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更新日: 2024年12月9日

洗濯機のドライコースとは?衣服を優しく洗って型崩れにもう悩まない

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洗濯機の設定には、標準コースだけでなく、さまざまなコースがついていますよね。

洗いやすすぎ、脱水の回数や時間を自分で設定できる「メモリーコース」、時間短縮の「お急ぎコース」などは使ったことがある方もいるでしょう。

では、「ドライコース」は知っていますか?

え、なにそれ使ったことないんだけど!!という方のために、今回はドライコースについて徹底解説しますね♪

洗濯機のドライコースとは?

まずは、ドライコースについて簡単に解説しますね!

ドライコースとは
デリケートな衣類を洗うのに適したコースのこと

メーカーによっては、「ソフトコース」「手洗いモード」「おうちクリーニング」などと呼ばれることもあります。

なんといってもその良さは、クリーニングの費用を抑えられること!

デリケートな衣類はクリーニングに出すのが確実ですが、全てクリーニングに出していたら費用もかかりますよね。

ドライコースは、衣類へのダメージを抑える工夫がされており、色落ち型崩れが気になる衣類も、家庭で手軽に洗濯できるようになるのです!

他のコースとの違いは??

ドライコースという機能が付いているとは言え、普通のコースと何が違うのか、どの程度衣類に負担をかけないのか気になりますよね。

標準コースは、日常生活でついた汚れを落とすことを重視しています。

そのため洗いやすすぎ、脱水など、全ての行程において洗濯槽が大きく激しく動くのです。

また、すすぎはほとんどの場合2回。たくさんの水を使って十分に汚れを流し、脱水時間も長くしっかり行われます。

一方、ドライコースでは洗濯槽が激しく動くことはなく、洗いやすすぎは優しいのが特徴。

水流は緩やかで脱水時間も短いため、丁寧に洗えちゃいます♪

ドライコースで洗うのはどんな衣類?

ドライコースでの洗濯に適しているのは、セーターやニットなどのデリケートな素材の衣類や、装飾の多い服です。

デリケートな素材の衣類が向いていることはわかりますが、「え、なんで装飾のついた服?」と思う方もいますよね。

装飾のついた服は、洗濯をすると他の衣類に絡んで、傷つけてしまう恐れがあります…!

そのため、ドライコースでやさしく洗って、衣類の引っ掛かりを防ぐ必要があるんですよ!

ただ、上の画像のように、洗濯表示によってはドライコースができない場合もあります。注意してくださいね…。

もし自分で洗濯できない場合は、クリーニング店に相談しましょう!

洗濯表示についてもっと学びたい方はこちらの記事がオススメ!新旧の洗濯表示の違いをイラスト付きで紹介していますよ♪

おしゃれ着用洗剤をつかおう!

ところで、ドライコースだけがおしゃれ着の洗濯方法だと思っていませんか?

実は、洗剤にもおしゃれ着のために作られたものがあるのです。その名もおしゃれ着用洗剤

同じくデリケートな衣服に使う洗剤となっています。いつも普通の洗剤を使っている方は必見ですよ!

衣服によって使い分けることで、さまざまなメリットがあるのです♪そちらも含めて、少しお話しておきましょう。

おしゃれ着用洗剤ってなに?

そもそもおしゃれ着用の洗剤って何なのでしょうか??

普段使っている洗剤以外にも、日々いろんな洗剤が開発されているんですね。その内の一つが、このおしゃれ着用洗剤になります。

先程もドライコースのメリットとしていろいろとご紹介しました。それと同じようなメリットが、この洗剤にも含まれているんです。

順番にご説明しましょう♪

衣類にやさしい成分

一般的な洗剤は、日常生活で付いてしまった汚れを落とすことに注力しています。

しかしこの洗剤は、衣類に負担をかけないことも意識して作られています。

そのため、ニットなどのクリーニングが推奨される衣類でもご家庭で洗濯できるのです。

これはクリーニングに出す手間が省けますね♪

出費が抑えられる

ドライコースにもあるメリットですが、出費が抑えられます

クリーニングに出した場合のお金と、ご家庭で洗濯する場合のお金。どっちが安く済むかは、簡単に想像できますね!

お店に行く手間が省けて、お金も節約♪いいことずくしな気もしますが……

デメリットもあります。コチラも合わせて知っておきましょう。

洗浄力は負ける

衣類にダメージが少ない分、汚れに対してもやさしくなっています。

そのため、普段の洗剤なら落ちていた汚れも、この洗剤では落ちないことがあります。

下洗いをしておくことで多少は対応できますが、それでも落ちない場合は無理をせず。

確実なクリーニングに出すことをおすすめしますよ!

おしゃれ着用洗剤をいくつかご紹介!

実際に使ってみたい!という方のために、いくつかオススメの商品をご紹介しましょう♪

ボールド 香りのおしゃれ着洗剤

おすすめ 商品

商品画像
ボールド 液体 香りのおしゃれ着洗剤 500g

有名ブランドボールドが、とても分かりやすい名前で出してくれています!

これなら店頭で探しても見つけやすいですね。

おしゃれ着洗剤の基本成分はもちろんのこと、仕上がりも良いと評判です。さらにうれしい柔軟剤入り

ネットの口コミも好評で、Amazonの評価は4.3(執筆時点)と高得点でした。

迷っている方は、こちらで一度試してみては??

エマール 洗濯洗剤 液体 おしゃれ着用

おすすめ 商品

商品画像
エマール 洗濯洗剤 液体 おしゃれ着用 リフレッシュグリーンの香り 本体 500ml

あのエマールもおしゃれ着用洗剤を出しています。

普段と同じメーカーを使いたいという方にもオススメできます♪

最大の特徴は洗った方がカタチ長持ちというキャッチコピー。

カタチコントロール洗浄技術という独自性能で、洗っても形が崩れにくいのです。

普段洗えないと思っていた衣服の洗濯ハードルを大きく下げてくれますね♪

ぜひ試して頂きたい一品です!

ドライコースで実際に洗濯しよう!

ドライコースの特徴がわかったところで、実際にドライコースを使って洗濯してみましょう。

用意するもの
おしゃれ着用中性洗剤
洗濯ネット
手順
1
洗濯機に衣類を入れる

汚れが特にひどい場合は、洗濯機に入れる前に中性洗剤の原液をなじませておくのがオススメ。

そして、型崩れを防ぐため、衣類の大きさにあった洗濯ネットを使いましょう。

POINT
チャック・ファスナーは閉める

衣類の型崩れを防ぐことにつながりますよ!

2
「ドライコース」を選ぶ

注意
30℃以上のお湯を使わない

水温が高いと衣類が傷んでしまいます…。30℃以下の水を使いましょう。

特に普段のお洗濯で残り湯を使っている方は要注意!今回は残り湯の使用を控えるようにしてくださいね。

3. おしゃれ着用洗剤を入れる

取扱説明書を見て、適切な量の洗剤を入れてくださいね。

4. 洗濯物を取り出して干す

型崩れしないよう、早めに取り出して、形を整えましょう!

風通しの良い日陰に干すのがオススメですよ♪

ドライコースでさらに知っておくべきこと

においの元は洗濯機

今まで使ったことがない機能が使えるようになりましたね。

洗えないと思っていた服も、今日からはクリーニングに出さなくて済みそうです♪

しかし、便利な機能とは言っても万能ではありません。

やさしく洗ってくれることが裏目に出てしまうケースも……

まとめに入る前に、ドライコースについてもっと知っておきましょう!

ドライコースを使う際の注意点

まず、ドライコースを使う際に注意することを見ていきます。

汚れが隠れている

ネットなどに入れて洗うと、型崩れしにくいことはご存知かと思います。しかしここにも注意点が。

汚れてしまった部分が内側に隠れてしまう状態になっていると、汚れが落とせません。

その理由はドライコース特有のやさしい洗い方にあります。生地を傷めないようにしている反面、洗う力も抑えめになっていますよね。

通常コースでも言えることですが、汚れた面は表に出るようにしておきましょう。

洗剤を馴染ませる

先ほど説明したように、ドライコースのやさしさはデメリットにもなっています。

そこで洗浄効果を高めるために、汚れた部分に洗剤の原液を馴染ませておきましょう。

こうすることで、洗剤の効果を直接汚れに働かせることができます。

たったこれだけのことで洗浄効果が上がるので、ぜひ試してみましょう!

ドライコースでも洗えない服はある?

先程もお話したように、ドライコースでも洗えない服はあります。

当たり前のことですが、そもそも洗濯機で洗えない服はドライコースでも洗えません。

どこで判断したらいいのか不安になりますが、まずは洗濯表示を見てみましょう。

上にも表がありますが、これを見れば一発で判断ができます。

桶にバツがされているものは水洗い不可のマークですので、基本的には洗えません。

逆に、手洗いのできるものはドライコースが使えるので覚えておきましょう♪

たまに他のサイトで「セキユ系の表示は洗えない」という説明を見かけますが勘違いです。

これはクリーニング屋さんがセキユ系の溶剤を使うかどうかの判断をするための表示。

服が石油でできているという意味ではないので気を付けましょう!

豆知識:「ドライマーク」は関係ある?

ここでちょっと豆知識。ドライマークという表示をご存知ですか?

これはドライクリーニングができるという表示になります。

ですが、ドライクリーニングしかできないという意味だと勘違いしている方が多いようです。

わずかな違いですが、全く意味合いが違うので豆知識として覚えておきましょう♪

逆に、クリーニングに出してもいい服なのだという目印として使うこともできますね!

まとめ

お気に入りの衣類は長く大切に着たいものですよね。

汚れは落としたいけど、型崩れはできるだけ防ぎたい…なんて思う方も多いはず。

洗濯機のドライコースなら家庭で手軽に洗濯でき、いつでもお気に入りの服を着たいという願いを叶えてくれます。

汚れが気になる衣類は通常コースで、型崩れや色落ちが気になるものはドライコースを使用してみてはいかがでしょうか。

監修者
ライター
ワタシト 編集部
ワタシトは暮らしの不便を解決するアイデアや商品を紹介するメディアです。掃除や洗濯、日用品のお手入れ、ハウスクリーニング、家具、家電、生活雑貨の新商品など役立つ情報をお届けします。
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