
車のへこみは自分で直せる!ドライヤーで温めてデコボコとおさらば!
へこんだ車をそのままにしてはいませんか?修理代は高額でなかなか決断できない…でもそのままにしておくのはみっともない…。悩んでる方は自分で修理してしまいましょう!修理会社に頼むより値段を安く抑えることができます。自分で修理するの難しそう…と思っている方に、自分で修理する方法を含めて詳しく紹介します。
本記事内ではアフィリエイト広告を利用しています
へこんだ車を放置するとどうなるの?
へこみを直すのには、お金も時間もかかるので、修理をせずに放置をしてしまいがち。そんなにひどい傷じゃないから大丈夫!と、安心している方…。それは大間違いなんです!
へこんだ車をそのままにしておくと、へこみの傷からサビが発生してしまう恐れがあります。サビが発生してしまうと、自分で修理するのも難しくなっていき、後々の修理代もどんどん高くなっていくことも。そうなる前に修理することが大切です。
自分で車のへこみみを修理をしよう!
修理の大事さがわかったところで、次は自分で修理する方法を見ていきましょう!今回は、「冷却スプレー」「吸盤」「ハンマー」の3つの道具を使って修理する方法を紹介します。
ハンマーを使ったり、吸盤を使って引っ張るやり方は、デコボコしてしまう可能性もあるので、冷却スプレーを使う方法がおすすめです。今回紹介した3つの道具を使うまでの工程は同じなので、まず初めの手順を説明していきます。
道具を使う前の準備
この3つの道具を使う前にどれも温めなければいけません。車は樹脂でできているので、熱を加えることで金属を柔らかくすることができます。金属を柔らかくすることでへこんだ部分を簡単に元に戻せますよ!では、温めるまでの工程を見ていきましょう。
用意するもの
・軍手
・ドライヤー
・クロス
手順
1.表面をクロスで拭く
まずは、へこんでいる部分をクロスで拭きましょう。表面に汚れが残っていると、熱の伝わり方にムラができたり、変色してしまう恐れがあるのできれいに拭いてください。
2.ドライヤーをへこんだ部分に当てる
へこんでいる部分に約30分間ドライヤーをあてましょう。
金属をドライヤーで温めるため、非常に高温になります。火傷をしないように軍手をはめましょう!
冷却スプレーでへこみを直す
温めたら、さっそく冷却スプレーを使ってへこみを直していきましょう。
手順
1.冷却スプレーを当てる
まんべんなく熱を与えたら、すぐに冷却スプレーを当てましょう。ドライヤーで温めた箇所を急速に冷やすと、金属が元の形に戻ろうとするので、へこんでいた部分が元通りになります。逆さにして噴射すると超低温の液体が噴射されるのでおすすめです!
2.温める・冷やすを繰り返す
ドライヤーで温め、急速に冷やすことでへこみは直すことができますが、一度で直るとは限りません。へこみが元に戻るまで、温める・冷やすの作業を交互に繰り返すことが大切です。
吸盤で引っ張ってへこみを直す
ドライヤーで温めて冷やす方法で直らない場合もあります。金属を十分に温めたら、へこんでいる部分を吸盤で引っ張りましょう。
おすすめ
[PR]
「バキュームグリップ」は、へこみに当てて引っ張るだけで簡単にへこみが直せる便利な道具です。
吸盤はへこみの大きさにあったものを選ぼう!
小さいへこみに大きい吸盤を使ってしまうと、余計な部分を引っ張ってしまうことがあるので注意しましょう。
ハンマーでへこみを直す
へこんでいる部分を裏から叩けるスペースがある場合は、ハンマーで叩いて直す方法もあります。ドライヤーで温め終わったら、板金用ハンマーで裏側から叩きます。
おすすめ
[PR]
こちらの板金用ハンマーは、柄が軽くて丈夫なのでとても作業しやすくおすすめです。あまり強く叩き過ぎると、全体的にぼこぼこになってしまうこともあるので、一回一回表を確認しながら叩きましょう。
ひどいへこみはパテで修理しよう!
へこみがひどいものであれば、「パテ」というものを使って直しましょう!
穴や隙間を埋めるペースト状の材料のこと
へこみにパテを埋め込むことできれいに直すことができます!パテで修理する場合の手順は、2つがあるのでそれぞれ見ていきましょう。
市販のパテでへこみを埋めよう!
まずはパテを使って、車のへこみを埋めていきましょう。
用意するもの
・ヘラ
・マイクロファイバークロス
・サビ落としスプレー
・耐水サンドペーパー
・シリコンオフ
・超軽量パテ
・厚づけパテ
手順
1.汚れを拭き取る
まずは、へこみの表面の汚れをしっかり拭き取る必要があります。マイクロファイバークロスを用いて、汚れを落としましょう。
2.サビを落とす
汚れを落としたら、次はサビを落とします。サビ落としスプレーを用いて、パテをうめる場所のサビを落としましょう。
3.サンドペーパーを用いて塗装を削る
耐水サンドペーパー150番を用いて、へこんでいる部分の塗装をはがしたり、周囲との段差をなめらかにしましょう。
おすすめ
[PR]
サンドペーパーとは、紙やすりのこと。サンドペーパーにはそれぞれ番号があって、数字が小さいほど粒は粗く、数字が大きいほど細かいことを表します。
車のへこみを自分で修理する際には、「サンドペーパー 99工房」がおすすめです。4種類の粒の細かさが1セットに入っているのでとっても便利なんです!
4.油分を落とす
シリコンオフをスプレーして、修理する部分に付着している油分を落としましょう。
おすすめ
[PR]
「シリコンオフ」は、車の表面についている汚れを取り除くもの。パテを塗る前に油分を落とさないと、補修した部分が剥がれてくる場合があるので油分が残らないようにしっかり拭きましょう。
5.超軽量パテを塗る
ヘラを用いて、へこみの中心から超軽量パテを塗っていき、中心が盛り上がるようにしましょう。山を作るようなイメージでパテを塗るのがポイントです。パテは硬化スピードが速いので、手早く塗りましょう。
おすすめ
[PR]
6.超軽量パテを削っていく
耐水サンドペーパー320番を用いて、曲面をなめらかにします。ぼこぼこしないようになめらかになるまで、丁寧に削っていきましょう。
7.再度油分を落とす
シリコンオフをスプレーして、油分を落としましょう。
8.厚づけパテを塗って削る
超軽量パテを塗って削った後の小さな気泡を埋めるように、厚づけパテを塗っていきます。
おすすめ
[PR]

「厚づけパテ」は超軽量パテでは埋められなかった小さな穴を埋めるのに便利な道具です。パテが固まってきたら、耐水サンドペーパー600番で丁寧に削っていきましょう。それが終わったら、シリコンオフをスプレーしてきれいなタオルで拭きとりましょう。
パテを塗ったところを塗装しよう!
パテを塗って、へこみをなくしたら次は塗装をしましょう!
用意するもの
・新聞紙
・マスキングテープ
・ボデーペン プラサフ
・耐水サンドペーパー
・コンパウンド細目
・ボデーペン ぼかし剤
・ペイント ボデーペン
・ボデーペン クリアー
手順
1.新聞紙でマスキングする
マスキングとは、塗料が飛び散りそうな部分を紙やテープで覆い隠すことを言います。塗装する部分を少し広めにとって、塗装しない部分を新聞紙で覆い隠しましょう。
2.下塗りをする
他に飛び散らないように新聞紙で覆い隠したら、「ボデーペン プラサフ」で下塗りを始めましょう。
おすすめ
[PR]
「ボデーペン プラサフ」は、ある程度の傷を埋めてくれたり、カラーペイントを定着しやすくしてくれます。一気に塗ろうとせずに、数回に分けて塗装をしましょう。補修箇所が完全に隠れるまで繰り返すことがポイントです。
3.周囲との段差を落とす
新聞紙を剥がし、水で濡らしながら、耐水サンドペーパー1000番で、周囲の塗装と今回塗った塗装の段差をなくしましょう。
4.コンパウンド細目で磨く
塗装面の変色・劣化した古い塗膜を磨き落とし、カラーペイントのノリを向上させるためにコンパウンド細目を重ねて塗っていきましょう。
おすすめ
[PR]
「コンパウンド細目」は、カラー塗装の下地作りや浅い傷を消したり、耐水サンドペーパーの磨き後を消すアイテムです。
5.油分を拭きとる
シリコンオフをスプレーして、きれいなタオルで油分を拭き取りましょう。
6.もう一度新聞紙でマスキングする
新聞紙で塗装しない部分をマスキングします。スプレー塗料はかなり飛び散るので、広い範囲をマスキングしましょう。
7.ぼかし剤を塗る
色を塗っていく前に、ぼかし剤を広い範囲にスプレーしていきましょう。
おすすめ
[PR]
「ボデーペン ぼかし剤」は、カラーペイントでできた白っぽいザラザラの発生を抑えることができるものです。スプレーしすぎると、液だれの原因となるので薄くスプレーをすることを心がけましょう。
8.カラー塗装をしよう!
ぼかし剤が乾かないうちにカラーペイントをスプレーします。
おすすめ
[PR]
「ペイント ボデーペン」は、車に色を付けていくスプレーです。自分の車の色に合うカラーペイントを選びましょう。塗料を十分に混ぜるため、よく振り混ぜてからスプレーしてくださいね。
ゆっくり平行に移動させながら、数回に分けて塗り重ねると上手に塗ることができます。一度に厚塗りは厳禁なので控えましょう。
9.クリアー塗装をする
「ボデーペン クリアー」を塗装したところより、広い範囲にスプレーしましょう。
おすすめ
[PR]
「ボデーペン クリアー」は、車に深みのある光沢感を出させる役割を果たします。3回から5回塗り重ねて光沢感のある車に仕上げていきましょう。
10.ぼかし剤を塗る
スプレー塗装した外周部分の、白っぽいザラザラした箇所に、まんべんなく濡れたように見えるまでスプレーします。
11.乾燥させる
塗料が完全に乾くまで、約1週間しっかり乾燥させましょう。車がしっかり乾燥したら、これで修理は完成です。お疲れさまでした!
修理会社に頼む際にかかる費用はどのくらい?
ここまでは、自分で修理する方法を紹介してきました。しかし、自分で修理するのがめんどくさい…。失敗するのが怖いし、丁寧に仕上げたい…なんて思う方もいると思います。そんな方には修理会社に依頼することをおすすめします!
実際、修理にかかる相場ってあまりわからないですよね。へこみの状態や場所によって値段が異なってくるので、それぞれ相場を見ていきましょう。
小さなへこみの場合
編集部が調べたところ、小さなへこみの場合はそこまで費用がかからず、数万円で済むことが多いです。車がへこんでいる場所ごとに見ていきましょう!
・フロント周り(ボンネット):30,000円前後
・ドアミラー:約5,000円
・サイド周り(ドア・フェンダー):30,000円前後
・リーフ:30,000~100,000円
・バンパー:25,000円前後
・リア周り:50,000~150,000円
安いといってもへこんでいる箇所によってはそれなりの値段がかかりますよね。修理が必要な個所が複数あるとかなりの出費を覚悟する必要があります。
パーツ交換が必要な場合
外傷のみであれば、へこんだ部分を直し、色が剥げてしまった部分の塗装だけで済みます。しかし、車の内部にまで損傷がある場合にはパーツを交換する必要があるんです。そのためとても高額な値段になってしまうことも。中古部品を使用した場合は、約3分の1の値段で済むのでおすすめです。
まとめ
車のへこみの修理って案外自分でできるものなんですね。自分で修理することで、費用を安く抑えることができます。修理代が高くつくのが怖くて修理から目を背けていると後々の出費が大きくなるので、早めに自分で対処してしまいましょう!
あわせて読みたい
※本記事の内容は、本記事作成時の編集部の調査結果に基づくものです。
※本記事に掲載する一部の画像はイメージです。
※本記事の内容の真実性・確実性・実現可能性等については、ご自身で判断してください。本記事に起因して生じた損失や損害について、編集部は一切責任を負いません。
※記事で紹介した商品を購入すると、売上の一部がユアマイスター株式会社に還元されることがあります。
※本記事のコンテンツの一部は、アマゾンジャパン合同会社またはその関連会社により提供されたものです。これらのコンテンツは「現状有姿」で提供されており、随時変更または削除される場合があります。
