フローリングの剥がれは自分で補修できる!?傷の状態別に詳しく解説
いつの間にか、家のフローリングが剥がれてた…。
なんて経験、ありませんか?
床は家具の重みが直接かかっているので、どうしても傷がつきやすいんですよね。
フローリングは特に傷が目立ってしまいます。
でもこんな傷のために業者さんを呼ぶのもな~と思って、傷をそのままにしているあなた。
それ、自分でちょっと目立たなくすることはできるかも!
完全に直すのは難しいですが、自分でもできることはあります。
見栄えもだいぶよくなるので、ここで方法をチェックしていってくださいね!
目次
自分で補修する前に知っておいてほしいこと
補修をする前に、知っておいてほしいことがちょっとあります。
完全に直すことができる、という訳ではない
最初にも少し言いましたが、残念ながら、自分で完全に直すことができる、という訳ではありません。
自分でできるのは、目立たなくすること。
例えば、色を塗ったり、剥がれたフローリングをくっつけたりします。
こうするだけでも見栄えはよくなるので、応急処置の方法として、チェックしていってくださいね!
賃貸の場合は注意して!
マイホームではなくて、賃貸の場合。
あとからまたそこに住む人がいて、自分だけの家、という訳ではありませんよね。
となると、自分の勝手な判断で補修してしまうと、大家さんに怒られてしまうかもしれません…!
嫌ですよね、怒られるの。
補修したい!と思ったら、まずは大家さんに「やりたいんですけど、いいですか!」とお話してみてください。
それで「いいよ」と言われたら、喜んで補修しましょう。
また、補修したとしても、さっき言った通り完全には直らないので、引っ越すときのクリーニングの料金が安くすむ、という訳ではありません。
剥がれて擦り傷のようになっている時は、クレヨンがおすすめ
フローリングが剥がれてしまって、その剥がれた破片がどこかへ行ってしまった、という場合には、擦り傷みたいになっていますよね。
その傷を隠す方法は3つあります。
どれもそんなに大変ではないので、気軽にできると思いますよ!
クレヨンで色ぬり
え、色ぬり!?そんな楽しんじゃって大丈夫なの?
とびっくりした人もいるかもしれませんね。
でも、いいんですよ。
剥がれてしまった部分というのは、他の部分と比べて色が薄くなっていますよね。
そこを周りと同じような色で塗ってしまえば、目立たなくなって、まるで傷が最初からなかったかのようになります♪
もちろん、使うのはお絵かき用のクレヨンではないですよ!
フローリングの補修用のクレヨンがあるので、そちらをゲットして使いましょう。
では、詳しい方法を紹介していきますね。
・フローリング補修用クレヨン
・サンドペーパー
中でもおすすめなのは、こちら。
かくれん棒 フローリング用 ヘラ付 4色セット ハードタイプ FB-30
このクレヨンは固めなので、とっても塗りやすいんです。4色入っているので、混ぜたりもしながら、自分の家のフローリングの色に近い色を作っていくと良いですよ♪
まずはクレヨンをきれいに塗ることができるように、準備をします。
サンドペーパーで、剥がれてしまった部分のフローリングの表面を、滑らかに整えていきましょう。
いよいよクレヨンの出番。
塗るときには、木目にそって塗るようにすると、自然な感じに仕上がります。
他の部分とも馴染みやすくなるので、気をつけてみてください!
また、商品によって少し使い方が違うこともあるかもしれないので、ちゃんと使い方はチェックしてから補修してくださいね。
ニスを塗る
ニスを塗るのも、剥がれてしまった部分を目立たなくするのにぴったりです。
何回かに分けて、重ね塗りしていくと、傷の部分がわからなくなります♪
では詳しい方法を紹介していきますね。
・ニス(木材用)
・ハケ
・サンドペーパー
和信ペイント 水性ウレタンニス 屋内木部用 高品質・高耐久・食品衛生法適合 ケヤキ 0.7L
このニスは、色の展開が9種類もあるので、自分の家のフローリングの色にも合わせやすいです!
これはクレヨンの時と同じです。
剥がれた部分は、なるべく平らになるようにすると、仕上がりがきれいになりますよ!
出てしまった削りカスはちゃんときれいにしておいてくださいね。
さっそくニスを塗っていきます。
この時使うハケですが、もし剥がれた部分が小さいなら、小さなハケを用意した方が塗りやすいです。
大きいと、塗らなくていい部分にまでニスが付いてしまうかもしれないので、気をつけてみてくださいね!
手順2で塗った部分が乾くのを待ちます。
だいたい1時間くらいで乾くはずです。
乾いたら、またその上からニスを塗っていきます。
重ね塗りしていくと、色が濃くなっていくので、周りのフローリングの色と同じような色になっていきます。
周りと比べてニスを塗った部分が目立たなくなるまで、重ね塗りを繰り返していきましょう。
傷隠しテープを貼る
3つ目の方法は、とっても簡単。
フローリングの傷隠しテープというのを、ペタッと貼るだけ。
ただ、フローリングの上から貼るということになるので、剥がれてしまうこともあります。
そのため、耐久性の点でいうと、やっぱりさっきのクレヨンの方がおすすめです。
でも、どうせ応急処置だから、楽して目立たなくしたい!という人もいると思うので、傷隠しテープを使った方法も紹介していきますね!
・傷隠しテープ
ニトムズ フローリング補修テープ ミディアムブラウン 75mm×90cm M5272
この傷隠しテープは他と比べて剥がれにくい、と評判です。
まず、テープを貼りたいところをきれいにしましょう。
ホコリやゴミが落ちたままになっていると、テープの粘着力も落ちてしまいます。
テープを補修したい場所の大きさに合わせて切ります。
テープを貼ります。
手順はたったこれだけ!
ものすごく簡単ですね♪
剥がれた破片が残っているなら接着剤
剥がれたフローリングの破片がまだ残っているなら、接着剤を使って目立たなくしてみましょう!
・接着剤
・サンドペーパー
接着剤は強力なものを選びましょう。
この接着材なら強力だし、木材にも使えるので、おすすめです。
まずは、剥がれた部分の破片を接着剤で貼り付けます。
しっかり上から押さえて、くっつけてくださいね!
接着剤が乾いたら、パテの出番。
接着剤で剥がれた部分を貼っても、どうしても隙間ができてしまって、完全にはきれいになりませんよね。
そこで、その隙間をエポキシパテを使って埋めていきます。
手順2でエポキシパテを使った時に、隙間からはみ出てしまった分がきっとありますよね。
あ、どうしよう、はみ出ちゃった…とがっかりしてしまった人もいるかもしれませんが、大丈夫。
安心してください。
サンドペーパーで削ってしまえば、すっきり解決です。
ちゃんと平らになるまで削っていきましょう。
そうしたら完成です♪
ちなみに、最後にニスを塗ると、さらにきれいな仕上がりになります。
もっと自然に仕上げたい!という人は、ぜひやってみてくださいね!
フローリングが剥がれないようにするには…
いくら応急処置とはいえ、せっかく補修したなら、そのままきれいな状態を保ってほしいですよね。
そのために覚えておいてほしいポイントがあります。
家具の足にカバーをつける
机や椅子の足は、フローリングの剥がれの原因になってしまいます。
摩擦が減らされるように、カバーをつけるときれいを保ちやすくなりますよ♪
ラグやマットを敷くのもいいですね!
フロアコーティングをする
フロアコーティングをすると、まるで床を張り替えたみたいにきれいになります。
しかも傷もつきにくくなります。
これは業者さんに頼むことしかできませんが、たまに頼んでみるといいかもしれませんね!
カビや凹みはどうしよう…
ここからはちょっと番外編。
フローリングは、剥がれ以外にも、カビや凹みなどができてしまうこともあると思います。
そうすると、やっぱり見栄えが悪くなってしまいますよね。
そんな時はどうしたら良いのでしょうか?
カビには逆性石鹸 or エタノール
フローリングのカビをとる時は、逆性石鹸というアイテムか、エタノールを使います。
逆性石鹸は病院でも使われていて、お肌にとても優しい素材なので、安心して使うことができます。
また、予防するには換気がとっても大切。
湿気はカビの原因になります!
もっと詳しく知りたい!という方は、こちらの記事を読んでみてください。
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凹みにはアイロン!
フローリングは木の板の連なり。
だからどうしても凹んでしまうことがありますよね。
なんとなく、凹みは自分ではどうしようもないんじゃないかな…なんて思ってしまうかもしれませんが、実はアイロンを使うと元どおりになるんです。
しかもとっても簡単。
5分あればできちゃいます。
この記事を読んでみてください!凹みを実際に直しているので、きっと参考になります♪
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直らない傷は業者さんに頼もう
フローリングの剥がれは、自分では完全に直すことはできません。
また、ひどいカビや凹みも自分ではどうしようもできないことがあります。
そんな時には、プロである業者さんを呼んで、ちゃんときれいに直してもらいましょう。
そうすれば、確実にきれいになります。
お金はかかってしまうかもしれませんが、その分の価値は絶対にあります!
まとめ
フローリングが剥がれてしまうと、一気にみためが悪くなってしまって、気分も下がってしまいますよね…。
そんな時は、自分で目立たなくすることはできるので、ここで紹介した方法を試してみてくださいね!
でもちゃんと直したいなら、業者さんを読んでしっかり直してもらいましょう。