クエン酸風呂って一体なに?その効果と作り方、注意点を全てご紹介!
梅干しやレモンなどに含まれているクエン酸。
疲労回復効果があることで知られ、クエン酸入りドリンクが流行した時代もありました!
そんな、身体に良いクエン酸ですが、飲んだり食べたりするだけでなく、お風呂へ入れても嬉しい効果があります。
手軽に作れて、メリットたくさんのクエン酸風呂。その魅力に、迫ってみましょう!
クエン酸風呂で得られる効果
「クエン酸風呂に浸かるとどんな良いことがあるの?」という声から、
「入浴剤の方が良いんじゃないの?」そんな疑問まで、さまざまな意見がありますよね。
まずは、クエン酸風呂で得られる効果をチェックして、疑問や不安を解消していきましょう。
疲労回復
クエン酸は口から摂取しなくても、疲労回復が期待できます。
疲れが溜まっている時は、身体に乳酸が溜まっているのですが、クエン酸にはこの乳酸を分解する力があります。
「疲れていて食欲もない……」という場合も、クエン酸風呂なら簡単に作れるため、入浴しながら元気を取り戻しましょう。
美肌になれる
クエン酸には、ピーリング効果があると言われています。
全身をクエン酸に浸せるクエン酸風呂なら、全身のお肌をまとめてピーリングして、肌のターンオーバーを目指せるんです!
年々ターンオーバーの力が弱くなり、日焼けの痕が消えにくくなったり、シミができやすくなったりしますよね。若々しい肌を目指すためにも、クエン酸風呂を取り入れてみましょう。
体臭対策
加齢臭やワキガなど、身体の臭いで悩んでいませんか?
石けんにこだわったり、消臭スプレーを使用したり、という方法だけでなく、クエン酸風呂で体臭を予防する、という対策もあります!
クエン酸は殺菌効果が高いため、クエン酸風呂に入ることで雑菌を減らせます。
寝ている間は特に雑菌が増えやすいですから、臭いが気になる場合は“クエン酸朝風呂習慣”をつけてみましょう。
肝機能向上
クエン酸風呂に入ると、代謝が向上します。
代謝が向上すると、疲れている肝臓の機能もぐっとアップできるんです。
肝臓は物言わぬ臓器と言われています。「気付いたら肝臓が悪くなり、手遅れ状態に……」
そんな肝トラブルを未然に防ぎたいなら、定期的にクエン酸風呂へ入ってみましょう。
クエン酸風呂の作り方
それでは、実際にクエン酸風呂を作る手順をみてみましょう。
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普段通り、お風呂にお湯を溜めましょう。
家庭サイズの浴槽の場合、大さじ3のクエン酸を入れるだけで、クエン酸風呂が完成します! よくかき混ぜてから、入浴しましょう。
この時、大さじ3分の重曹を合わせて入れると、炭酸風呂になり、より疲労回復効果が高まります。
クエン酸風呂を作る際の注意点
嬉しい効果がたくさん待っているクエン酸風呂ですが、気をつけるべき点はあるのでしょうか?
お掃除のプロに聞いてみたところ、クエン酸風呂をひんぱんに追い炊きしてしまうのは、浴槽を傷める原因になるそうです。クエン酸はその名のとおり酸性のため、給湯器内部にあるホースやパッキンが破損したり、配管を傷つけてしまったりする恐れがあります。
このようなトラブルを防ぐためにも、クエン酸風呂を作る場合は、十分に追い炊きをして適温になってから、クエン酸を入れるようにしましょう。
また、お風呂の素材が、クエン酸風呂に適さない場合もあります。大理石製のお風呂は、クエン酸で溶けてしまうケースがあるため、使用しないようにしましょう。
アルミ製のお風呂の場合も、クエン酸の作用で黒ずんでしまう場合があります。
鉄製のお風呂の場合は、最悪サビてしまうケースも……。
健康状態が良くなってもお風呂が壊れてしまっては、ダメージが大きいですよね。クエン酸風呂を試す前に、自宅のお風呂素材を必ず確認しておきましょう。
お風呂を傷めないために、クエン酸風呂を作った後はすぐに流し、軽く水をかけておくのもおすすめです。
こんな人はクエン酸風呂があわないので注意!
美容や疲労回復など、メリットたくさんのクエン酸風呂ですが、人によって合う合わないがあります。クエン酸風呂を作る前に、避けるべき人の傾向を知っておきましょう。
クエン酸風呂を避けるべきなのは、肌が弱い人です。
敏感肌の人はもちろん、冬場で肌が乾燥していたりすると、クエン酸の刺激で肌荒れを起こす場合があります。
不安な方は、最初は大さじ1から試す。
クエン酸風呂を作った後、洗面器などに移し、少しだけ手を入れてみて様子を見る。
といった形で、身体に合うかどうかを試してみましょう。
まとめ
クエン酸風呂、試してみたくなりましたよね!クエン酸は無色無臭なので、
「市販の入浴剤の香りや色が苦手……」という方にもぴったりの入浴剤です。
クエン酸はインターネット通販や100円ショップなどで簡単に手に入ります。
「疲れを感じている」「アンチエイジングを考え始めた」「いつまでも健康でいたい」という方は、クエン酸風呂を毎日の生活へ取り入れてみましょう。