フローリングの補修は自分でできる?シーン別の補修方法とおすすめアイテムを紹介
フローリングは常に目に入る場所なのでキズが付くと気になるもの。フローリングが剥がれてしまったとき、自分で補修は可能なのでしょうか。今回はそんな疑問に答えるべく、フローリングを補修する前に知っておきたい注意点や補修の仕方、また必要なアイテムなどを解説していきます。
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目次
フローリングの剥がれを自分で補修する前に知っておきたいこと
剥がれてしまったフローリングを補修をする前に、知っておきたいことが2点あります。必ず確認をしてから補修を行うようにしましょう。
・賃貸の場合は大家さんに確認必須
完全に直すことができるという訳ではない
フローリングの補修を自分でする場合は、残念ながら完全に直せるというわけではありません。自分でできることといえば、あくまで目立たなくすること。ただ目立たなくするだけでも、見栄えはよくなるので応急処置ということを念頭に置いて補修をしましょう。
賃貸の場合は大家さんに確認必須
マイホームの場合は問題ありませんが、賃貸で勝手に補修をしてしまうのはトラブルのもとになりかねません。補修したいと思ったら、まずは大家さんに確認を取るようにしましょう。
補修の許可が出たら補修しても問題ありませんが、自分で目立たないよう補修したからと言って引っ越す際のクリーニング料金が安くなるとは限りません。そのため賃貸でフローリング剥がれの補修をする場合は、確認してからにしましょう。
フローリングの破片が見つからない場合の補修方法3選
まずはフローリングが剥がれてしまいその破片が見当たらない場合、またはそれほど傷が深くなく擦れた程度の場合の補修方法を3つ紹介します。
クレヨンタイプの補修アイテムで色を塗る
フローリングが剥がれてしまった部分や、傷の付いた部分は、他の場所と比べて色が薄くなってしまいます。そこで目立たないよう、フローリングの色に似たカラーの補修用クレヨンで色を塗って補修します。
もちろんお絵かき用のクレヨンでは補修ができないので注意が必要。必ずフローリング補修用のクレヨンを用意しましょう。
・フローリング補修用クレヨン
・サンドペーパー
中でもおすすめなのは、こちら。
おすすめ
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このフローリング補修用のクレヨンは固めなので、塗りやすのが特徴。4色入っているので単色で色が合えば問題ありませんが、混ぜて自分の家のフローリングの色に近い色を作ることも可能です。
まずはクレヨンをきれいに塗ることができるよう下準備をします。サンドペーパーで、剥がれてしまった部分のフローリングの表面を滑らかに整えていきましょう。
滑らかになったら木目に沿って補修用クレヨンを塗っていきます。木目に沿って作業をすることで、他の部分とも馴染み仕上がりが自然になるので木目を意識してください。
また、商品によっては使い方が違うこともあるので、補修前にそれぞれの商品の使い方、そして注意事項には目を通しましょう。
ニスを塗って補修する
フローリングの剥がれを目立たなくするには、ニスを塗るのも有効です。何度かに分けて重ね塗りすることで、キズの部分が目立たなくなっていきます。
・ニス(木材用)
・ハケ
・サンドペーパー
おすすめ
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このニスは色の展開が9種類もあるので、自分の家のフローリングにあった色を見つけることができるのでおすすめです。
まずはフローリング補修用のクレヨンの時と同様に、サンドペーパーでキズの部分を滑らかにしていきます。なるべく平らになるようにすることで、仕上がりがキレイになります。出てしまった削りかすはしっかりと取り除きましょう。
傷をならしたらニスを塗っていきます。このときに使うハケは小さいものがおすすめ。大きいハケでは余計な部分にまでニスを塗ってしまうことになるので、なるべく小さいものを用意しましょう。
手順2で塗った部分が乾くのを待ちます。ニスの種類によりますが、だいたい1時間くらいで乾くはずです。
乾いたら、またその上からニスを塗っていきます。周りのフローリングの色と比較し、目立たなくなるまで塗って、乾かすという作業を繰り返しましょう。
傷隠しテープを貼る
3つ目の方法はフローリングの傷隠しテープというのを貼るという方法。クレヨンやニスよりも手軽ではありますが、フローリングの上から貼るものなので生活しているうちに剥がれてしまうこともあります。そのため耐久性という点ではクレヨンやニスなどがおすすめです。
ただ応急処置だから、とりあえずラクに目立たなくしたいという方にはおすすめな方法です。
・傷隠しテープ
おすすめ
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まず、テープを貼りたい部分をきれいにしましょう。ホコリやゴミが落ちたままになっていると、テープの粘着力も落ちてしまいます。
テープを補修したい場所の大きさに合わせて切ります。
あとはテープを貼るだけ。ほか2つの方法に比べると圧倒的に手軽な方法です。
フローリングの剥がれた破片が残っているなら接着剤で補修できる
剥がれたフローリングの破片がまだ残っているなら、接着剤を使って補修するのがおすすめです。
・接着剤
・エポキシパテ
・サンドペーパー
おすすめ
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接着材は使用用途の素材に合わせたもの、そして強力なものを用意しましょう。
まずは、剥がれた部分の破片を接着剤で貼り付けます。接着剤の説明書を必ず読み、しっかりと接着していきましょう。
接着剤が乾いたら、隙間ができてしまっている部分をエポキシパテで埋めていきます。
手順2でエポキシパテを使った時に隙間からはみ出てしまった部分を、サンドペーパーで削りましょう。これでも十分キレイになりますが、最後にニスを塗ると自然に仕上がるのでおすすめです。
フローリングが剥がれないようにするための予防策とは
いくら応急処置とはいえ、せっかく補修したならなるべく長くきれいな状態を保ちたいもの。そこでフローリングが剥がれないようにやっておきたい予防策を紹介します。
家具の脚にカバーをつける
机や椅子は移動させる機会が多く、これらの脚はフローリングの剥がれの原因になってしまいます。少しでも摩擦が減らせるようカバーをつけると、傷や汚れを防止することができるのでおすすめです。またラグやマットを敷くのもひとつの手です。
フロアコーティングをする
プロに依頼する必要がありますが、フロアコーティングをするとまるで床を張り替えたようにきれいになります。またキレイになるだけでなく、傷つきにくくなるので傷防止としてもおすすめです。
フローリングのカビや凹みも補修できる?
フローリングは剥がれ以外にも、カビや凹みなどのトラブルも起きがち。そんなときはどのように対処していけばいいのでしょうか。
フローリングのカビには逆性石鹸、またはエタノール
フローリングのカビをとるときは、逆性石鹸かエタノールを使います。またカビは湿気を好むので、予防するには換気がとっても大切。もっとくわしく知りたいという方は、こちらの記事も読んでみてください。
内部リンク:フローリングのカビ予防
フローリングの凹みはアイロンで補修できる
木でできたフローリングに物を落としてしまったりすると凹んでしまいますが、実はアイロンで補修が可能。5分もあればキレイに補修することができます。こちらの記事で実際に凹みを補修しているので、気になる方は読んでみてください。
内部リンク:フローリング アイロン
自分でできるのは応急処置!しっかり補修する場合はプロに依頼しよう
先ほども解説したようにフローリングの剥がれは、自分では完全に直すことはできません。また、ひどいカビや凹みも同じように自分ではどうしようもできないことがあります。
あくまで自分でできるのは応急処置までと頭に入れたうえで補修をし、気になる場合はプロである業者さんに依頼して補修をしてもらいましょう。
※本記事の内容は、本記事作成時の編集部の調査結果に基づくものです。
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