浴室の換気方法とは?ドアスリットの汚れ掃除にはクエン酸が効果的!
お風呂掃除といえば浴槽や床掃除、蛇口回りなどがメインですね。
でも定期的に掃除したいのがドアの掃除です。
特に浴室のドアのスリットは、密室の浴室内で実は重要な役割をしているのです。
ドアスリットが汚れていると浴室全体の通気を悪くし、カビの原因となってしまいます。
今回は浴室のドアスリットの掃除方法についてご紹介します!
浴室の換気に重要なドアスリットって?
ドアスリットとは、浴室のドアにある通気口、「空気を取り込む隙間」です。「ドアガラリ」と呼ばれている場合もあります。
密室の浴室ではこのドアスリットから空気を取り入れて、換気扇で排出して換気をしています。
従来はドアの1番下についていることが一般的でしたが、最近ではお手入れの観点から、ドアの上の方についている場合もあります。
窓のある浴室の場合、窓を開けて換気をするという方もいますね。でも、浴室ではドアや窓を閉め切って換気扇を使って換気をする方法が効率の良い換気方法なのです。
浴室内のドアや窓を閉めて、ドアスリットから空気を吸い込み「床→浴室棚→浴槽→壁」を通り上方の換気扇で吸い上げていく空気の流れを作ることで、浴室内全体を乾燥させることができます。
このドアスリットに汚れがたまっていると、空気の流れを悪くし、浴室内が乾燥されなくなってしまうのです。
また、ドアスリットにカビなどが生えていたらカビを浴室内に取り込んでしまいます。そしてドアスリットは、脱衣所からのほこりを吸い込むため汚れがたまりやすい場所なのです。
お風呂上がりの脱衣所には湿度もあり、ほこりが付着もしやすいという…。浴室内の水蒸気が金属製のドアで冷やされて結露もできやすい場所です。
ドアスリットの汚れを放置すると…
ドアスリットの汚れは、「スケール」と呼ばれるカチカチの硬い汚れに変化します。
ほこりを含んだ汚れは見た目にもきれいではありませんね。
湿り気もあるので黒カビなども生えやすくなってしまいます。
スケールの正体は?
浴室などに白くカチカチに固まった「スケール」はいわゆる水垢で、水道水に含まれるミネラル分(カルシウムや塩分など)が乾燥して結晶化したもの。
ドアスリットなどにこびりついたスケールは普通の中性のお風呂用洗剤ではなかなか落ちません。
スケールは石灰質の汚れなので、酸性の洗剤で落とすことができます。
石灰質は酸に溶ける性質があり、クエン酸を含有している洗剤がおすすめです。
スリットを掃除しよう!
スリットは浴室内から水をかけても脱衣所に水が漏れないように複雑な仕組みになっているので掃除も少し工夫が必要です。
通常のブラシは細いスリット部分には入らないのでサッシブラシなどがあると便利ですが、自宅にあるグッズでも掃除可能です。
浴室ドアの構造を確認
まず、ドアの構造を確認しましょう。
・スリット部分が取り外し可能なドア
上記の場合はドア、またはスリット部分を取り外して掃除をしましょう。
ドアを外して掃除をする際は床や壁を傷つけないようにシートや古いバスタオルなどを敷いて掃除をします。
クエン酸水の作り方
掃除用のパウダー用のクエン酸と液体のクエン酸があります。
どちらもホームセンターや100円ショップで購入できます。
・クエン酸(パウダー)小さじ1/2杯程度
パウダー状のクエン酸の場合、水100mlに対して小さじ1/2杯(3~5%程度)を目安にしてください。
混ぜてクエン酸が溶けたらできあがりです。
ぬるま湯に溶かすとより溶けやすくなりますよ。
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ドアスリットにこびりついたしつこい汚れは、しっかりとクエン酸水に漬け込み掃除をしましょう。
直接かけるのではなくキッチンペーパーに染み込ませて貼り付けたあとしばらく放置します。
一度で落ちない場合は何度か繰り返しクエン酸で漬け込んでください。
スリットの隙間に入るサッシブラシなどがある場合は、割りばしの代わりにブラシを使用してくださいね。
ドアスリットの掃除専用に道具も便利
ドアスリット専用のお掃除道具を子運輸するのもオススメです!
また、掃除はほこりを溜めない仕組みを作るのが、一番です。
掃除を終えたらフィルターを張っておけば次回の掃除が楽になりますね。
ぜひ、試してみてください♪
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まとめ
浴室はドアを閉めて換気扇で換気をすることがより良い換気方法です。
空気の入り口であるドアスリットをきれいにしておかなければ浴室内がきちんと乾燥されず、カビの原因ともなります。
普段目につかない場所ですが定期的に掃除をして、快適なバスタイムを過ごしましょう!