
部屋干しにエアコンで生乾き臭・ダニ・カビが全てマボロシ5つ星☆彡
梅雨になると頭を悩ませる、毎日の洗濯!皆さんはどうしていますか?
洗濯物を外で乾かせないのは、意外とストレスになるもの…。
「部屋干ししなきゃ」と考えると、なんとなく憂鬱な気分になりますよね。
そんなときは「エアコン」の利用がおすすめです!
今回は、部屋干しでも気持ちよく洗濯ができる「エアコンを使った部屋干し方法」を紹介します♪
部屋干し臭の原因は?
そもそも部屋干し臭って、どうして発生するのでしょうか?
部屋干し臭は、洗濯物に繁殖した雑菌が原因なんです。
洗濯物は、乾くのに時間がかかった分だけ雑菌が繁殖しやすくなります。
つまり、乾くのに時間がかかる部屋干しは、雑菌が繁殖しやすいから臭くなってしまうわけです。
また、洗濯物を干すと湿度が高くなるので、部屋の中がジメジメしますよね。
その結果、湿気を好物とするダニやカビが大発生する恐れもあります。
部屋干しのコツ
まずは、部屋干しのコツを確認しておきましょう。
・温度(おんど)は高く
・湿度(しつど)は下げて
・空気を循環
部屋干しをするときには、この3つを整えることが大切です。
そして、その3つを最も効率よく調節できるのが「エアコン」なんです!次からそのエアコンの使い方を紹介していきます。
部屋干しでエアコンを使うなら
部屋干しをするときにエアコンを使うにしても、使い方を間違えれば逆効果になってしまうことも…。
ということで、洗濯物を早く乾かすための正しいエアコンの使い方を3つ解説します。
エアコンは除湿運転で
洗濯物を乾かすときに一番重要なのは、実は湿度。洗濯物が乾くというのは、濡れた洗濯物に含まれていた水分が蒸発するということ。
お部屋の湿度が高いと、乾くものも乾きません。除湿(ドライ)運転をすれば、部屋の湿度を下げることができるので、洗濯物干しにはぴったりです。
ちなみに、エアコンの除湿には「弱冷房除湿」と「再熱除湿」方式があります。
どちらも空気中の水分を外に排出して、部屋の湿度を下げるはたらきをします。
2つの違いは、部屋に戻す空気の温度にあります。
弱冷房除湿
「弱冷房除湿」は、室内から取り込んだ空気の水分を外に排出し、その空気をそのまま部屋に戻します。
湿度が低いと人間はひんやりと感じるので、弱冷房除湿の場合にはまるで冷房のように室温が下がります。
そうなると、暑くないのにジメジメしている日には、弱冷房除湿は使いたくないですよね?寒くなっちゃいますから。
再熱除湿
そんなときに便利なのが、「再熱除湿」になります。その名の通り、「再熱除湿」は湿度が下がって冷えた空気を再び温めてから部屋に戻します。
そのため、湿度は下がっても、寒くならないんです。しかし、空気を温めるぶん、電気代がかかってしまうのが欠点…。普通の冷房よりも電気代が高いようです。
弱冷房除湿
多くのエアコンの除湿機能は、「弱冷房除湿」です。気になる方は、取扱説明書を確かめてみましょう。
ちなみに、冷房と暖房だったらどっちが速く乾くのか、というと、それはやっぱり暖房です。温度が高い方が、空気中に含める水分の量が多くなります。
洗濯物干しの際に使う冷房は、扇風機のように風を送る役割しかできないと考えて良さそうです。
扇風機やサーキュレーターも
扇風機やサーキュレーターを使うと、空気が動きます。洗濯物の間に風の通り道ができて空気が循環するので、洗濯物が乾きやすくなるんです。
特に、真下から風を送ると、洗濯物全体に風が行き渡り、より速く乾きます。エアコンだけで乾かそうとするより、電気代も安くすむのでおすすめですよ!
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洗濯物が乾いたら換気
洗濯物が乾いたら、換気をしましょう。室内に溜まった湿気を逃がします。除湿運転を使っていた場合にも換気はしてくださいね。
除湿運転中に換気をすると、エアコンが必要以上に働くことになりますから注意してください!洗濯物が乾いて、除湿運転を止めてから、換気するようにしましょう。
ちなみに、暖房を使って乾かす場合には、換気しながら洗濯物を干した方が、乾きやすいようです。
室内の湿度より、外の湿度の方が低い場合がほとんどです。しかし、冬の場合はちょっと寒いかもしれませんね…。
と、以上の3つが、洗濯物を部屋干しするときにエアコンを使うポイントでした。今度部屋干しするときにはぜひ工夫してみてください!
干し方にもポイントあり
洗濯物を早く乾かすには、干し方にも工夫が必要です。
ここからは、部屋干しするときの干し方のポイントを紹介します。
間隔をあけて干す
洗濯物と洗濯物の間に風が通るよう、間隔を広げて干しましょう。
間隔を15cm以上あけると、洗濯物が乾きやすくなります。
干す順番を工夫する
洗濯物を早く乾かすには、干す順番にも配慮が必要です。
洗濯物の厚さを見て、厚い物と薄い物を交互に干すと、風が通って乾きやすくなりますよ!
一回に洗濯する量を減らす
部屋干しする際、洗濯物の量が多いと部屋の湿度が上がり過ぎてしまい、洗濯物が乾かなくなります。
そのため、洗濯する量を減らして干す洗濯物自体を少なくすることも、洗濯物を乾きやすくするポイントです。
厚手の物には直接風を当てる
厚手の物って、部屋干しだとなかなか乾かないですよね。
乾きづらい=生乾き臭が発生しやすいので、頭を悩ませている人も多いのでは?
そんな厚手の物を乾かすときは、直接風を当てるのが一番です。
エアコンや扇風機を使って、風を当てながら乾かしましょう。
部屋干しアイテムを使う
「間隔をあけて干したくでも、干す場所がない」という人におすすめなのが、部屋干しアイテムの活用です。
たとえば「エアコンハンガー」なら、エアコンにハンガーを引っ掛けるだけで、エアコン前に部屋干しスペースができます。
そのほか、部屋干し用ラックなども販売されているので、スペースにお悩みの人は、これらのアイテムを検討してみてはいかがでしょうか?
エアコン以外で部屋干しする方法は?
エアコン以外で部屋干しに有効な方法には、どのようなものがあるのでしょうか。
以下で、紹介します。
除湿器を使う
部屋の湿気を吸い取る除湿器を使用すれば、部屋干し中の湿度を下げ、洗濯物が乾きやすくなります。
窓の結露も除去してくれるので、カビや雑菌の繁殖も防げます。
浴室乾燥機を利用する
浴室乾燥機は、浴室という狭い空間で乾燥ができるため、洗濯物が乾きやすいメリットがあります。
他の部屋がジメジメしないのも嬉しいですね。
ただし利用する際は、浴室の水気を拭き取り、あらかじめ湿度を下げておく必要があります。
衣類乾燥機を使う
洗濯物の量や湿度に応じて風の強さを調節するなど、衣類乾燥機には、部屋干しに特化したさまざまな機能が付いています。
部屋干しをする機会が多い人は、一台持っておくと便利です。
新聞紙を敷く
昔ながらの方法ですが、新聞紙を洗濯物の下に敷いて除湿する方法もおすすめです。
新聞紙は、一度丸めて広げたものの方が湿気を吸いやすくなります。
まとめ
エアコンを使って、快適に洗濯物を部屋干しする方法を紹介しました。エアコンって暖房や冷房だけじゃないんです。
除湿機能も使えば、より速く洗濯物を乾かすのにも活躍するんです。エアコンも活躍の場が広がってきっと喜んでいるはず…!
部屋干しの憂鬱な気持ちを、エアコンの爽やかな風で吹き飛ばしましょう!
