水筒の中に入れます。
手順3の中に水を少し加えます。だいたい殻が浸るくらい少量で大丈夫です。
しっかりふたをしたら、振りましょう。こうすると、殻が全体にいきわたって、中をしっかりきれいにすることができます。

最後に殻を捨てて、中をすすいだら、完了です。
ラップ
卵の殻ではなく、ラップでも同じようにきれいにすることができます。卵の殻だと固くて傷つきそうと思うなら、ラップだと柔らかいので抵抗感なく挑戦できそうです。
手順は卵のからとほぼ同じ。
・水筒
・ラップ
・水
まず、ラップを適当な大きさに切ります。だいたい10×10cmくらいがちょうどいいと思います。

ラップを丸めて、水筒の中に入れます。
手順2の中に水を加えます。水筒の3分の1くらいまで入れましょう。
ふたをしたら、卵の殻を使うときと同じように、振ります。
最後にラップを捨てて、中をすすいだら完了!
クエン酸
クエン酸も水筒に使えます。水垢から茶渋まで、すっきりきれいにしてくれますよ!クエン酸は水筒の他にも、いろいろなものの掃除に使えるアイテムなので、1つ持っておくと役立ちます。
・水筒
・クエン酸
・ぬるま湯
水筒の中に、用意したぬるま湯を入れます。水よりもぬるま湯の方が汚れがしっかり落ちるんです。

水筒に入れたぬるま湯の中にクエン酸を入れます。ぬるま湯500mlに対して、クエン酸は大さじ2分の1くらい入れましょう。
ふたを閉めずに、3時間くらい放っておきます。この間は映画を見るなり、他の家事を済ませるなり、何か別のことをやっておきましょう!
3時間くらい経ったら、しっかり中を水ですすぎましょう。これですっきりきれいになっているはず!
お酢
なんとお酢まで水筒のお掃除に活躍しちゃいます。お酢が得意なのは赤サビを落とすこと。水の中の鉄分が固まってできてしまうのが赤サビですが、お酢を使えば落ちるんです。
・水筒
・お酢
・ぬるま湯
まずは水筒の中にぬるま湯を入れます。
手順1で入れたぬるま湯の中にお酢を入れます。お酢はだいたい大さじ1.5杯分。汚れがひどかったら少し多めにして、自分で工夫してみましょう。
お酢を入れたら、そのまま30分くらい放っておきます。
最後に水筒の中をよくすすぎます。しっかり洗ったら、中を覗いてみてください、きっとピカピカになっているはず。
重度の茶渋には酸素系漂白剤
あまりにも茶渋がひどい場合には、酸素系漂白剤を使いましょう。
ここで注意してほしいのが、漂白剤の種類。漂白剤には塩素系漂白剤と酸素系漂白剤があります。水筒を洗うときに、みなさんに使ってほしいのは酸素系漂白剤。
塩素系漂白剤の主成分は、次亜塩素酸ナトリウム。この成分が入っているので強い漂白効果が期待できるのは確かです。でも同時に、金属を溶かす性質があるので、洗った後に入れたお茶も金属の味がしてしまうかもしれません。さらにパッキンの部分は劣化が進んでしまいます。それに臭いもきついです。
一方で、オキシクリーンなどの酸素系漂白剤は過酸化水素の力による漂白・除菌作用が期待でき、タンパク質の汚れを溶かして落とす働きも持っています。
ということで、漂白剤を使ってピカピカにしたい時には酸素系漂白剤を使いましょう!
・水筒
・桶
・酸素系漂白剤
オキシクリーン 500g

本体、蓋、パッキンに分解します。
プラスチックの桶に、キャップ1杯ほどの酸素系漂白剤を水で溶かします。
次に蓋とパッキンを手順2で作ったつけおき液の中に入れます。
今度は本体の中で、手順2と同じようにつけおき液を作ります。
このまま30分間、放置しておきましょう。
最後は、水もしくはぬるま湯でよく洗い流し、そのまま自然乾燥させれば終了です。
酸素の力で表面についた汚れを浮かび上がらせて、染み付きをきれいに取り除いてくれます。パッキンや蓋の汚れがひどい場合は、歯ブラシで軽くこすってからつけ置きすると、よりピカピカになるでしょう。
漂白するときの注意点
酸素系漂白剤を使うとき、注意しなければいけないことが3つあります。
・本体ボトルは内側だけをつけ置きする
・フタや本体を洗浄するとき、塩素系漂白剤は使用しない
つけおきするときは必ず、本体、蓋、パッキンをバラしてから洗浄に取り掛かりましょう。面倒だからと本体に蓋をした状態でつけ置きした場合、水筒の中の圧力が上がって蓋が飛び出してしまうかもしれません。
また、つけ置きするのはあくまで本体の内側のみ。洗面器に入れて本体丸ごとつけ置きすると、外側のラベルがはがれてしまうケースがあります。
繰り返しになりますが、漂白する場合は絶対に塩素系漂白剤は使用しないよう注意してください。内側のメッキが剥がれおちて、サビやすく、劣化が早まってしまいます。
でもやっぱり漂白剤を使うのはちょっと抵抗が…
やっぱり漂白剤を使わなくていいなら使いたくない。そういう場合には、重曹が代わりの役割を果たしてくれます。
・水筒
・重曹
・ぬるま湯
まずは水筒にぬるま湯を入れます。水よりもぬるま湯の方が重曹がしっかり溶けるので、ぬるま湯を用意してください。
手順1に重曹を加えます。500mlのぬるま湯に対して、だいたい大さじ1杯くらいが良いでしょう。汚れの程度によって変えてみてください。
水筒に蓋をして、じゃかじゃか振ります。
汚れがひどい場合には、ここで1時間くらいそのまま置いておきましょう。汚れが浮きやすくなります。
最後によくすすいだら、浮いた汚れが流れてくるはず!
もしここで取りきれていない汚れがあった場合には、柔らかいスポンジでちょっと擦ってみると落ちますよ。
水筒カバーもついでに洗おう
「水筒は毎日洗っているけれど、カバーは全然…」という方もいるのではないでしょうか?ですが、外へ持ち歩き、手で触れることも多い水筒カバーには、目に見えない雑菌がたくさん付着しています。週に1度程度はきれいに洗い、清潔な状態を保ってあげましょう。
洗濯機で洗う場合
・洗濯ネット
水筒についているベルトやネームタグなど、取り外せるパーツがある場合は、事前に外しておきます。水筒カバーにチャックがついている場合は、型崩れ防止のためにしっかり締めておきましょう、
ベルトなどの小物は、水で濡らし、かたく絞ったタオルで拭いてから、乾かせばOKです!
洗濯機OKの水筒カバーの多くに、「洗濯ネット使用」という注意書きがあります。
注意書きがない場合も、水筒カバーを長持ちさせるため、必ずネットへ入れるようにしましょう。水筒カバーにフィットするサイズのネットがおすすめです。
ネットへ入れたら水、もしくは30℃以下のぬるま湯で、洗濯を行います。手洗いコースやソフトコースなどが選べる洗濯機の場合は、できるだけやさしいコースを選びましょう。
洗った水筒カバーは、風通しの良い場所へ干しましょう。チャックは開き、内部までしっかり乾燥させてください。
手洗いで洗う場合
・バケツもしくは洗面器
手洗いする場合はまず、水筒カバーが浸かる大きさのバケツや洗面器を用意します。水もしくは30℃以下のぬるま湯を溜めたら、洗濯用洗剤もしくは食器用洗剤を適量入れ、洗剤液を作りましょう。
水筒カバーを洗剤液につけ、汚れが気になる場合は30分程度放置します。その後、手でやさしく押し洗いしながら、汚れを落としてくださいね。
水筒カバーの汚れが落ちたら、洗剤が落ち切るまで、きれいな水ですすぎます。水洗い後は、やさしい力で軽くしぼり、風通しの良い場所で乾かしましょう。
吸水性の良いタオルで水筒カバーの水分を吸ってあげると、乾きが早くなります。
ストロー付き水筒はどうやって洗う?
水筒の中には、子ども用のストロー付き水筒もありますよね。ストローの中に雑菌が溜まりやすいにもかかわらず、うまく洗えず困っている方が続出中!直接飲めるタイプに変えたいけれど、子どもが首を縦に振らない…そんな家庭も多いのではないでしょうか?
子どもの健康のためにも、ストロー付き水筒を清潔に洗う方法を、チェックしてみましょう。
つけ置き除菌する
ストロー内部の汚れは、漂白剤へつけ置きすることで、除去できます。 使用するのは、キッチンハイターなど、家庭にある漂白剤で大丈夫です。 漂白後は、内部に残った漂白剤をしっかり水ですすぎましょう。 ストローを揉むようにして洗うと、よりすっきり汚れを落とせます。
ストロー専用ブラシを使う
ストロー付き水筒の汚れを掃除するなら、ストロー専用にブラシを持っておくと安心です。ストローのサイズ、長さに合った商品が多数販売されています。 赤ちゃん用と幼稚園児用など、複数のストロー付き水筒がある場合は、複数サイズがセットになっている商品がおすすめ。
成長に合わせて買い替える必要がないので、経済的にも◎です。
マーナ 注ぎ口洗い 4点セット
CCINEE カップブラシ ナイロンチューブブラシ ストローセット
泡スプレータイプの洗剤で洗う
最近は、泡の力だけで汚れを落とす洗剤が人気です。 スプレーしたあと、しばらく置いてから洗い流すだけなので、ゴシゴシが面倒な人の強い味方になっています。このスプレータイプなら、直接ストロー部分へシュっとできるので、とにかく楽で便利!ストローだけでなく、一つ一つ洗うのが大変なパッキン部分も、まとめて泡で洗浄できます。
キュキュット CLEAR泡スプレー 食器用洗剤 奥・ミゾ・スキマまでこすらず洗浄! 無香性 本体 280ml
どうしてもダメならストローごと交換を
「何をやっても汚れが落ちない……」そんなときには、ストローごと交換するという手段もあります。多くのメーカーで、替えのストローやパッキンを販売していますので、問い合わせてみましょう。メーカーによっては、通販でも購入も可能です。 サイズをよく確認の上、オーダーしてみましょう。
これなら確実!水筒専用のお掃除アイテム
ここまで洗う方法をいろいろ紹介してきましたが、本当にきちんと洗えるの…?と不安な人もきっといますよね。どうしても不安なあなたは、水専用のお掃除アイテムを使いましょう。ドラッグストアなどに行くと置いてあるので、探してみてください。
ステンレス水筒洗浄中
中でもこちらの商品が一般的。錠剤を入れて放置しておくだけなので、簡単で楽チンです!
サーモス マイボトル洗浄機
みなさん、水筒のメーカーで有名なあの「サーモス」が、洗浄機も販売しているって知っていましたか?その名も「マイボトル洗浄機」。なんと電気の力できれいにしてくれるんです。しかも3分で洗浄が終わります。こんなに短い時間できれいになるなんて、とてもお手軽ですよね!
サーモス マイボトル洗浄器 APA-800
まとめ
水筒は毎日ちゃんと洗わないと雑菌が増えてしまいます。そんな不衛生な水筒で飲み物は飲みたくないですよね。でもこれで水筒を洗う方法は意外と簡単なものだとわかったと思います。家にあるもので洗うもよし。水筒専用の道具で洗うもよし。自分にぴったりな方法で洗う習慣を身につけましょう!
※本記事の内容は、本記事作成時の編集部の調査結果に基づくものです。
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